5年ぶりのソロ写真集『知らないうちに』(講談社)を25日に発売するAKB48・渡辺麻友(22)へのインタビュー。後編では、尊敬する先輩からの写真集への反応をはじめ、AKB48というグループについての思い、そして卒業についての考えを語ってもらった。
■同性からも支持される憧れの先輩・こじはるから届いたLINE
――写真集について、AKB48のメンバーから反応はありましたか?
【渡辺】小嶋(陽菜)さんが一足早く写真集を見てくださって、LINEをくれたんです。普段からそんなに頻繁にLINEのやり取りをするわけではないので、LINEが来た時は「何か怒らせてしまったのかな!?」と驚いたのですが(笑)、「麻友ちゃん写真集見たよ。すっごい良かった!」って、絵文字いっぱいのメッセージで褒めてくださって。小嶋さんはお世辞とかをあまり言わない素直な方ですし、これは本心で思ってくださった言葉だと感じられて、すごくうれしかったです。
――写真集『どうする?』が大ヒットした小嶋さんが、高く評価してくれた。
【渡辺】小嶋さんはAKB48という枠を超え、ファッション雑誌などでも活躍して、アイドルファンではない多くの女性からも支持を得られている方。私も目標としていますし、勉強になるところがたくさんあります。私もこれからもっと同性の方から応援していただきたいと思っているので、憧れの存在である小嶋さんが褒めてくださって、自信にもなりました。
――本作は『どうする?』と同じく、カメラマンの中村和孝さんが撮影されていますね。
【渡辺】そこは別に狙った訳ではなくて(笑)。今も連載中の雑誌『sweet』さんでも、和孝さんに撮影していただいたことが何度かあり、撮影するたびに私の魅力を引き出してくださるカメラマンさんでもありましたので、写真集の撮影が和孝さんと決まった時はとてもうれしかったです。
――おしゃれな雰囲気のカットも多いので、女性ファンの増加のきっかけになりそうですね。
【渡辺】世界観や衣装、ヘアメイクなど女性の方にも楽しんでいただける作品作りを心掛けたので、ぜひ見ていただきたいです。もちろん、男性ファンの方にも喜んでいただけることも意識しましたし、両方のファン層が広がってくれるのが理想です。
■AKB48の今後と変わりゆく自分の役割、そして卒業への思い
――今年4月に前総監督の高橋みなみさんが卒業してから半年が経ちました。グループとして変化は感じますか?
【渡辺】総監督が(横山)由依ちゃんにバトンタッチして、リスタートというか新しい時代が一から始まった感じもします。その中で自分も後輩をリードしていこうと考えるようになりました。性格的に人を引っ張るのは得意ではありませんが、年齢やキャリア的にも上から数えたほうが早いので、「私たちが導いてあげないと」という意識に変わってきました。ただ、いろいろ考えることが多くて、大変だなと感じるときもあります。
――今年の総選挙で卒業を発表した小嶋さんに続き、先日は島崎遥香さんも卒業を発表しました。人気メンバーが続々と卒業する現状について、どう考えていますか?
【渡辺】総選挙のスピーチでも話させていただきましたが、ピンチだと思います。そんなグループをリードするのは大変ですが、一気に状況を変えることはできないので、改善点を一つずつ見つめ直しながら、全体の意識を高めていきたいです。グループを昔から知っている人間の役目として、今後も多くのファンの皆さんに愛されるグループになるよう後輩に伝えていきます。
――渡辺さんご自身も、卒業を意識されていると思います。先日、ORICON STYLEで同期の柏木由紀さんにインタビューした際、「まゆゆと一緒に卒業したい」とおっしゃっていました。
【渡辺】私もまったく同じ気持ちです。いろんなメンバーが卒業していく中、ゆきりんも卒業してしまったら、続けられるか不安です…。同期という以上に大切で、大事なかけがえのない存在です。お互いに支えながら10年もやってきました。どっちかが欠けるのは考えられないですし、どちらかの卒業をどちらかが見送るのも見送られるのも嫌なので、できることなら一緒に卒業したいです。
渡辺麻友(わたなべ・まゆ)1994年3月26日生まれ。埼玉県出身。2007年からAKB48の3期生として活動開始。AKB48グループきっての正統派アイドルとして人気を獲得し、2012年には「シンクロときめき」でソロデビューを果たす。09年に始まったAKB48選抜総選挙に第1回から参加し、14年の第6回で1位を獲得。今年の第8回までですべて5位以内にランクインしている唯一のメンバーでもある。
■同性からも支持される憧れの先輩・こじはるから届いたLINE
――写真集について、AKB48のメンバーから反応はありましたか?
