俳優・大野拓朗が前野朋哉と共に漫才コンビ・潮干狩を結成した。9日には東京・新宿バティオスで行われた『ホリプロお笑いライブ〜シルバープレート〜Vol.33』にゲストとして出演。また23日に『M-1グランプリ2017』の予選に参加し、見事に1回戦を突破した。『ホリプロお笑いライブ』終演後に大野と前野はORICON NEWSのインタビューに応じ、結成理由や今後の展望などを語った。
■漫才出番のために揃いのスーツも制作
2人は10月2日にスタートするNHK連続テレビ小説『わろてんか』(月〜土 前8:00 総合ほか)に出演する。あらすじでは、キース役の大野とアサリ役の前野はコンビを組む設定であることが明かされている。しかし、この日はストーリーとは無関係のコンビ・潮干狩りとしてお笑いライブに出演した。潮干狩の宣材写真を制作するなど事務所もバックアップする。
ネタは2人が好きというチュートリアルのネタのように大野がモテるという流れから“ちょっと危ない一面”が垣間見えるというもの。テンポのいい展開から大オチまで一気に駆け抜けて観客の反応も良好だった。
出番を終えると大野は「楽しかったですね」と覚めやらぬハイテンションのまま振り返った。前野も「ここに出る前は、ものすごく興奮した。どうなるか、本当にわからなかったから」と回想した。ただ、客席の反応は確認できなかったという。「お客さんの反応を見る余裕はなかった」と大野が話せば、前野も「僕も最初の方は余裕があったけど、ここから怒涛のってところからは記憶がないです。妄想の世界に行っちゃっているから」と、まだまだ成長段階の部分も語った。
■ネタの練習も大真面目 本番直前に5時間練習
ネタ作りも真剣に取り組んでいる。ネタ作りにコント集団のザ・プラン9のお〜い!久馬に参加してもらい、流れやキャラ作りの指南を受けた。ただ、吉本新喜劇の作家も務める久馬はアドバイザー的な立ち位置で内容は大野と前野が考えている。大野は「久馬さんにご指導いただいたのはネタを突き詰めたいという思いがあったので」と話した。
練習もかなり熱が入っている。テレビ東京系のドラマ『LOVE理論』で初共演し、前野が「地元の親友みたいな感覚がある」と笑いながら明かすほど意気投合。今年4月になって朝ドラで共演が決まって以降、自然な流れでコンビを組むことに決めた。8月になってネタが決まってからは撮影中の「ちょっとした空き時間でもネタ合わせしたり、『ここはこうかな』って相談をしたりする」(大野)と合間を見つけては練習するという日々を過ごした。
さらに大野は「芸人さんみたいに壁向かって練習もしました。普通、芸人さんって壁に向かってやるときって小声じゃないですか。全力でやっちゃいますよね(笑)」と明かし、大野も「加減がわからなくなるんだよね(笑)」と練習から全力投球だったことを明かした。
■M-1にも挑戦「ドラマの枠を超えてやりたい」
23日に行われたM-1グランプリの予選に参加。前野は昨年、森岡龍と組んで1回戦を突破していたが大野は初挑戦となった。結果は見事に1回戦を突破した。本番をこなすことでドラマにも役立つという。『ホリプロお笑いライブ』では出番を終えた後、“先輩芸人”から舞台上で「マイクとの距離がちょっと遠かったな」とアドバイスを受けた。「撮影で漫才をやったとしても、お客さんがいないところだったり、いても(ネタを)知ってて見たりする。そうなってくると、面白いかどうかが視聴者に委ねられて僕らの判断ではわからなくなってくる。(今回も)マイクから離れて無意識にやっていた。そういうのはやってみないとわからない」と前野。ドラマではどちらがボケとツッコミを務めるか決まっていないが、確実に経験は生かされそうだ。
大野は「場数を踏んで、いざ撮影でやるときに本物感を出したい」と話すが「芸人役ですけどドラマの枠を超えてやりたい。突き詰めていきたい」と意気込んだ。その真意については「前野さんも言っていたんですけど芸人さんで俳優を一流にやっている方はたくさんいる。でも、俳優から漫才師とか芸人で一流になっている人ってあまりいない。せっかくだから僕らで一緒にやりますかってなったんです。芸人さん達の凄さにも憧れもあります。どういう世界が見えるんだろうなって。舞台上で笑いをとった快感はすごいんだって聞くけど、芸人さんが熱く言うほどの快感って、どんなものなのか知りたかった」と熱っぽく語った。
真剣にコンビを組んだことで見えた世界もある。前野は「大きい笑いを取りたいですね」ときっぱり。M-1以外の賞レースについても「挑戦させていただけるのであれば挑戦したい」と声を揃えた。漫才師としての目標を聞くと前野は「ちょっとでも稼げるぐらいになりたい」と話し、大野も「それがプロってものだからね。それを目指しましょう」と同調した。大野は「単独ライブもやってみたい。漫才もコントも入れて」と目を輝かせ「お笑いが大好き。やるからにはしっかりやりたい」ときっぱり。2人の挑戦はまだまだ始まったばかりだ。
