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2万人が選ぶ好きなアーティスト、「嵐」が前人未到の7連覇

 音楽情報サービスをはじめ、エンタテインメント事業を行うオリコンが14日、恒例の『音楽ファン2万人が選ぶ“好きなアーティストランキング”2016』を発表。04年にスタートし13回目を数える同ランキングでは、年齢、性別を問わず幅広い層からの支持を受け、人気5人組グループ【嵐】が総合首位を獲得。彼らはこれで2010年から続く首位記録を7年連続に伸ばし、最多記録を自ら更新した。

音楽ファン2万人が選ぶ“好きなアーティスト”ランキング 総合TOP3

音楽ファン2万人が選ぶ“好きなアーティスト”ランキング 総合TOP3

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好きなアーティスト 総合TOP20

◆5人のチーム力やパフォーマンスが好評 松本潤「応援してくれている方々に感謝」

 今年は、アリーナクラスの会場をめぐるツアー『ARASHI“Japonism Show”in ARENA』を開催、先ごろ新たなドームツアーもスタートさせた嵐。シングル「復活LOVE」と「I seek/Daylight」、今年最高の初動売上を記録したアルバム『Power of the Paradise』の発売など、バラエティやドラマでの活躍はもちろん、コンスタントな音楽活動にも力を入れている。それだけに、「ライブは最高の演出で感動するし、飽きない」(神奈川/10代・女性)、「5人のパフォーマンスにまとまりがある」(東京/20代男性)、「歌、ダンス、パフォーマンスが素晴らしい。様々なジャンルを歌いこなせる」(埼玉/30代女性)と、年々ライブや音楽面を評価する声が増加しているようだ。

 「総合」のほか、「10代」、「20代」という世代別ランキングでも首位を獲得しており、特に支持の高い若年層からは、「仲が良いし メンバー全員に輝いている」(千葉/10代女性)というメンバー同士の仲の良さに惹かれる声はもちろん、「雰囲気、考え方や姿勢、見ているだけで笑顔にさせてくれる存在」(愛知/10代女性)、「仕事に対する姿勢も尊敬できる」(千葉/20代女性)など、その人間性に魅力を感じるという意見も多く寄せられている。

 この結果を受けメンバーの松本潤は、「今年も選んで頂けて、普段応援してくれている方々に感謝しています。5人仲が良いというところ、5人のキャラクターが良いというところをたくさん言って頂けて嬉しく思います。また、コンサートのパフォーマンスが良いと書いて下さっていることが非常に嬉しいことですね」と喜びのコメント。2016年の活動については、「今年はアリーナツアーをやらせてもらったので、いつも以上に5人でいる時間が多かったですね。ドラマもやらせて頂いたので、グループも個人の活動も非常に充実した年になっていると思います」と振り返っており、その充実した活動が今後どのように活かされていくか、来年以降の活躍にも期待が高まる。

松本潤の喜びコメント全文

◆人間活動を経て、母となって復帰した宇多田ヒカルへの賛辞

 史上初の7連覇を達成した【嵐】以外にも、ランキング上位には【いきものがかり】(2位)、【Mr.Children】(3位)など常連組の名前がズラリ。その中でも、今年の音楽シーンを語る上で欠かせないのが再始動した5位の【宇多田ヒカル】だ。5年4ヶ月の“人間活動”期間中に、再婚・出産を経験し母となった宇多田の歌声はとても柔らかく慈しみに満ちており、復帰作となる「花束を君に」(NHK朝ドラ『とと姉ちゃん』主題歌)と「真夏の通り雨」(日本テレビ系『NEWS ZERO』エンディング曲)は瞬く間に国民の心をつかみ、癒やしていった。8年半ぶりのアルバム『Fantome』(9月28日発売)は大ヒットを記録し、「日本が誇るシンガー・ソングライター」(神奈川/20代・女性)と改めて唯一無二の存在であることを知らしめた。ちなみに世代別で見ると、「心に沁みる」(東京/30代・女性)などと、宇多田と同様に母親になる人が多いであろう30代女性からの支持が高かった。

◆常連組が上位を占めるなか、解散発表のSMAPが急上昇

 今年、大きく順位を上げたのは(10位→6位)、年内での解散を発表している国民的アイドルグループ【SMAP】。年始から8月14日の解散発表にいたるまで、さまざまな憶測が連日のようにスポーツ紙や週刊誌、ネットなどで飛び交ったが、そういった報道の中で際立ったのは、まさに“国民的”と呼ぶにふさわしい圧倒的なスター性だった。世代別でも「20代」(昨年17位→3位)、「30代」(昨年11位→6位)、「40代」(13位→8位)と軒並み順位を上げている。デビュー25周年というアニバーサリーイヤーの終焉はファンならずとも名残惜しいが、彼らが「最高のエンタテイナー」(京都/20代・男性)という事実は“永久に不滅”と言えそうだ。

 そのほか、7月発売のシングル「Hero」がNHKリオデジャネイロオリンピック・パラリンピック放送テーマソングに起用され、その歌声が老若男女に親しまれた【安室奈美恵】が昨年15位→11位に上昇。久々のアリーナツアーをスタートさせるなど、デビュー20周年イヤーに突入し活動が活発化している【KinKi Kids】は昨年38位→15位と大幅アップ。また、同事務所の5人組【TOKIO】も昨年30位→18位に。メンバーそれぞれの個性を発揮しながら、冠番組『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)が高視聴率を記録するなど、グループとしても絶好調で国民的な人気を獲得している。

調査方法:OMR 【オリコン・モニターリサーチ】会員のアンケートを元に独自集計したもの。

音楽ファン2万人が選ぶ“好きなアーティスト”世代別TOP10

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