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『不便な便利屋』SPで復活 劇中映画を放送前に映画祭出品へ

 全国的な人気を誇るヒットバラエティー『水曜どうでしょう』の企画&出演者であり、舞台演出や執筆活動など幅広く活躍する北海道のクリエイター・鈴井貴之氏が脚本・監督を手がけ、テレビ東京系ドラマ24枠で2015年4月期に放送された『不便な便利屋』がスペシャルドラマとして帰ってくることが9日、わかった。年末年始のどこかのタイミングで放送予定。

鈴井貴之脚本・監督のドラマ『不便な便利屋』の3人がドラマスペシャルとして帰ってくる(左から)遠藤憲一、岡田将生、鈴木浩介(C)「不便な利屋」製作委員会

鈴井貴之脚本・監督のドラマ『不便な便利屋』の3人がドラマスペシャルとして帰ってくる(左から)遠藤憲一、岡田将生、鈴木浩介(C)「不便な利屋」製作委員会

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 北海道の名も無き田舎町にある“便利屋”に集いし3人の男たちのちょっぴり心温まるコメディー。連続ドラマでは、劇中で「1時間で作るスノーマン(雪だるま)の数」を競うギネス世界記録に挑戦し、過去の記録を500体近く上回る2036体で世界記録を更新した。

 ガチの“ドキュメント”を“フィクション”であるドラマに融合させる新境地を開拓した前作に続いて今作でも、いままでのドラマにない“常識破りな仕掛け”を考えついた。

 それは、劇中で便利屋の3人が制作するショートフィルムを、放送に先駆けて10月10日から16日にかけて札幌市で開かれる『No Maps / Film 第11回札幌国際短編映画祭(SAPPOROショートフェスト2016)』に正式出品すること。

 鈴井監督は「どこからがドラマで、どこからが現実なのか。それはこのドラマ『不便な便利屋』を観てくれる視聴者の皆さまにも言えること。テレビ画面で観るこのドラマを日常生活の中に組み込んでもらう。皆さんの生活の一部になる。そんな作品になり得たら最高にうれしく思う」と語っており、実在する映画祭とドラマのストーリーがどのように融合するのか、それが見どころの一つになりそうだ。

 勘違いと妄想が甚だしい主人公の脚本家・竹山純役の岡田将生、名も無き町で便利屋を営む松井英夫役の鈴木浩介、離婚歴3回の元刑務官・梅本聡一(バツさん)役の遠藤憲一をはじめ、レギュラーキャストはそのままに、新たにヒロインが登場。1年半ぶりにあの町に舞い戻って来た竹山を“予想不可能な出来事”と“運命のいたずら”が襲う。

 「ハチャメチャですてきな人々が繰り広げる珍騒動。あなたもぜひ、その騒動の渦中で笑い転げて欲しい。僕も今からワクワクしている。お楽しみに!!!!」と鈴井監督。岡田は「待ってました。また一段とパワーアップして帰ってくるので、僕自身楽しみながら最高の作品をお届けできるよう頑張ります!」と意気込み。

 鈴木は「またあの町の空気が吸える! 楽しみです! 純くん、バツさん早く会いたーい!」と撮影が待ちきれない様子。遠藤は「北海道のキラキラした美しさの中でまたお芝居できるのが楽しみです。東京ではできない北海道ならではの作品になればいいなと思っています」と話している。

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