1968年1月4日、オリコンがレコード(後にCD)の売り上げを集計したランキングの発表をはじめて50年が経過した。今年1月16日までの半世紀に「オリコン週間シングルランキング」で1位に輝いた曲数は1500曲。時代を象徴する名曲の数々が1位を獲得し、音楽シーンにおける人気のバロメーターの一つとして親しまれてきた。そんなオリコンランキングとともに、日本の音楽シーンの半世紀を楽しむ番組『歌のゴールデンヒット〜オリコン1位の50年間〜』が、TBS系で13日(後7:00〜10:54)に放送される。MCを務める、堺正章、篠原涼子、宮迫博之(雨上がり決死隊)の3人が、オリコンランキングの思い出や番組の見どころについて語った。
堺は、ザ・スパイダースのボーカルとしての音楽活動をはじめ、ソロとしても1971年に「さらば恋人」で週間2位を獲得。『NTV紅白歌のベストテン』(日本テレビ)、『輝く!日本レコード大賞』(TBS)などの音楽番組で長年司会を務め、音楽シーンへの造詣が深い。
「オリコンというと、リスナーは自分が支持しているアーティストが『今週は何位だろうか』と気になるものだと思います。でもそれ以上に歌っている側にも『今週も1位だろうか』『ランキングが落ちてしまっただろうか』といったすごいドラマがあって、そういう意味ではオリコンに心を動かされたのは歌っている方じゃないかなという気がしています」と、アーティストの立場で本音を吐露した。
いまは女優として活躍する篠原も1位になったことがある。かつて東京パフォーマンスドールのメンバーとしてCDデビューし、その後、小室哲哉のプロデュースで、篠原涼子 with t.komuroとしてリリースした「恋しさと せつなさと 心強さと」が1994年に1位を獲得。「小室ブーム」と言われた社会現象のきっかけとなった。ところが、オリコン1位は完全に「想定外」だったといい、篠原は「自分たちがついていけない状態。それからいっぱい仕事が入ってくるようになって、びっくりしました。世界が一気に変わった」と振り返った。今回の番組ではプロデューサーの小室と約20年ぶりに対面するコーナーが用意され、当時の楽曲制作秘話が語られる。
宮迫もバラエティー番組の企画で、山口智充とユニット「くず」を結成し、「全てが僕の力になる!」で2004年に1位を獲得した実績を持つ。「僕の年齢はオリコンと同じ年くらいです。歴代1位は、その時代を彩った代表曲なので、心に刻まれています。しかも、生まれる前や、覚えているはずのない1歳2歳の時にリリースされた曲のことも全部知っているんですね。それだけ1位になった歌というのは、人々の思い出の中に残っていて、時代が変わっても語り継がれていくのだと思うと感動しました」と話していた。
3人の中でただ一人1位を取っていない堺は「さらば恋人」を抑えて週間ランキングで1位を獲得した人物と対面し、互いに楽曲を歌唱するほか、スペシャルゲストとしてかつて『夜のヒットスタジオ』(フジテレビ)で司会を務めた芳村真理が登場し、47年ぶりに2人で「松田聖子イントロクイズ」の司会を務める。
『歌のトップテン』などの音楽番組の司会を担当した徳光和夫と、ミッツ・マングローブの親戚コンビが番組のナレーターとして共演。ゲスト出演者として、石井竜也、菊池桃子、小柳ルミ子、今陽子、高見沢俊彦、千秋、増田惠子、薬丸裕英(50音順)の名前も挙がっている。
堺は「番組の出演者の皆さんが、当時は言えなかったようなことも思い出していろいろお話しして下さっています。懐古的になるのではなく、当時を思っていまを考える、という事がすごく大事かなと思います。ぜひ、ご覧ください」と呼びかけていた。
■オリコン1位の約4分の1はジャニーズ
番組では、実際に1位を獲得したアーティストによる楽曲の歌唱のほか、「ジャニーズヒットソング特集」「ピンクレディー ヒット曲メドレー」などの企画を放送予定。ジャニーズに関しては、オリコン50年の歴史の中でランキング1位を獲得した楽曲が1500曲ある中、約4分の1にあたる387曲を同事務所の歌手が獲得している(2017年1月16日時点)。そんな387曲の中から厳選した曲をメドレーで紹介する。
★YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」
堺は、ザ・スパイダースのボーカルとしての音楽活動をはじめ、ソロとしても1971年に「さらば恋人」で週間2位を獲得。『NTV紅白歌のベストテン』(日本テレビ)、『輝く!日本レコード大賞』(TBS)などの音楽番組で長年司会を務め、音楽シーンへの造詣が深い。
「オリコンというと、リスナーは自分が支持しているアーティストが『今週は何位だろうか』と気になるものだと思います。でもそれ以上に歌っている側にも『今週も1位だろうか』『ランキングが落ちてしまっただろうか』といったすごいドラマがあって、そういう意味ではオリコンに心を動かされたのは歌っている方じゃないかなという気がしています」と、アーティストの立場で本音を吐露した。
いまは女優として活躍する篠原も1位になったことがある。かつて東京パフォーマンスドールのメンバーとしてCDデビューし、その後、小室哲哉のプロデュースで、篠原涼子 with t.komuroとしてリリースした「恋しさと せつなさと 心強さと」が1994年に1位を獲得。「小室ブーム」と言われた社会現象のきっかけとなった。ところが、オリコン1位は完全に「想定外」だったといい、篠原は「自分たちがついていけない状態。それからいっぱい仕事が入ってくるようになって、びっくりしました。世界が一気に変わった」と振り返った。今回の番組ではプロデューサーの小室と約20年ぶりに対面するコーナーが用意され、当時の楽曲制作秘話が語られる。
宮迫もバラエティー番組の企画で、山口智充とユニット「くず」を結成し、「全てが僕の力になる!」で2004年に1位を獲得した実績を持つ。「僕の年齢はオリコンと同じ年くらいです。歴代1位は、その時代を彩った代表曲なので、心に刻まれています。しかも、生まれる前や、覚えているはずのない1歳2歳の時にリリースされた曲のことも全部知っているんですね。それだけ1位になった歌というのは、人々の思い出の中に残っていて、時代が変わっても語り継がれていくのだと思うと感動しました」と話していた。
3人の中でただ一人1位を取っていない堺は「さらば恋人」を抑えて週間ランキングで1位を獲得した人物と対面し、互いに楽曲を歌唱するほか、スペシャルゲストとしてかつて『夜のヒットスタジオ』(フジテレビ)で司会を務めた芳村真理が登場し、47年ぶりに2人で「松田聖子イントロクイズ」の司会を務める。
『歌のトップテン』などの音楽番組の司会を担当した徳光和夫と、ミッツ・マングローブの親戚コンビが番組のナレーターとして共演。ゲスト出演者として、石井竜也、菊池桃子、小柳ルミ子、今陽子、高見沢俊彦、千秋、増田惠子、薬丸裕英(50音順)の名前も挙がっている。
堺は「番組の出演者の皆さんが、当時は言えなかったようなことも思い出していろいろお話しして下さっています。懐古的になるのではなく、当時を思っていまを考える、という事がすごく大事かなと思います。ぜひ、ご覧ください」と呼びかけていた。
■オリコン1位の約4分の1はジャニーズ
番組では、実際に1位を獲得したアーティストによる楽曲の歌唱のほか、「ジャニーズヒットソング特集」「ピンクレディー ヒット曲メドレー」などの企画を放送予定。ジャニーズに関しては、オリコン50年の歴史の中でランキング1位を獲得した楽曲が1500曲ある中、約4分の1にあたる387曲を同事務所の歌手が獲得している(2017年1月16日時点)。そんな387曲の中から厳選した曲をメドレーで紹介する。
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2017/02/03