NHKは24日、大みそか恒例の『第67回NHK紅白歌合戦』(後7:15〜11:45 総合)の出場歌手を発表した。54年ぶりに東京で11月に初雪が降ったこの日、東京・渋谷のNHKでは初出場歌手による会見が行われ、その後、制作統括の矢島良チーフプロデューサーが報道陣の取材に応じた。
■SMAPについて
――SMAPの出演はあるの?
「オファーはしておりましたが、現段階では出演していただけるとも、いただけないとも、お返事がないという結果なので、我々としては、引き続きお願いし続けたいと思っています」
――もし、出演OKの返事が来たら、出場者として加わるのか?
「はっきり決まっていませんが、紅白歌合戦は対戦形式なので、SMAPが白組で出場ということになれば問題が生じると思う。出演していただけることになったら改めて、皆さんに納得していただけるような形を、企画なり、何なり考えたいと思っています」
――いつごろまでに決まる?
「現場としてもできれば出演していただきたいので、最後の最後までお願いしたい。具体的に(いつまでに決めるか)決まっていません」
――SMAPに関しては出演交渉中ということでいいのでしょうか。
「そうですね、出演していただきたいと、お願いしています」
――『紅白』にSMAPは必要ですか?
「個人的な見地として、SMAPのこれまでの活動を振り返って見ても、『紅白』の歴史の中でもすばらしいシーンを生み出してくれていたので、今年で解散されるということもあり、我々としては紅白で歌っていただけたらと思っています」
■『紅白』から去る人、新たに来る人
――これまでに39回の出場歴のある細川たかしと和田アキ子がそろって落選したが。
「細川さんに関しましては、発表前に『紅白を卒業したい』ということでしたので、それを尊重しました。和田さんもこれまでに39回出場していただき、その中では、紅組のリーダーとしてまとめていただいたり、紅組司会もしていただきました。我々としては感謝でいっぱいですが、今年の選考にあたっては総合的に判断して、選出いたしませんでした。
――伍代夏子(22回)や藤あや子(21回)といったベテラン演歌勢も落選
「2年ぶりに香西かおりさんが出場したり、昨年初出場した三山ひろしさん、山内惠介が今年も出場したり、演歌勢が減っているわけではありません。今年の活躍というか、楽曲がヒットしているかどうかを考えて、現状に即した方を選びました」
――初出場の宇多田ヒカルについて
「生放送でご出演いただくということで、ご快諾いただいた。(会見に欠席した歌手の中でただ一人)コメントがなかったのはきょうのタイミングに間に合わなかっただけです」
――初出場の大竹しのぶについて
「『うたコン』(毎週火曜 後7:30)にも出演していただいていますが、カバーアルバムを出されたり、舞台『ピアフ』の劇中でエディット・ピアフを歌ったり、女優としても歌い手としても存在感がすばらしい」
――初出場の桐谷健太、RADIO FISHについて
「今回のテーマは『夢を歌おう』。視聴者の皆さんに番組に参加するという夢をかなえる企画とともに出場していただくことになりました。桐谷さんの『海の声』もRADIO FISHの『PERFECT HUMAN』も、それぞれ今年、小さな子どもから祖父母の世代まで幅広く口ずさまれ、踊りを真似され、現象として大きかった。番組にもうまく生かしたいと思いました」
■新しい『紅白歌合戦』を目指す
――出場歌手発表会見の冒頭で、エンターテインメント番組部井上啓輔部長が、「新しいチャレンジをして、リニューアルできるところはリニューアルして、新しい『紅白』のスタートの年としたい」と発言していたことを受けて
「歴史や伝統を継承しつつも、今年の第67回から、オリンピックイヤーを目前にした2019年の第70回までの4年間、『夢を歌おう』をテーマに掲げ、夢や希望を与えていきたいと思った時に、新鮮さも必要かと。時代に即した『紅白』を作って行きたいと思って掲げた4ヶ年計画の1本が今年です」
――総合司会に報道畑の武田真一アナウンサーを起用したことについては?
「生放送、ライブ感を大事にしたいと考えた時に、ニュース番組という生放送でコメントしてきた武田アナであれば、いま何が起きているか的確に伝えてくる。白組司会の相葉雅紀さん、紅組司会の有村架純さんのフレッシュな2人と、NHKの顔として親しまれている安定感のある武田アナの組み合わせはベストマッチだと思います。
――有働由美子アナウンサーでもよかったのでは?
