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鈴木京香、テレ東ドラマ初主演 初共演・瀬戸康史がバディ役

 女優の鈴木京香(48)が、テレビ東京系で放送されるドラマ特別企画『冬芽の人』(今春放送)で同局初主演を務めることが17日、わかった。女性刑事を演じる鈴木の相手役には、初共演となる俳優の瀬戸康史(28)が抜てきされた。

ドラマ『冬芽の人』で初共演した(左から)瀬戸康史、鈴木京香 (C)テレビ東京

ドラマ『冬芽の人』で初共演した(左から)瀬戸康史、鈴木京香 (C)テレビ東京

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 直木賞作家・大沢在昌氏のサスペンス小説を初ドラマ化。殺人事件の捜査中に同僚を死なせてしまい刑事を辞めた主人公・牧しずり(鈴木)が、その同僚の息子・仲本岬人(瀬戸)と出会い過去に隠された衝撃的な真実を追うストーリー。

 過去に深い傷を負った女性刑事とあって「彼女の背負った重い十字架を一緒に担ぐ気持ちで過ごした1ヶ月でした」と、主人公の心境そのままに臨んだ。スチール撮影では「眉間に力が入った険しい表情の自分がいた」と本人も驚くほどの力の入れ具合で「銃をかまえたり弾着をしこんだり、初めての経験もありました」と充実感をにじませた。

 バディ役の瀬戸については「お会いする前と後ではだいぶ印象の変わった役者さんです。年齢以上にしっかりとした男らしい方で、事件を追う場面では役柄とは逆にだいぶ助けられました」と回顧。大雪のなか撮影したシーンもあり「瀬戸君と二人、歯をカチカチさせながらテストを重ねました。本番では白い息が見えないよう息を止めたり工夫もしました。いいシーンになっていると思います」と手応え十分だ。

 瀬戸は「刑事ドラマ、年の差の恋愛ドラマの要素に加えて、ある事件をきっかけにお互いを知っていくストーリー」と見どころをアピール。初共演の鈴木の印象を「ものすごくチャーミングで周りを癒すエネルギーのある方」と語り「その影響もあり、僕も岬人の様にすぐに距離を縮めることができました」と振り返った。

 作品を通じて、傷つき打ちのめされたヒロインが、守るべきもののために立ち上がり、人生を取り戻す姿を描く。鈴木は視聴者へ向けて「一本の線のように生きると決めた女性が、どう自分を許すのか、再び人を愛せるようになるのか、守るべきもののために人はどれほど強くなれるのか。雪解けの頃、ご覧いただくのにぴったりのドラマに仕上がっていると思います」と呼びかけている。

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  • ドラマ『冬芽の人』で初共演した(左から)瀬戸康史、鈴木京香 (C)テレビ東京
  • 女性刑事・牧しずり役の鈴木京香 (C)テレビ東京
  • 仲本岬人役の瀬戸康史 (C)テレビ東京

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