ロックバンド・THE BACK HORNの25枚目のシングル「あなたが待ってる」(2月22日発売)が、シンガー・ソングライター宇多田ヒカルとの共同プロデュース作品になることが明らかになった。作詞、編曲に加え、ピアノ、バックグラウンドボーカルで参加した宇多田は「とても楽しい初体験となりました」と共同制作を喜んだ。
両者は10年以上におよぶ旧知の仲。宇多田は過去にTHE BACK HORNのワンマンライブへ足を運び、2006年には宇多田の4thアルバム『ULTRA BLUE』収録曲「One Night Magic feat.Yamada Masashi」にTHE BACK HORNの山田将司がゲストボーカリストとして参加するなど交流を重ねてきた。
今回ギターの菅波栄純が新曲のメロディーを制作するなかで「将司と一緒に宇多田ヒカルの歌声が聴こえた」といい、宇多田に参加をオファー。デモ音源を聴いた宇多田は快諾し、新たに歌詞を書き加えたほか、バンドアンサンブル、ピアノやストリングスのアレンジなどを積極的に提案した。
レコーディングは都内のスタジオで4日間にわたって行われ、宇多田とメンバーがさまざまな意見を交わしながら進められた。宇多田はプレイヤーとしてもピアノ、バックグラウンドボーカルで参加。こうして共同プロデュース名義の楽曲「あなたが待ってる」が完成し、THE BACK HORNの新たな一面が引き出された。
参加をオファーした菅波は「率直に言って、生きててよかった。音楽を、人生を、諦めずに続けてればこんな時が来るんだな、って。宇多田ヒカルと音楽を共に育んだ、短くも濃密な日々は一生の宝物だ。素晴らしいアレンジが吹き込まれたデモ音源が送られて来た時の興奮。宇多田さんの声が、バックホーンの曲の中に録音された時の感動」と大感激。「最終的にシンプルでありながら味わい深く、何度も聴きたくなるような仕上がりになって、本当にうれしい」と自信をにじませる。
ラブコールを快諾した宇多田は「バンドの楽曲にこんな形で介入することは初めてで、プロデューサーとしての私の意見をメンバーのみんなに信じてもらえるのか最初は不安でしたが、一緒にスタジオに入った瞬間その不安は吹き飛びました」と回顧。「みんなで、ただいい音楽を作りたいという気持ちで結束できてうれしかったです。なにより、栄純さんがこの曲に込めた想いが多くの人に伝わるといいな」と期待を寄せている。
■THE BACK HORN 菅波栄純コメント全文
率直に言って、生きててよかった。
音楽を、人生を、諦めずに続けてればこんな時が来るんだな、って。
宇多田ヒカルと音楽を共に育んだ、短くも濃密な日々は一生の宝物だ。
素晴らしいアレンジが吹き込まれたデモ音源が送られて来た時の興奮。
宇多田さんの声が、バックホーンの曲の中に録音された時の感動。
何より宇多田さんのプロデュースは、楽曲において何が大事か、ということを見極める「視点」が際立って鋭いし、ブレないと思った。宇多田さんは歌詞を合作し、ピアノ/ストリングスのアレンジを手がけ、レコーディングに全面的に立ち会い、その「視点」を常に発揮し、どんどん余分な要素を削ぎ落としていった。イメージとしては、水の濁りが浄化されて透き通っていく感覚というか。最終的にシンプルでありながら味わい深く、何度も聴きたくなるような仕上がりになって、本当にうれしい。
そのひたむきな音楽への情熱と、才能を惜しみなくこの楽曲に注いでくれたことへ、心から感謝しています。
■宇多田ヒカル コメント全文
バンドの楽曲にこんな形で介入することは初めてで、プロデューサーとしての私の意見をメンバーのみんなに信じてもらえるのか最初は不安でしたが、一緒にスタジオに入った瞬間その不安は吹き飛びました。
山田さんがこういう歌詞を歌うのを聴いてみたい!デモのここのベースかっこいいからもっと目立たせたい!何今の変なドラムフィル?!それ採用!などと、とても楽しい初体験となりました。
みんなで、ただいい音楽を作りたいという気持ちで結束できてうれしかったです。
