映画監督の岩井俊二氏が4日、都内で『第29回東京国際映画祭』で行われる自身の特集上映について記者会見を行った。昨年公開された『花とアリス殺人事件』で初めて長編アニメーションに挑んだ岩井監督は、今後について「実はものすごくやりたい。実写もやりながら、アニメもと欲張りにも思っている」と意欲を見せた。
岩井監督は「日本のアニメーションとは作り方が違う岩井流のアニメの作り方をして、今もチームがあってミュージッククリップをつくっている」と現状を明かし、今後さらなる意欲をみせると「『花とアリス殺人事件』はヨーロッパで上映してもらった流れもあるので、ヨーロッパではアニメ監督だと思われていると思う。そちらのファンにもアニメをお届けしたい」と冗談めかして笑わせた。
現在の日本を代表する作品の数々を映画祭独自の視点で紹介するJapan Now部門の特集上映では、『監督特集 岩井俊二』と題して、劇場映画監督第1作『Love Letter』、今年公開された『リップヴァンウィンクルの花嫁』など計5作品がラインアップした。
国内外でファンが多い岩井監督は「映画を通してアジアの色んな国と交流させていただく機会があってたくさんの友だちができた」と静かに喜び、「僕自身はそんなに意識していないけれど、気がつくと架け橋的な立場に置かれることが多い。荷が重いですが、そういう運命のもとに生まれたと思う。映画を作って見せることしかできないけれど、自分がやれることを頑張ろうと思っています」と話していた。
会見にはそのほか、同映画祭ディレクター・ジェネラルの椎名保氏、Japan Now部門プログラミング・アドバイザーの安藤紘平氏が出席した。『第29回東京国際映画祭』は10月25日〜11月3日まで、東京・六本木ヒルズをはじめとする周辺会場で開催。
岩井監督は「日本のアニメーションとは作り方が違う岩井流のアニメの作り方をして、今もチームがあってミュージッククリップをつくっている」と現状を明かし、今後さらなる意欲をみせると「『花とアリス殺人事件』はヨーロッパで上映してもらった流れもあるので、ヨーロッパではアニメ監督だと思われていると思う。そちらのファンにもアニメをお届けしたい」と冗談めかして笑わせた。
現在の日本を代表する作品の数々を映画祭独自の視点で紹介するJapan Now部門の特集上映では、『監督特集 岩井俊二』と題して、劇場映画監督第1作『Love Letter』、今年公開された『リップヴァンウィンクルの花嫁』など計5作品がラインアップした。
国内外でファンが多い岩井監督は「映画を通してアジアの色んな国と交流させていただく機会があってたくさんの友だちができた」と静かに喜び、「僕自身はそんなに意識していないけれど、気がつくと架け橋的な立場に置かれることが多い。荷が重いですが、そういう運命のもとに生まれたと思う。映画を作って見せることしかできないけれど、自分がやれることを頑張ろうと思っています」と話していた。
会見にはそのほか、同映画祭ディレクター・ジェネラルの椎名保氏、Japan Now部門プログラミング・アドバイザーの安藤紘平氏が出席した。『第29回東京国際映画祭』は10月25日〜11月3日まで、東京・六本木ヒルズをはじめとする周辺会場で開催。
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2016/10/04