2019年にNHKで放送される宮藤官九郎氏脚本の大河ドラマのタイトルが『いだてん〜東京オリムピック噺(ばなし)〜』に決定し、2人の主役を前半・中村勘九郎、後半・阿部サダヲがリレーする形で務めることが3日、発表された。
タイトルの「いだてん」とは「とても足の速い人」のこと。勘九郎が演じるのは、初挑戦のマラソンで世界記録を樹立し「ストックホルム大会」に参加した日本人初のオリンピアン、金栗四三。大河ドラマは『新選組!』以来、2度目の出演となる勘九郎は、金栗さんが残した言葉を借りて「笑顔を絶やさず、体力、気力、努力で走りきりたい」と意気込みを語った。
一方、阿部は、政治記者をしながら、1964年の東京オリンピックの実現に尽力した田畑政治を演じる。今年の大河ドラマ『おんな城主 直虎』に徳川家康役で出演中の阿部は「(大河主役は)ないだろうなって思っていたら」とニヤリ。「テレビドラマでは10年以上、宮藤官九郎さんの作品に出ていないので、『あまちゃん』にも出ていません。楽しみです。あなたも、あなたも“かんくろう”ですよね」と、二人の“かんくろう”に目配せして笑わせた。
ちなみに、Wかんくろうのタッグは過去に舞台作品であったが、テレビドラマでは初となる。
勘九郎は、父、十八代目中村勘三郎さんが五代目勘九郎時代に主演した大河ドラマ『元禄繚乱』(1999年)から20年越しで自身も大河の主役を務めるめぐり合わせに感慨深げ。「素直にうれしいですし、ちょっと勝ったんじゃないかな。歌舞伎役者なのに時代劇ではなく現代の金栗四三さんを演じられるから。もし、父が生きていたら宮藤さんのところに行って『おれも出して』と直談判して、『(金栗さんの)晩年をやる』とか言い出すかも」と思いを馳せた。
奇遇にも『元禄繚乱』は阿部が初めて出演した大河ドラマでもあり、「不思議な感じです」と話していた。
タイトルの「いだてん」とは「とても足の速い人」のこと。勘九郎が演じるのは、初挑戦のマラソンで世界記録を樹立し「ストックホルム大会」に参加した日本人初のオリンピアン、金栗四三。大河ドラマは『新選組!』以来、2度目の出演となる勘九郎は、金栗さんが残した言葉を借りて「笑顔を絶やさず、体力、気力、努力で走りきりたい」と意気込みを語った。
一方、阿部は、政治記者をしながら、1964年の東京オリンピックの実現に尽力した田畑政治を演じる。今年の大河ドラマ『おんな城主 直虎』に徳川家康役で出演中の阿部は「(大河主役は)ないだろうなって思っていたら」とニヤリ。「テレビドラマでは10年以上、宮藤官九郎さんの作品に出ていないので、『あまちゃん』にも出ていません。楽しみです。あなたも、あなたも“かんくろう”ですよね」と、二人の“かんくろう”に目配せして笑わせた。
ちなみに、Wかんくろうのタッグは過去に舞台作品であったが、テレビドラマでは初となる。
勘九郎は、父、十八代目中村勘三郎さんが五代目勘九郎時代に主演した大河ドラマ『元禄繚乱』(1999年)から20年越しで自身も大河の主役を務めるめぐり合わせに感慨深げ。「素直にうれしいですし、ちょっと勝ったんじゃないかな。歌舞伎役者なのに時代劇ではなく現代の金栗四三さんを演じられるから。もし、父が生きていたら宮藤さんのところに行って『おれも出して』と直談判して、『(金栗さんの)晩年をやる』とか言い出すかも」と思いを馳せた。
奇遇にも『元禄繚乱』は阿部が初めて出演した大河ドラマでもあり、「不思議な感じです」と話していた。
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2017/04/03