お笑いコンビ・千原兄弟の千原ジュニアが20日、都内で行われた『よしもと FesNight by ワークスアプリケーションズ』の開催発表会見に出席。イベント内でお披露目されたAI（人工知能）の“お笑い力”に芸人としての危機感を募らせた。

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　「人工知能」をテーマにした同お笑いオープンライブ。28日、29日の2日間、東京・六本木ヒルズで開催される。この日のイベントでは開催に先立って、ジュニアの“大喜利力”をベースにした「人工AI 大喜利β」をお披露目。人気の若手お笑いコンビ・ニューヨークとの大喜利対決が行われた。

　長文のお題にも対応し、堅実なものから発想が飛躍したものまで“緩急”のついた答えで会場を何度も沸かせたAI。「人工知能の未来を断ちますよ！」と息をまいたニューヨークだが、まさかの直接対決に敗れると嶋佐和也は「（AIができない）顔芸を磨こうかな…」とポツリ。

　審査員として対決を見守ったジュニアも「すごいですね、コンピューターがいろんな情報から抽出するんじゃなく、本当に（大喜利を）考えてる。ちょっとこれはヤバい。百発百中ではないけど、打率は高い。我々が言ったら引かれることも奴が言っても引かれない。これはちょっと怖いですよね」と、クオリティの高さに感嘆の声を漏らした。

　イベント終了後には、さっそく「来週の俺のライブにゲストで出ることが決定しました」とオファーを送ったというジュニア。「大喜利対決で勝てそう？」と振られると、「ちょっとどういう感じなのか、もっといろんな手数を見てみたい」と余裕しゃくしゃくという様子ではないようだ。