【渡辺】小嶋(陽菜)さんが一足早く写真集を見てくださって、LINEをくれたんです。普段からそんなに頻繁にLINEのやり取りをするわけではないので、LINEが来た時は「何か怒らせてしまったのかな!?」と驚いたのですが(笑)、「麻友ちゃん写真集見たよ。すっごい良かった!」って、絵文字いっぱいのメッセージで褒めてくださって。小嶋さんはお世辞とかをあまり言わない素直な方ですし、これは本心で思ってくださった言葉だと感じられて、すごくうれしかったです。
――写真集『どうする?』が大ヒットした小嶋さんが、高く評価してくれた。
【渡辺】小嶋さんはAKB48という枠を超え、ファッション雑誌などでも活躍して、アイドルファンではない多くの女性からも支持を得られている方。私も目標としていますし、勉強になるところがたくさんあります。私もこれからもっと同性の方から応援していただきたいと思っているので、憧れの存在である小嶋さんが褒めてくださって、自信にもなりました。
――本作は『どうする?』と同じく、カメラマンの中村和孝さんが撮影されていますね。
【渡辺】そこは別に狙った訳ではなくて(笑)。今も連載中の雑誌『sweet』さんでも、和孝さんに撮影していただいたことが何度かあり、撮影するたびに私の魅力を引き出してくださるカメラマンさんでもありましたので、写真集の撮影が和孝さんと決まった時はとてもうれしかったです。
――おしゃれな雰囲気のカットも多いので、女性ファンの増加のきっかけになりそうですね。
【渡辺】世界観や衣装、ヘアメイクなど女性の方にも楽しんでいただける作品作りを心掛けたので、ぜひ見ていただきたいです。もちろん、男性ファンの方にも喜んでいただけることも意識しましたし、両方のファン層が広がってくれるのが理想です。
■AKB48の今後と変わりゆく自分の役割、そして卒業への思い
――今年4月に前総監督の高橋みなみさんが卒業してから半年が経ちました。グループとして変化は感じますか?
【渡辺】総監督が(横山)由依ちゃんにバトンタッチして、リスタートというか新しい時代が一から始まった感じもします。その中で自分も後輩をリードしていこうと考えるようになりました。性格的に人を引っ張るのは得意ではありませんが、年齢やキャリア的にも上から数えたほうが早いので、「私たちが導いてあげないと」という意識に変わってきました。ただ、いろいろ考えることが多くて、大変だなと感じるときもあります。
――今年の総選挙で卒業を発表した小嶋さんに続き、先日は島崎遥香さんも卒業を発表しました。人気メンバーが続々と卒業する現状について、どう考えていますか?
【渡辺】総選挙のスピーチでも話させていただきましたが、ピンチだと思います。そんなグループをリードするのは大変ですが、一気に状況を変えることはできないので、改善点を一つずつ見つめ直しながら、全体の意識を高めていきたいです。グループを昔から知っている人間の役目として、今後も多くのファンの皆さんに愛されるグループになるよう後輩に伝えていきます。
――渡辺さんご自身も、卒業を意識されていると思います。先日、ORICON STYLEで同期の柏木由紀さんにインタビューした際、「まゆゆと一緒に卒業したい」とおっしゃっていました。
【渡辺】私もまったく同じ気持ちです。いろんなメンバーが卒業していく中、ゆきりんも卒業してしまったら、続けられるか不安です…。同期という以上に大切で、大事なかけがえのない存在です。お互いに支えながら10年もやってきました。どっちかが欠けるのは考えられないですし、どちらかの卒業をどちらかが見送るのも見送られるのも嫌なので、できることなら一緒に卒業したいです。
渡辺麻友(わたなべ・まゆ)1994年3月26日生まれ。埼玉県出身。2007年からAKB48の3期生として活動開始。AKB48グループきっての正統派アイドルとして人気を獲得し、2012年には「シンクロときめき」でソロデビューを果たす。09年に始まったAKB48選抜総選挙に第1回から参加し、14年の第6回で1位を獲得。今年の第8回までですべて5位以内にランクインしている唯一のメンバーでもある。
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2016/10/15