さまざまな分野でキャリアを輝かせている女性たちに密着し、意識・無意識にかかわらず、その人が「いつもしている7つのこと」＝「セブンルール」を見つけ、掘り下げていく関西テレビ・フジテレビ系ドキュメンタリー『7RULES（セブンルール）』（毎週火曜　後11：00〜11：30）。26日放送分では、アイドルグループ「チェキッ娘」からスタイリストに転身した大瀧彩乃さん（35）に密着する。

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　ぽっちゃり系タレントを中心に衣装のスタイリングを手掛ける大瀧さん。今や世界のポップアイコンとなった渡辺直美をはじめ、柳原可奈子、横澤夏子らが絶大な信頼を寄せ、現在12組のタレントを担当する。体型を生かすことで魅力を引き出すスタイリングテクニックが評判を呼び、テレビ、雑誌、ファッションショーと仕事の依頼が絶えない。今年5月には、自身のおしゃれテクニックを伝授する『ぽっちゃり女子向けのファッションbook』（主婦と生活社）を出版するなど、多方面に活躍する。

　10代の頃は、アイドルグループ・チェキッ娘のメンバーとして、華やかな表舞台で活動していた。幼い頃からファッションが大好きだった彼女は、アイドル時代にタレントの魅力を衣装で引き出すスタイリストという仕事を知り、芸能界引退後にスタイリストのアシスタントとして働き始める。つらくて厳しいアシスタント生活を心配し、母親は「普通の仕事」を勧めたそうだが、彼女は「私にはこれしかできないから」とがむしゃらに頑張り続けた。

　スタイリストの仕事は衣装の買い付け、リース、返却、事務作業と多岐にわたり、12組のタレントを担当する彼女は、いつも重い荷物を両手いっぱいに抱え、足が棒になるまで衣装を探す。そんな、多忙を極める彼女が大切にしているのは、愛犬、そして家族と過ごす時間。売れっ子スタイリストは束の間の休日をどのように過ごし、リフレッシュしているのか？

　衣装の買い付けに行くというので、韓国取材も敢行。ほかの人とカブらないスタイリングをするため、日本にはないデザインや素材を求めてソウルの街を夜中まで歩き回る大瀧さん。どんなに忙しくても、体力的に厳しくても、笑顔を絶やさず裏方としてタレントを支えるスタイリストとしての思い、心がけているセブンルールに迫る。