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『君の名は。』韓国・プチョン映画祭で初の“ダブル受賞”達成

 現在大ヒット中のアニメ映画『君の名は。』(新海誠監督)が現地時間25日、韓国・プチョン(富川)で開催された『第18回プチョン(富川)国際アニメーション映画祭』長編コンペティション部門にて、優秀賞(Special Distinction Prize)と観客賞(Audiences Prize)をダブル受賞した。同部門で優秀賞と観客賞をダブル受賞するのは初となる。

劇中カット(C)2016「君の名は。」製作委員会

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 同映画祭は芸術的に優れたアニメを発掘し、その魅力を世界に発信するアジア屈指のコンペティション部門を有するアニメ映画祭として知られる。今年は長編作品として、ニュージーランド、フランス、韓国、スイス、スペイン、カナダなど各国から作品がノミネートされる中、『君の名は。』が2冠を達成する快挙となった。

 8月26日の封切り以来、国内での興行収入は累計164億円を突破(集計期間:10月23日まで)。宮崎駿監督作品『崖の上のポニョ』の155億円を超え、歴代邦画アニメーション4位、洋画も含めた日本での歴代興収ランキングでは『アバター』を超えて9位に浮上するなど、華々しい成績をあげているが、国外でも着実に高評価を獲得している。

 今月15日には、スペインの『第49回シッチェス・カタロニア映画祭』で「最優秀長編作品賞」受賞。同21日より公開が始まった台湾では、週末の興収ランキングで初登場1位を獲得している。現在開催中の『第29回東京国際映画祭』では新海誠監督に“ARIGATO(ありがとう)賞”が贈られることが決定している。まだまだ『君の名は。』の快進撃は落ち着く気配を見せない。

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  • ブームを巻き起こしている新海誠監督の『君の名は。』(C)2016「君の名は。」製作委員会

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