作家の羽田圭介氏(31)が6日、都内で行われた映画『誰のせいでもない』トークイベントに出席。同作の劇中に、作家が登場することにちなみ「作家あるある」を聞かれると「新刊を出した時に、刊行記念のサイン会とかっていうのは、売れっ子作家しかやってもらえないですね」と明かした。
今月15日に発売される、芥川賞受賞後初の小説『コンテクスト・オブ・ザ・デッド』の表紙がプリントされたTシャツを着用してきた羽田氏は「芥川賞を獲って1年以上経ってから小説を出すということで、今回は書店員さんを集めた説明会を東京と大阪でやるんですが、僕はそんなこと一回もやったことなかったんですよ」と自身の環境の変化を告白。
続けて「2003年の高校生の時にデビューしたんですが、出版不況と言われながらも今まで作家人生の中で、今回が一番販売促進に力を入れてもらっている」と感謝しながら「本当に一部の売れている人とか、人気がありそうな人だと認定されて、そこに入らないと苦しいなと思いましたね」と率直な思いも打ち明けた。
昨年『スクラップ・アンド・ビルド』で芥川賞を受賞してからは、個性的なキャラクターにも注目が集まり、バラエティー番組などでも活躍中の羽田氏。作家業界では、地位が上がるにつれて「会社員に近づいていく」そうで「小説を書く以外にも、事務作業や人付き合いなど書く以外の仕事が増えてくる。いろんなことをこなさないといけない感じが、よく似ているなと思いますね」とその真意を説明していた。
同作は、12日より公開される。
今月15日に発売される、芥川賞受賞後初の小説『コンテクスト・オブ・ザ・デッド』の表紙がプリントされたTシャツを着用してきた羽田氏は「芥川賞を獲って1年以上経ってから小説を出すということで、今回は書店員さんを集めた説明会を東京と大阪でやるんですが、僕はそんなこと一回もやったことなかったんですよ」と自身の環境の変化を告白。
続けて「2003年の高校生の時にデビューしたんですが、出版不況と言われながらも今まで作家人生の中で、今回が一番販売促進に力を入れてもらっている」と感謝しながら「本当に一部の売れている人とか、人気がありそうな人だと認定されて、そこに入らないと苦しいなと思いましたね」と率直な思いも打ち明けた。
昨年『スクラップ・アンド・ビルド』で芥川賞を受賞してからは、個性的なキャラクターにも注目が集まり、バラエティー番組などでも活躍中の羽田氏。作家業界では、地位が上がるにつれて「会社員に近づいていく」そうで「小説を書く以外にも、事務作業や人付き合いなど書く以外の仕事が増えてくる。いろんなことをこなさないといけない感じが、よく似ているなと思いますね」とその真意を説明していた。
同作は、12日より公開される。
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2016/11/06