アイドルグループ・HKT48が1日、さいたまスーパーアリーナで『春の関東ツアー2017 〜本気のアイドルを見せてやる〜』の埼玉公演・昼の部を開催し、2012年11月にAKB48から完全移籍した多田愛佳(22)の卒業セレモニーが行われた。AKB48時代から多田を溺愛していた指原莉乃(24)は、2人だけで「思い出のほとんど」を歌うと涙が止まらず、号泣しながら抱き合った。
AKB48で3期生の多田と5期生の指原は、チームB、チームAと同じチームに所属し、同じ2012年にHKT48に移籍するなど思い出を共有してきた間柄。指原はこの日何度も「泣かずにらぶたん(多田)を見送るよ〜!」とファンに呼びかけていたが、リハーサル時から誰より泣いていたという。「思い出のほとんど」では泣かないよう、多田のほうを見ないように歌っていたが、向かい合うと涙、涙。多田が「泣かないで」と声をかけると、指原は「らぶたん、ありがとう…」と声を振り絞り、2人は握手を交わし、しばし抱き合った。
地元・埼玉のステージに1人で立った多田は、一面ピンクに染まった会場を見渡すと「大好きな出身地の埼玉で卒業セレモニーを開いてくださって、本当に幸せ者だなと思います」としみじみ。「きょうはエイプリルフールですが、私はウソをつかずに本当に卒業します」と宣言し、観客が「エ〜!」と別れを惜しむと「胸に手を当ててみてください。いつでも私はそばにいますよ」と茶目っ気たっぷりにファンに呼びかけた。
卒業後、女優を目指す多田は「2年間が勝負だと思っています。4月10日に卒業してから2年間は、アイドル時代の私よりもものすごく、死ぬほど頑張りたい。アイドルの多田愛佳のほうが好きな方もいると思います。離れてしまうこともあると思うんですけど、2年の間にその人たちを取り戻したいと思います」と力強く宣言。涙ながらに見守っていたファンから割れんばかりの拍手が沸き起こった。
3年前に卒業を考え始めた頃から、歌うと決めていたという「あなたがいてくれたから」を1人で涙ながらに熱唱。本編ラストは指原が「あいちゃんに内緒でリハーサルしてきた曲があります」と紹介し、「今 君を想う」で締めくくり。多田を慕っていたメンバーが涙で歌えなくなると観客が大合唱で支え、指原はメンバーの気持ちを代弁して「あいちゃん、HKTに移籍してきてくれてありがとう!」と叫んだ。
チームKIVキャプテンを務めていた多田は、新キャプテンに本村碧唯(19)を指名。固まる本村の手を握りながら「あおいらしいキャプテンをやってほしいと思います」とエールを送り、指原からも「あおテン(あおいキャプテンの略)、しっかり仕切っていってよ」と激励されると、本村は「頼りないですけど頑張ります」と約束した。
最後に「卒業したら“こういう道もあるんだな”という道標みたいな人になりたい。女優としての夢は、すっごい大きいことを言うので絶対かなえられないと思うんですけど、賞を獲ることです」と目標を掲げた多田は「皆さん本当に楽しい10年間を私に捧げてくれてありがとうございました。卒業してもHKT48のことはイチオシのグループとして応援していきたいと思います」とあいさつ。1万5000人のファンに「行ってらっしゃ〜い!」と送り出されると「行ってきま〜す! ありがとう、愛してるよ〜」と“らぶたんスマイル”を残してステージを後にした。
多田は2007年4月8日に渡辺麻友(23)、柏木由紀(25)らとともにAKB48の3期生として劇場公演デビュー。加入当時は12歳で妹キャラだったが、12年11月にHKT48移籍後はチームKIVのキャプテンを務めるなど、指原莉乃(24)とともにグループを引っ張り、若手メンバーに慕われた。
AKB48で3期生の多田と5期生の指原は、チームB、チームAと同じチームに所属し、同じ2012年にHKT48に移籍するなど思い出を共有してきた間柄。指原はこの日何度も「泣かずにらぶたん(多田)を見送るよ〜!」とファンに呼びかけていたが、リハーサル時から誰より泣いていたという。「思い出のほとんど」では泣かないよう、多田のほうを見ないように歌っていたが、向かい合うと涙、涙。多田が「泣かないで」と声をかけると、指原は「らぶたん、ありがとう…」と声を振り絞り、2人は握手を交わし、しばし抱き合った。
地元・埼玉のステージに1人で立った多田は、一面ピンクに染まった会場を見渡すと「大好きな出身地の埼玉で卒業セレモニーを開いてくださって、本当に幸せ者だなと思います」としみじみ。「きょうはエイプリルフールですが、私はウソをつかずに本当に卒業します」と宣言し、観客が「エ〜!」と別れを惜しむと「胸に手を当ててみてください。いつでも私はそばにいますよ」と茶目っ気たっぷりにファンに呼びかけた。
卒業後、女優を目指す多田は「2年間が勝負だと思っています。4月10日に卒業してから2年間は、アイドル時代の私よりもものすごく、死ぬほど頑張りたい。アイドルの多田愛佳のほうが好きな方もいると思います。離れてしまうこともあると思うんですけど、2年の間にその人たちを取り戻したいと思います」と力強く宣言。涙ながらに見守っていたファンから割れんばかりの拍手が沸き起こった。
3年前に卒業を考え始めた頃から、歌うと決めていたという「あなたがいてくれたから」を1人で涙ながらに熱唱。本編ラストは指原が「あいちゃんに内緒でリハーサルしてきた曲があります」と紹介し、「今 君を想う」で締めくくり。多田を慕っていたメンバーが涙で歌えなくなると観客が大合唱で支え、指原はメンバーの気持ちを代弁して「あいちゃん、HKTに移籍してきてくれてありがとう!」と叫んだ。
チームKIVキャプテンを務めていた多田は、新キャプテンに本村碧唯(19)を指名。固まる本村の手を握りながら「あおいらしいキャプテンをやってほしいと思います」とエールを送り、指原からも「あおテン(あおいキャプテンの略)、しっかり仕切っていってよ」と激励されると、本村は「頼りないですけど頑張ります」と約束した。
最後に「卒業したら“こういう道もあるんだな”という道標みたいな人になりたい。女優としての夢は、すっごい大きいことを言うので絶対かなえられないと思うんですけど、賞を獲ることです」と目標を掲げた多田は「皆さん本当に楽しい10年間を私に捧げてくれてありがとうございました。卒業してもHKT48のことはイチオシのグループとして応援していきたいと思います」とあいさつ。1万5000人のファンに「行ってらっしゃ〜い!」と送り出されると「行ってきま〜す! ありがとう、愛してるよ〜」と“らぶたんスマイル”を残してステージを後にした。
多田は2007年4月8日に渡辺麻友(23)、柏木由紀(25)らとともにAKB48の3期生として劇場公演デビュー。加入当時は12歳で妹キャラだったが、12年11月にHKT48移籍後はチームKIVのキャプテンを務めるなど、指原莉乃(24)とともにグループを引っ張り、若手メンバーに慕われた。
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2017/04/01