「水原希子ちゃんと山本美月ちゃんが僕のことを取り合ってくれてオイシイ役だな。モテて、うれしいです(笑)」。
そう語るのは、関西テレビ・フジテレビ系で放送中のドラマ『嘘の戦争』(毎週火曜 後9:00)に主演する草なぎ剛。同ドラマは、幼い頃に家族を殺された過去を持つ主人公・一ノ瀬浩一が、詐欺を生業にしていたところ、実行犯や黒幕の存在を知ってしまい、詐欺師らしいやり方で復讐を果たしていく物語。水原は浩一とともに詐欺をはたらく相棒のハルカ、山本は黒幕の二科興三(市村正親)の長女で、救急救命医の楓を演じている。
浩一とハルカは一蓮托生の間柄だが、恋愛感情を抱いているのはハルカだけ? 一方の楓は、まさか自分の父親への復讐を企んでいるとは知らずに、浩一のことを本気で好きになってしまった様子。楓の前では、ハルカは浩一の前の彼女ということになっている。一貫しているのは、浩一がハルカや楓のことをどう思っているか、その本心がまったくつかめないということ。
「僕もやっていてわからなくて(笑)。浩一が本当はどう思っているかはあまり考えずに、その時のその場の感情だけで演じています。それを監督がうまくつなげてくれている。僕にピッタリな役ですね」。
関西テレビでは『いいひと。』(1997年)にはじまり、草なぎ主演のドラマを多く制作してきた。その中の「僕シリーズ3部作」は、草なぎの代表作となっている。今回の『嘘の戦争』の前には、韓国ドラマをリメイクした『銭の戦争』(2015年1月期)があり、この2作を“復讐シリーズ”と呼んでいる。
「20年くらい一緒にドラマを作ってきましたが、こんな僕のことを信頼して下さって、ありがたないな、って。僕の性格もわかってくれているから、自由にさせてくれるというか、うまく操ってくれるというか。僕は、走れと言われたら走るし、転べと言われたら転ぶだけ。それは、『いいひと。』の頃から変わっていなくて。ちょっと甘えちゃっているところもあるかもしれないけど、それでも僕のこと好きでしょ?って、思わせてくれる。愛されているな…って感じます、申し訳ないくらいに(笑)。その分、僕も信頼に応えたいですし、ちゃんといい作品にしたいな、という気持ちになります」。
今回の作品を「漢字一文字で表してほしい」という質問には、「真」と即答。「出演者もスタッフも真っ直ぐにやってきたのは嘘じゃない。嘘をつくときも真っ直ぐ嘘をついているから。パッと思いついたんだけど、『嘘』と対照的で、キャッチーでしょう(笑)」。
ドラマは後半戦。浩一は、復讐の本懐を遂げることはできるのか。
「復讐劇だけど、最後にポッとあたたかい気持ちになれて、番組が終わってからもずっとその気持ちが続くような作品になったらいいな、と思うんだよね。最後まで、ハラハラドキドキする展開がかなりあると思うので、楽しみにしていてください」。
そう語るのは、関西テレビ・フジテレビ系で放送中のドラマ『嘘の戦争』(毎週火曜 後9:00)に主演する草なぎ剛。同ドラマは、幼い頃に家族を殺された過去を持つ主人公・一ノ瀬浩一が、詐欺を生業にしていたところ、実行犯や黒幕の存在を知ってしまい、詐欺師らしいやり方で復讐を果たしていく物語。水原は浩一とともに詐欺をはたらく相棒のハルカ、山本は黒幕の二科興三(市村正親)の長女で、救急救命医の楓を演じている。
浩一とハルカは一蓮托生の間柄だが、恋愛感情を抱いているのはハルカだけ? 一方の楓は、まさか自分の父親への復讐を企んでいるとは知らずに、浩一のことを本気で好きになってしまった様子。楓の前では、ハルカは浩一の前の彼女ということになっている。一貫しているのは、浩一がハルカや楓のことをどう思っているか、その本心がまったくつかめないということ。
「僕もやっていてわからなくて(笑)。浩一が本当はどう思っているかはあまり考えずに、その時のその場の感情だけで演じています。それを監督がうまくつなげてくれている。僕にピッタリな役ですね」。
関西テレビでは『いいひと。』(1997年)にはじまり、草なぎ主演のドラマを多く制作してきた。その中の「僕シリーズ3部作」は、草なぎの代表作となっている。今回の『嘘の戦争』の前には、韓国ドラマをリメイクした『銭の戦争』(2015年1月期)があり、この2作を“復讐シリーズ”と呼んでいる。
「20年くらい一緒にドラマを作ってきましたが、こんな僕のことを信頼して下さって、ありがたないな、って。僕の性格もわかってくれているから、自由にさせてくれるというか、うまく操ってくれるというか。僕は、走れと言われたら走るし、転べと言われたら転ぶだけ。それは、『いいひと。』の頃から変わっていなくて。ちょっと甘えちゃっているところもあるかもしれないけど、それでも僕のこと好きでしょ?って、思わせてくれる。愛されているな…って感じます、申し訳ないくらいに(笑)。その分、僕も信頼に応えたいですし、ちゃんといい作品にしたいな、という気持ちになります」。
今回の作品を「漢字一文字で表してほしい」という質問には、「真」と即答。「出演者もスタッフも真っ直ぐにやってきたのは嘘じゃない。嘘をつくときも真っ直ぐ嘘をついているから。パッと思いついたんだけど、『嘘』と対照的で、キャッチーでしょう(笑)」。
ドラマは後半戦。浩一は、復讐の本懐を遂げることはできるのか。
「復讐劇だけど、最後にポッとあたたかい気持ちになれて、番組が終わってからもずっとその気持ちが続くような作品になったらいいな、と思うんだよね。最後まで、ハラハラドキドキする展開がかなりあると思うので、楽しみにしていてください」。
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2017/02/21