NHK大河ドラマ『真田丸』(毎週日曜 後8:00 総合ほか)に、呂宋助左衛門(るそん すけざえもん)役で出演が決まっていた俳優の松本幸四郎が、17日放送の第28回に登場することが明らかになった。
呂宋助左衛門は、戦国時代に呂宋(ルソン=フィリピン)との交易を開いた堺の豪商。1978(昭和53)年に放送された大河ドラマ第16作『黄金の日日』の主人公にもなった人物で、当時6代目・市川染五郎を名乗っていた松本が主演した。なんと38年ぶりに助左衛門を演じることになった経緯について、松本は次のように語っている。
「『真田丸』の脚本を手がけられている三谷幸喜さんですが、『黄金の日日』を見て『劇作家になろうと思った』とお会いするたびにおっしゃっていたんです。今回、『真田丸』に呂宋助左衛門役で出てほしいと三谷さんからお話があった時は、『僕の夢ですから』とおっしゃっていた。『黄金の日日』をご覧になっていた学生が、38年経ったいま、大河ドラマを執筆されている。こんなうれしいことってありますか。役者冥利に尽きます。このような機会をつくってくれた三谷さんにお礼を言わないといけない。本当に感謝しています」。
松本と三谷氏は、三谷氏が脚本を手がけた連続ドラマ『王様のレストラン』(95年、フジテレビ)に松本が主演したのをきっかけに、松本一家が出演するシアターナインス公演に三谷氏が脚本を書き下ろすなど、親交がある。
「僕がダジャレを言うと、三谷さんは一瞬笑っていいのか、笑っちゃいけないのか、躊躇してしまうそうです。そういう関係です(笑)」。
今回の『真田丸』では第28回だけのスポット出演、それも出演時間も決して長くないのだが、「たった一言、たったワンアクションをやっただけでも視聴者の心に残る、そういうシーンだったと思います。私が演じ、三谷さんがご覧になっていた『黄金の日日』の助左衛門が凝縮されているような、三谷さんの思いが全部込められていたような。いい思い出を持っていまを生きているってすばらしいこと。きょうの助左衛門はまさにそうでしたね。人間としても役者としても幸せを感じて、撮影中も感無量でした」。
『真田丸』のスタッフも、改めて『黄金の日日』を観直し、演出にリスペクトを込めた。衣装は当時を知るスタッフが“現役”で、38年前の助左衛門をほうふつとさせる衣装をあつらえたという。「きっとおもしろく、すてきな形で蘇るんじゃないでしょうか。信繁さん(堺雅人)との絡みもありますので、お楽しみに」。
呂宋助左衛門は、戦国時代に呂宋(ルソン=フィリピン)との交易を開いた堺の豪商。1978(昭和53)年に放送された大河ドラマ第16作『黄金の日日』の主人公にもなった人物で、当時6代目・市川染五郎を名乗っていた松本が主演した。なんと38年ぶりに助左衛門を演じることになった経緯について、松本は次のように語っている。
「『真田丸』の脚本を手がけられている三谷幸喜さんですが、『黄金の日日』を見て『劇作家になろうと思った』とお会いするたびにおっしゃっていたんです。今回、『真田丸』に呂宋助左衛門役で出てほしいと三谷さんからお話があった時は、『僕の夢ですから』とおっしゃっていた。『黄金の日日』をご覧になっていた学生が、38年経ったいま、大河ドラマを執筆されている。こんなうれしいことってありますか。役者冥利に尽きます。このような機会をつくってくれた三谷さんにお礼を言わないといけない。本当に感謝しています」。
松本と三谷氏は、三谷氏が脚本を手がけた連続ドラマ『王様のレストラン』(95年、フジテレビ)に松本が主演したのをきっかけに、松本一家が出演するシアターナインス公演に三谷氏が脚本を書き下ろすなど、親交がある。
「僕がダジャレを言うと、三谷さんは一瞬笑っていいのか、笑っちゃいけないのか、躊躇してしまうそうです。そういう関係です(笑)」。
今回の『真田丸』では第28回だけのスポット出演、それも出演時間も決して長くないのだが、「たった一言、たったワンアクションをやっただけでも視聴者の心に残る、そういうシーンだったと思います。私が演じ、三谷さんがご覧になっていた『黄金の日日』の助左衛門が凝縮されているような、三谷さんの思いが全部込められていたような。いい思い出を持っていまを生きているってすばらしいこと。きょうの助左衛門はまさにそうでしたね。人間としても役者としても幸せを感じて、撮影中も感無量でした」。
『真田丸』のスタッフも、改めて『黄金の日日』を観直し、演出にリスペクトを込めた。衣装は当時を知るスタッフが“現役”で、38年前の助左衛門をほうふつとさせる衣装をあつらえたという。「きっとおもしろく、すてきな形で蘇るんじゃないでしょうか。信繁さん(堺雅人)との絡みもありますので、お楽しみに」。
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2016/07/16