俳優・菅田将暉（24）が、3日深夜放送のラジオ番組『菅田将暉のオールナイトニッポン（ANN）』（ニッポン放送　毎週月曜　深1：00）に生出演。自身初となるラジオレギュラーに華を添えようと、番組冒頭では前口上とばかりに「ラジオって、やっぱり人間そのものなんじゃないかって思った。菅田将暉という人間が、ラジオの前のあなたという人間とつながる。出演者は僕とあなた…人間・菅田将暉劇場、開演です！」とまくし立てた。

　出だしから見事な語りでスタートした菅田は「最初、決まりましたね！オールナイトニッポン史上一番カッコいい語りから始めようということでやってみたんですけど、深そうなこと言っていて、中身ゼロですからね」とにっこり。それでも、初のレギュラー番組に感慨深さもあったといい「デビューするっていうことだからなのか、話しながら涙出そうになりました。ちょっとグッときちゃいましたね」と明かした。

　その後も、リラックスした様子でフリートークやリスナーからの質問などを読み上げていった菅田。大阪出身らしく、リスナーからのイジりにテンポ良くツッコミを入れながら笑いを生み出していく“関西弁”全開のトークに注目が集まり、ネット上では「低音ボイスの関西弁、最高！」「菅田くんの生関西弁、めっちゃ心地良すぎる」「関西弁さく裂してる！かわいすぎてヤバい」などといった絶賛の声で相次いだ。

　番組中盤ではradikoのタイムフリー機能を使って、冒頭部分の様子を自ら聴き直すなど、新規リスナー獲得を意識した試みも。記念すべきレギュラー初回で、堂々と2時間しゃべり倒すと「最高の船出になりました。これからも一生懸命やっていきたいと思います」と手応えをにじませた。

　放送終了後には、ORICON NEWSの取材に応じ「何かあっという間でした。楽しかったです。きょうは失敗も含め、やれるものは全部出せたかな…」と充実した表情。「しゃべればしゃべるほど、何かが浄化されていくんですよ」とラジオならでは魅力を堪能したようで「聴いている人も単純に菅田将暉ということを忘れて、楽しく聴けるものにすること、僕自身も落ち着ける場所にすること。まだ、言いたいことと口が追いつかないので、当面はそこが目標です」と意気込んでいた。