俳優の山下智久、女優の新垣結衣、戸田恵梨香らが出演したフジテレビ系ドラマ『コード・ブルー〜ドクターヘリ緊急救命〜』の第3シーズンが、7月から「月9」枠で放送されることが10日、明らかになった。3人のほか浅利陽介、比嘉愛未らメインキャストが再集結する。

　同シリーズは、「ドクターヘリ」に乗り込むフライトドクターを目指す若者たちの姿を初めて取り上げたドラマとして、2008年7月期にスタート。特番を経て10年1月期に第2シーズンが放送され、今年の夏に7年ぶりに復活する。

　スタート当時は注目の若手だった主要キャスト5人は、今や全員が主役クラスに成長。山下は「久しぶりに5人で集まれること、そして藍沢をまた演じられる事をうれしく思い、成長した姿を皆さまにお見せする事ができたらと思います。ドクターヘリの配備もスタート当初の14機から来月には50機になるということで、ドラマを通して、実際に多くの方にドクターヘリの存在を広められた事は誇りであり、素直にうれしいです。新シーズンを通して、また少しでも貢献できたらと思います。全情熱を注いで頑張ります」と意気込み。

　第1シーズンの撮影中に20歳の誕生日を祝ってもらったという新垣は「また20代最後の歳に“白石恵”と向き合う事になり7年ぶりの再集結ということで、とても大きな縁と使命と課題を感じています。物語の中で状況や立場など、あらゆる事が7年前とは大きく変わったであろう今の新しい『コード・ブルー』を、あのとき共に懸命に駆け抜けたこの5人でまたやれる事がとても楽しみです」と7年ぶりのドクターヘリを心待ちにする。

　今シリーズから新たに出演する後輩役など、その他のキャストは今後発表される。

『コード・ブルー〜ドクターヘリ緊急救命〜』あらすじ
　10年以上のキャリアを越えた彼らは、仕事もプライベートも自分の人生と向き合い始める年代に達し、それぞれの道を歩みだしていた。
　藍沢耕作（山下）は翔陽大学付属北部病院の救命センターを離れ、脳外科医として研鑽をつみさらなる高みをめざし日々オペを行っている。白石恵（新垣）は人手不足の翔北救命センターで今やフライトドクターのスタッフリーダーとして奮闘していた。
　かつてはともにフライトドクターを目指していた緋山美帆子（戸田）は翔北病院を離れ周産期医療センターで産婦人科医としての道を歩んでいた。冴島はるか（比嘉）は、今もフライトナースとしての道を究め続けエースとして活躍中。また藤川一男（浅利）も白石と共に翔北救命を支える整形外科専門の救命医となっていた。
　それぞれに命と真剣に向き合いながら、あるものは家族を失い、あるものは恋人と出会い、あるものはライバルと熾烈な戦いを繰り広げるなど新たな局面を迎えていた…。