「有働さんがいない理由はないですけど、4ヶ年計画のスタートの年なので少し切り替えようと思いました」
■SMAPについて
――SMAPの出演はあるの?
「オファーはしておりましたが、現段階では出演していただけるとも、いただけないとも、お返事がないという結果なので、我々としては、引き続きお願いし続けたいと思っています」
――もし、出演OKの返事が来たら、出場者として加わるのか?
「はっきり決まっていませんが、紅白歌合戦は対戦形式なので、SMAPが白組で出場ということになれば問題が生じると思う。出演していただけることになったら改めて、皆さんに納得していただけるような形を、企画なり、何なり考えたいと思っています」
――いつごろまでに決まる?
「現場としてもできれば出演していただきたいので、最後の最後までお願いしたい。具体的に(いつまでに決めるか)決まっていません」
――SMAPに関しては出演交渉中ということでいいのでしょうか。
「そうですね、出演していただきたいと、お願いしています」
――『紅白』にSMAPは必要ですか?
「個人的な見地として、SMAPのこれまでの活動を振り返って見ても、『紅白』の歴史の中でもすばらしいシーンを生み出してくれていたので、今年で解散されるということもあり、我々としては紅白で歌っていただけたらと思っています」
■『紅白』から去る人、新たに来る人
――これまでに39回の出場歴のある細川たかしと和田アキ子がそろって落選したが。
「細川さんに関しましては、発表前に『紅白を卒業したい』ということでしたので、それを尊重しました。和田さんもこれまでに39回出場していただき、その中では、紅組のリーダーとしてまとめていただいたり、紅組司会もしていただきました。我々としては感謝でいっぱいですが、今年の選考にあたっては総合的に判断して、選出いたしませんでした。
――伍代夏子(22回)や藤あや子(21回)といったベテラン演歌勢も落選
「2年ぶりに香西かおりさんが出場したり、昨年初出場した三山ひろしさん、山内惠介が今年も出場したり、演歌勢が減っているわけではありません。今年の活躍というか、楽曲がヒットしているかどうかを考えて、現状に即した方を選びました」
――初出場の宇多田ヒカルについて
「生放送でご出演いただくということで、ご快諾いただいた。(会見に欠席した歌手の中でただ一人)コメントがなかったのはきょうのタイミングに間に合わなかっただけです」
――初出場の大竹しのぶについて
「『うたコン』(毎週火曜 後7:30)にも出演していただいていますが、カバーアルバムを出されたり、舞台『ピアフ』の劇中でエディット・ピアフを歌ったり、女優としても歌い手としても存在感がすばらしい」
――初出場の桐谷健太、RADIO FISHについて
「今回のテーマは『夢を歌おう』。視聴者の皆さんに番組に参加するという夢をかなえる企画とともに出場していただくことになりました。桐谷さんの『海の声』もRADIO FISHの『PERFECT HUMAN』も、それぞれ今年、小さな子どもから祖父母の世代まで幅広く口ずさまれ、踊りを真似され、現象として大きかった。番組にもうまく生かしたいと思いました」
■新しい『紅白歌合戦』を目指す
――出場歌手発表会見の冒頭で、エンターテインメント番組部井上啓輔部長が、「新しいチャレンジをして、リニューアルできるところはリニューアルして、新しい『紅白』のスタートの年としたい」と発言していたことを受けて
「歴史や伝統を継承しつつも、今年の第67回から、オリンピックイヤーを目前にした2019年の第70回までの4年間、『夢を歌おう』をテーマに掲げ、夢や希望を与えていきたいと思った時に、新鮮さも必要かと。時代に即した『紅白』を作って行きたいと思って掲げた4ヶ年計画の1本が今年です」
――総合司会に報道畑の武田真一アナウンサーを起用したことについては?
「生放送、ライブ感を大事にしたいと考えた時に、ニュース番組という生放送でコメントしてきた武田アナであれば、いま何が起きているか的確に伝えてくる。白組司会の相葉雅紀さん、紅組司会の有村架純さんのフレッシュな2人と、NHKの顔として親しまれている安定感のある武田アナの組み合わせはベストマッチだと思います。
――有働由美子アナウンサーでもよかったのでは?
「有働さんがいない理由はないですけど、4ヶ年計画のスタートの年なので少し切り替えようと思いました」
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2016/11/24