女優の杏(30)が9日、都内の資生堂本社で行われた『第34回現代詩花椿賞』贈賞式にゲストとして出席。全身真っ白の衣装で登場し、同賞を受賞した伊藤悠子氏の作品を朗読した。
「美を伝えることばの力を高めたい」という思いから1983年に創設された同賞。今回は2015年9月1日から2016年8月31日までに発行された詩集を対象に選考され、伊藤氏の第3詩集となる『まだ空はじゅうぶんに明るいのに』(思潮社)が受賞した。
祝福の花束を贈った杏は、「普段せりふを口にしたりと言葉の大きさや大事さをいつも肌で感じている。その中でこの賞があることで、詩の面白さを世界に発信していける。花を差し上げる役割をいただいて光栄」と笑顔。そして受賞作の一編を会場で朗読した。
伊藤氏は「詩集を出すと詩が自分から遠ざかっていくように感じがしますが、杏さんが読んでくれて、杏さんの世界をまとって戻ってきてくれたようなうれしさがある。最高のプレゼント」と感激。杏も「口に出して読むのは久しぶり。ご本人の前で読むのは違う緊張感もありましたが、楽しみでもありました」といい、詩の情景を想像しながら朗読して「触れてはいけない雰囲気の中でも愛しい瞬間があったことを久しぶりに思い出した」と語った。
「美を伝えることばの力を高めたい」という思いから1983年に創設された同賞。今回は2015年9月1日から2016年8月31日までに発行された詩集を対象に選考され、伊藤氏の第3詩集となる『まだ空はじゅうぶんに明るいのに』(思潮社)が受賞した。
祝福の花束を贈った杏は、「普段せりふを口にしたりと言葉の大きさや大事さをいつも肌で感じている。その中でこの賞があることで、詩の面白さを世界に発信していける。花を差し上げる役割をいただいて光栄」と笑顔。そして受賞作の一編を会場で朗読した。
伊藤氏は「詩集を出すと詩が自分から遠ざかっていくように感じがしますが、杏さんが読んでくれて、杏さんの世界をまとって戻ってきてくれたようなうれしさがある。最高のプレゼント」と感激。杏も「口に出して読むのは久しぶり。ご本人の前で読むのは違う緊張感もありましたが、楽しみでもありました」といい、詩の情景を想像しながら朗読して「触れてはいけない雰囲気の中でも愛しい瞬間があったことを久しぶりに思い出した」と語った。
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2016/12/09