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【直虎】ついに名乗り 柴咲コウ「リーダーシップを学んでいる」

 NHKで放送中の大河ドラマ『おんな城主 直虎』(毎週日曜 後8:00 総合ほか)の第12回「おんな城主直虎」(3月26日放送)でついに、「井伊直虎」が名乗りを上げた。主演する柴咲コウも「やっと来た! という思いがありました。あのシーンは昨年末に撮ったのですが、とても気持ちの良いお芝居ができました」と振り返る。

大河ドラマ『おんな城主 直虎』井伊家の領主として名乗りを上げた井伊直虎(柴咲コウ)(C)NHK

大河ドラマ『おんな城主 直虎』井伊家の領主として名乗りを上げた井伊直虎(柴咲コウ)(C)NHK

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 今川が仕掛けた罠にはまった井伊直親(三浦春馬)。最愛の人を失った原因は自分にあると、自責の念にさいなまれながらも、井伊家のため、領地の民のために城主となることを受け入れた直虎。

 「直親の現(うつ)し身として虎松を守るために生きる。それがドン底の中で見た唯一の光。それしかなかったんだと思います」。

 上座の“城主席”からの眺めは「思い描いていたものとは少し違っていました。もっと主従関係を感じるものなのかと思っていたら、そういう感じではなく、家臣たちの言い分や長所、短所を客観的に見て、バランスをとって調整する席なんだ、と気づきました。城主になりたての頃は、そのことに気づかず、直虎自ら感情を爆発させてしまうのですが、徐々に客観的に判断できる直虎に成長していく姿が描かれていけばいいなと思いました」。

 小さいながらも一城一国の主となった直虎と、大河ドラマの主演を務める自分自身が「すごくリンクする、とつくづく思う。これまで誰かの相手役を演じることが多かったので、虎の威を借ることもできたけれど、今回は違う。自分の役割を全うすることプラス、周りを盛り上げていきたいという気持ちも高まっているのですが、一人っ子気質が出てきてしまって…。直虎も一緒です。井伊家のために井伊谷の民のためにと思っていながら、政(まつりごと)に関してはどうしたらいいかわからない。私もリーダーシップをこの現場で学んでいくんだと思います」。

 第13回以降も「脚本が面白いので、何の心配もしていない」ときっぱり。「撮影が始まって半年が経ちますが、あっという間。視界良好。快走している気分です。楽しく和気あいあいと現場は進んでいるので、それが画面を通して視聴者の皆さんにも伝わればいいなと思っています」。

関連写真

  • 大河ドラマ『おんな城主 直虎』井伊家の領主として名乗りを上げた井伊直虎(柴咲コウ)(C)NHK
  • 第13回「城主はつらいよ」(4月2日放送)より(C)NHK
  • 大河ドラマ『おんな城主 直虎』第13回「城主はつらいよ」(4月2日放送)より。領主が代替わりしたことを聞きつけた瀬戸村の百姓・甚兵衛(山本學)が直虎のもとを訪れ、借金の棒引きを意味する「徳政令」の発布を求める。左から、中野直之(矢本悠馬)、井伊直虎(柴咲コウ)、奥山六左衛門(田中美央) (C)NHK
  • 大河ドラマ『おんな城主 直虎』第13回「城主はつらいよ」(4月2日放送)より。しの(貫地谷しほり)は、幼い虎松(寺田心)の成長を見守る。右は、なつ(山口紗弥加)と亥之助(荒井雄斗)(C)NHK

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