歌手でタレントの高橋みなみが25日・26日からBS日テレで放送される二夜連続特番『心の絆！ 旅立ちスペシャル 2017〜エール！輝く君の明日のために〜』（後7：00）の番組収録会見に出席した。新たな旅立ちをテーマにした同番組だが「私自身、AKB48という10年在籍したグループを卒業して新たな一歩を踏み出した訳ですが、何かを始めるのには、はじめは恐いものです」と実体験を込めてしみじみ。先日、同期・小嶋陽菜の卒業コンサートの応援に駆けつけたが「既に知らないメンバーが10名以上いました。その時『あぁ、私は巣立ったのだな』と感じました」と驚いていた。

　今回で第3弾となる同番組は桜の花が舞い散る卒業シーズン、別れと旅立ちの季節に学生たちはもちろん、定年退職や転職、夢へのチャレンジなど、人生の新たなステージに向けて旅立つ人々と、それを支える周囲の人々との心の絆を追ったドキュメンタリー。高橋のほかには、小泉孝太郎、つるの剛士、浜口京子が出演し、木野花、桜庭ななみ、金子貴俊、田山涼成がナレーションを務める。

　自身の夢について浜口が「私の夢はお嫁さんになることです」と掲げ、高橋は「私の夢は当初20歳の頃までに結婚することでしたが、気付けば今20代半ばですね。今は30代半ばまでにできたらいいなと思っています」と苦笑すると小泉も「私の夢は、今私は独身なので、つるの剛士さんのように早く家族を持つことです」と結婚願望を告白。すでに子だくさんのつるのは「私の夢は、自分の子どもたちが親元から巣立って欲しいなと思っています」と思いやった。

　収録を終え、高橋は「旅立ちにはさまざまな形があるのだなと思いました。年齢がいくつになっても夢を追いかけていいのだなとも思いました」と刺激を受けた様子。小泉は「年齢性別問わず、さまざまな職業や夢をもっていて、皆さまやりたいと持っていることをされていらっしゃる方々でしたのでキラキラ輝いていました。ものすごくエネルギーをもらいましたし、日本の広さを感じました」と感慨深げに明かしていた。