■漫才出番のために揃いのスーツも制作
2人は10月2日にスタートするNHK連続テレビ小説『わろてんか』(月〜土 前8:00 総合ほか)に出演する。あらすじでは、キース役の大野とアサリ役の前野はコンビを組む設定であることが明かされている。しかし、この日はストーリーとは無関係のコンビ・潮干狩りとしてお笑いライブに出演した。潮干狩の宣材写真を制作するなど事務所もバックアップする。
ネタは2人が好きというチュートリアルのネタのように大野がモテるという流れから“ちょっと危ない一面”が垣間見えるというもの。テンポのいい展開から大オチまで一気に駆け抜けて観客の反応も良好だった。
出番を終えると大野は「楽しかったですね」と覚めやらぬハイテンションのまま振り返った。前野も「ここに出る前は、ものすごく興奮した。どうなるか、本当にわからなかったから」と回想した。ただ、客席の反応は確認できなかったという。「お客さんの反応を見る余裕はなかった」と大野が話せば、前野も「僕も最初の方は余裕があったけど、ここから怒涛のってところからは記憶がないです。妄想の世界に行っちゃっているから」と、まだまだ成長段階の部分も語った。
■ネタの練習も大真面目 本番直前に5時間練習
ネタ作りも真剣に取り組んでいる。ネタ作りにコント集団のザ・プラン9のお〜い!久馬に参加してもらい、流れやキャラ作りの指南を受けた。ただ、吉本新喜劇の作家も務める久馬はアドバイザー的な立ち位置で内容は大野と前野が考えている。大野は「久馬さんにご指導いただいたのはネタを突き詰めたいという思いがあったので」と話した。
練習もかなり熱が入っている。テレビ東京系のドラマ『LOVE理論』で初共演し、前野が「地元の親友みたいな感覚がある」と笑いながら明かすほど意気投合。今年4月になって朝ドラで共演が決まって以降、自然な流れでコンビを組むことに決めた。8月になってネタが決まってからは撮影中の「ちょっとした空き時間でもネタ合わせしたり、『ここはこうかな』って相談をしたりする」(大野)と合間を見つけては練習するという日々を過ごした。
さらに大野は「芸人さんみたいに壁向かって練習もしました。普通、芸人さんって壁に向かってやるときって小声じゃないですか。全力でやっちゃいますよね(笑)」と明かし、大野も「加減がわからなくなるんだよね(笑)」と練習から全力投球だったことを明かした。
■M-1にも挑戦「ドラマの枠を超えてやりたい」
23日に行われたM-1グランプリの予選に参加。前野は昨年、森岡龍と組んで1回戦を突破していたが大野は初挑戦となった。結果は見事に1回戦を突破した。本番をこなすことでドラマにも役立つという。『ホリプロお笑いライブ』では出番を終えた後、“先輩芸人”から舞台上で「マイクとの距離がちょっと遠かったな」とアドバイスを受けた。「撮影で漫才をやったとしても、お客さんがいないところだったり、いても(ネタを)知ってて見たりする。そうなってくると、面白いかどうかが視聴者に委ねられて僕らの判断ではわからなくなってくる。(今回も)マイクから離れて無意識にやっていた。そういうのはやってみないとわからない」と前野。ドラマではどちらがボケとツッコミを務めるか決まっていないが、確実に経験は生かされそうだ。
大野は「場数を踏んで、いざ撮影でやるときに本物感を出したい」と話すが「芸人役ですけどドラマの枠を超えてやりたい。突き詰めていきたい」と意気込んだ。その真意については「前野さんも言っていたんですけど芸人さんで俳優を一流にやっている方はたくさんいる。でも、俳優から漫才師とか芸人で一流になっている人ってあまりいない。せっかくだから僕らで一緒にやりますかってなったんです。芸人さん達の凄さにも憧れもあります。どういう世界が見えるんだろうなって。舞台上で笑いをとった快感はすごいんだって聞くけど、芸人さんが熱く言うほどの快感って、どんなものなのか知りたかった」と熱っぽく語った。
真剣にコンビを組んだことで見えた世界もある。前野は「大きい笑いを取りたいですね」ときっぱり。M-1以外の賞レースについても「挑戦させていただけるのであれば挑戦したい」と声を揃えた。漫才師としての目標を聞くと前野は「ちょっとでも稼げるぐらいになりたい」と話し、大野も「それがプロってものだからね。それを目指しましょう」と同調した。大野は「単独ライブもやってみたい。漫才もコントも入れて」と目を輝かせ「お笑いが大好き。やるからにはしっかりやりたい」ときっぱり。2人の挑戦はまだまだ始まったばかりだ。
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2017/09/24