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千原ジュニア、お金をめぐる“普通にいい”話を披露

 お笑い芸人の千原ジュニアが11日、大阪・関西テレビ本社で取材に応じ、お金をめぐる“普通にいい”話を披露した。同局で2010年から制作・放送しているミナミの金貸し・萬田銀次郎が主人公のドラマ・映画『新・ミナミの帝王』に主演するジュニアは、知り合いから多額の金を貸してほしいと頼まれた過去を告白。悩んだ末、“貸して縁を切る”か“貸さずに付き合いを続けていく”のか二者択一を迫ったという。

『新・ミナミの帝王』で萬田銀次郎を演じる千原ジュニア (C)関西テレビ

『新・ミナミの帝王』で萬田銀次郎を演じる千原ジュニア (C)関西テレビ

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 翌日、相手から「今後もいままで通り頼むわ」と電話がかかってきたと言い、「“おお”って返したんですけど、内心“よかった〜”って」と安どしたという。また、芸人として売れる前、アルバイトをしていた大阪の寿司屋で、店長が残った寿司を“まかない”代わりにくれたと言い、「売れていない芸人に対してこんなに寛容な街はない」と、大阪の人の温かさに救われたエピソードを話した。

 『新・ミナミの帝王』は、天王寺大氏の漫画『ミナミの帝王』が原作。依頼人が借金せざるを得なくなった背景に切り込んでいく金貸し・銀次郎を描くシリーズは、9日に第12作「〜命の値段〜」が放送され、視聴率9.5%を獲得(ビデオリサーチ調べ、関西地区)。14日に第13作「〜光と影〜」(14日 後3:00〜後4:30※関西ローカル)の放送を控える。

 ジュニアが銀次郎を演じて13作、7年が経ち、「まさかこんなに続くとは…。すごいですね! 小学2年生の人が中学2年生ですからね!」と喜びを隠せず、「僕はゴジラみたいなもので、僕が出てきたらその周りが“ワ〜”と逃げ回って、僕は追い回して、みたいな。だから本当に周りの人たち、周りの役者さんに助けられているなという感じですね」と感謝。

 「〜光と影〜」放送の14日は、シリーズ初の映画『劇場版 新・ミナミの帝王』の初日(全国で順次公開)を迎える。「芸能界に入った頃からお世話になっている」所属事務所の先輩、板尾創路と共演しており、「唯一緊張する相手。気恥ずかしさみたいなものがある中で、25年前に一緒に歩いていたミナミを舞台にした映画を2人でやらせてもらうというのは、不思議な感覚でした。だからもう2度とやりたくないですね!」とコメントした上で、「次回は、本当にせいじとほんこんさんに出てほしい…」と話していた。

 ドラマは、「萬田銀次郎が初めて自分の感情を露わにするレアケースになっていますので、そのあたりが見どころ」。映画は、「ドラマよりパワーアップしています! ドラマは関西のみですけど、映画になることによって関東もそのほかの地方の方にも観ていただけると思います!」と呼びかけていた。

関連写真

  • 『新・ミナミの帝王』で萬田銀次郎を演じる千原ジュニア (C)関西テレビ
  • 『劇場版 新・ミナミの帝王』1月14日より大阪・なんばパークスシネマ/東京・新宿ピカデリーほか全国順次ロードショー(C)2017「劇場版 新・ミナミの帝王」
  • 関西テレビのドラマ『新・ミナミの帝王13〜光と影〜』1月4日放送。主人公・萬屋銀次郎役の千原ジュニア(C)関西テレビ
  • 関西テレビのドラマ『新・ミナミの帝王13〜光と影〜』1月4日放送。銀次郎の舎弟・坂上竜一役の大東駿介(C)関西テレビ
  • 関西テレビのドラマ『新・ミナミの帝王13〜光と影〜』1月4日放送。(左から)前川泰之、大路恵美が出演(C)関西テレビ

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