なにより、栄純さんがこの曲に込めた想いが多くの人に伝わるといいな、と思っています。
両者は10年以上におよぶ旧知の仲。宇多田は過去にTHE BACK HORNのワンマンライブへ足を運び、2006年には宇多田の4thアルバム『ULTRA BLUE』収録曲「One Night Magic feat.Yamada Masashi」にTHE BACK HORNの山田将司がゲストボーカリストとして参加するなど交流を重ねてきた。
今回ギターの菅波栄純が新曲のメロディーを制作するなかで「将司と一緒に宇多田ヒカルの歌声が聴こえた」といい、宇多田に参加をオファー。デモ音源を聴いた宇多田は快諾し、新たに歌詞を書き加えたほか、バンドアンサンブル、ピアノやストリングスのアレンジなどを積極的に提案した。
レコーディングは都内のスタジオで4日間にわたって行われ、宇多田とメンバーがさまざまな意見を交わしながら進められた。宇多田はプレイヤーとしてもピアノ、バックグラウンドボーカルで参加。こうして共同プロデュース名義の楽曲「あなたが待ってる」が完成し、THE BACK HORNの新たな一面が引き出された。
参加をオファーした菅波は「率直に言って、生きててよかった。音楽を、人生を、諦めずに続けてればこんな時が来るんだな、って。宇多田ヒカルと音楽を共に育んだ、短くも濃密な日々は一生の宝物だ。素晴らしいアレンジが吹き込まれたデモ音源が送られて来た時の興奮。宇多田さんの声が、バックホーンの曲の中に録音された時の感動」と大感激。「最終的にシンプルでありながら味わい深く、何度も聴きたくなるような仕上がりになって、本当にうれしい」と自信をにじませる。
ラブコールを快諾した宇多田は「バンドの楽曲にこんな形で介入することは初めてで、プロデューサーとしての私の意見をメンバーのみんなに信じてもらえるのか最初は不安でしたが、一緒にスタジオに入った瞬間その不安は吹き飛びました」と回顧。「みんなで、ただいい音楽を作りたいという気持ちで結束できてうれしかったです。なにより、栄純さんがこの曲に込めた想いが多くの人に伝わるといいな」と期待を寄せている。
■THE BACK HORN 菅波栄純コメント全文
率直に言って、生きててよかった。
音楽を、人生を、諦めずに続けてればこんな時が来るんだな、って。
宇多田ヒカルと音楽を共に育んだ、短くも濃密な日々は一生の宝物だ。
素晴らしいアレンジが吹き込まれたデモ音源が送られて来た時の興奮。
宇多田さんの声が、バックホーンの曲の中に録音された時の感動。
何より宇多田さんのプロデュースは、楽曲において何が大事か、ということを見極める「視点」が際立って鋭いし、ブレないと思った。宇多田さんは歌詞を合作し、ピアノ/ストリングスのアレンジを手がけ、レコーディングに全面的に立ち会い、その「視点」を常に発揮し、どんどん余分な要素を削ぎ落としていった。イメージとしては、水の濁りが浄化されて透き通っていく感覚というか。最終的にシンプルでありながら味わい深く、何度も聴きたくなるような仕上がりになって、本当にうれしい。
そのひたむきな音楽への情熱と、才能を惜しみなくこの楽曲に注いでくれたことへ、心から感謝しています。
■宇多田ヒカル コメント全文
バンドの楽曲にこんな形で介入することは初めてで、プロデューサーとしての私の意見をメンバーのみんなに信じてもらえるのか最初は不安でしたが、一緒にスタジオに入った瞬間その不安は吹き飛びました。
山田さんがこういう歌詞を歌うのを聴いてみたい!デモのここのベースかっこいいからもっと目立たせたい!何今の変なドラムフィル?!それ採用!などと、とても楽しい初体験となりました。
みんなで、ただいい音楽を作りたいという気持ちで結束できてうれしかったです。
なにより、栄純さんがこの曲に込めた想いが多くの人に伝わるといいな、と思っています。
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2017/01/17