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【AKBじゃんけん大会】優勝の田名部生来って? まゆゆ・ゆきりんと同期の“苦労人”

AKB48グループ『ユニットシングル争奪じゃんけん大会』(10日、神戸ワールド記念ホール)
 3期生の田名部生来(たなべみく・23)が7代目女王の栄冠を手にした。加入から10年、同期には渡辺麻友柏木由紀JKT48に移籍し、現地で絶大な人気を誇る仲川遥香らがいるが、田名部は「みんなユニットや選抜でセンターを経験してるので私なんかが3期生にいていいのかと思うくらい」「AKBで活動してきて1番を獲ったのは初めて!」と感激するほど。そんな田名部が一夜にしてシンデレラガールに上り詰めた。

ようやく掴んだ大チャンスに歓喜した田名部生来(C)AKS

ようやく掴んだ大チャンスに歓喜した田名部生来(C)AKS

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 文字通りの“下克上”を達成した。これまでの選抜歴は第1回目の『じゃんけん大会』で12位となった1度だけ。その時も、健闘むなしく「(特典だった)PVに全然映らなくて、ファンの人も抗議しちゃうくらい。悔しい思いをした」と回顧。きょうの登場アナウンスでも「幻の3期生」と紹介された。

 一方で、お酒好きキャラとして定着しており、きょうも各々好きなコスプレをするなか、酔っぱらいサラリーマンをチョイス。ネクタイを頭に巻き、「冷やし中華」ののぼりを髪に指した衣装は彼女らしさ全開で客席も爆笑。ユニット選抜決定時には「(この格好でテレビに出たら)お母さんに怒られる〜」と冷や汗をかいた。

 2014年の『第6回AKB選抜総選挙』では71位に初ランクインし、その場でファンに土下座して感謝を伝えるなど人情深さをのぞかせる一面も。今回の優勝の瞬間は、渡辺や柏木も顔をぐしゃぐしゃにして号泣。会場からも「たなみん」コールが自然と起こった。

 終了後の囲み取材では「あの2人が泣いてくれて…本当に一緒に頑張ってきた仲間がここまで喜んでくれて…優勝して本当によかった」と涙ぐむなど同期の熱い絆も感じさせた。

 これまでにも内田眞由美(第1回)や藤田奈那(第6回)など同イベントで突然、脚光浴びるメンバーが現れたが今回はまさに“下克上”。田名部を含めた選抜メンバー7人がどのような楽曲を披露してくれるのか、期待が高まる。

関連写真

  • ようやく掴んだ大チャンスに歓喜した田名部生来(C)AKS
  • じゃんけん大会で7代目女王に輝いた田名部生来(右)、勝利の瞬間(C)AKS
  • じゃんけん大会で7代目女王に輝いた田名部生来(C)AKS

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