女優の常盤貴子(44)が16日、都内で行われた映画『だれかの木琴』(9月10日公開)完成披露プレミア試写会に出席。映画『もう頬づえはつかない』(79年)、『わたしのグランパ』(03年)などを手掛け、女優演出の名手としても知られる東陽一監督(81)の作品に出演し、「夢のようです」と感激していた。
常盤は「監督に初めてお会いした日に『役作りをしないでください』って言われたのが、うれしくてうれしくて。ちょうど、小津安二郎さんの映画のような芝居に興味を持っていて、その芝居がどういうものか考えていた時期だったので、あの謎の答えが出るかもしれないって思った」と、事前に役を作りこまず臨んだと振り返った。
しかし、現場では「役柄にあわせて(共演者と)お話しをしないようにして、寡黙にいようと思った」と振り返ると、共演の佐津川愛美(27)は「あえてしゃべらないようにしてらしたんだって、今初めてわかった」と驚き。
常盤は「感じ悪かったよね、ごめんね。波のある女優だなと思ったよね」と謝罪すると、佐津川は「きょうはいっぱいしゃべってくださって安心した」と笑顔を見せていた。
同作は、井上荒野氏の小説を映画化。平凡な主婦がストーカーと化す姿を通して、女性が抱く飢餓感や疎外感、それに向き合う男性たちの姿を描くヒューマンドラマ。美容師からの営業メールをきっかけに若い男に執着する主婦を常盤が演じる。
そのほか、池松壮亮(26)、勝村政信(53)、東監督が出席。常盤をはじめ、出演者に役作りを含めて演出をしなかったという東監督は「4人のいいところ全部出ているので、こんないい俳優に恵まれて幸せでした」と満足げだった。
常盤は「監督に初めてお会いした日に『役作りをしないでください』って言われたのが、うれしくてうれしくて。ちょうど、小津安二郎さんの映画のような芝居に興味を持っていて、その芝居がどういうものか考えていた時期だったので、あの謎の答えが出るかもしれないって思った」と、事前に役を作りこまず臨んだと振り返った。
しかし、現場では「役柄にあわせて(共演者と)お話しをしないようにして、寡黙にいようと思った」と振り返ると、共演の佐津川愛美(27)は「あえてしゃべらないようにしてらしたんだって、今初めてわかった」と驚き。
常盤は「感じ悪かったよね、ごめんね。波のある女優だなと思ったよね」と謝罪すると、佐津川は「きょうはいっぱいしゃべってくださって安心した」と笑顔を見せていた。
同作は、井上荒野氏の小説を映画化。平凡な主婦がストーカーと化す姿を通して、女性が抱く飢餓感や疎外感、それに向き合う男性たちの姿を描くヒューマンドラマ。美容師からの営業メールをきっかけに若い男に執着する主婦を常盤が演じる。
そのほか、池松壮亮(26)、勝村政信(53)、東監督が出席。常盤をはじめ、出演者に役作りを含めて演出をしなかったという東監督は「4人のいいところ全部出ているので、こんないい俳優に恵まれて幸せでした」と満足げだった。
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2016/08/16