人気グループ・嵐が、昨年行ったツアー『ARASHI LIVE TOUR 2015 Japonism』。そのライブDVD&Blu-rayが、8月24日に発売されることが決定した。こちらは、デビューから17年目にして単独コンサート総動員数1000万人を突破したツアー。日本で屈指の動員数を誇る彼らが見せたのは、どんなものなのだろうか。
ライブでは、原点回帰をテーマに掲げ、“ジャニーズらしさ”、“日本の素晴らしさ”を表現。先輩グループ・少年隊の『日本よいとこ摩訶不思議』のカバーでは、大野智、相葉雅紀、二宮和也がバック転を披露し、まさに往年の“踊るジャニーズ”を見せた。一方、“日本の素晴らしさ”としては、和楽器楽団とコラボしたり、絵巻のような映像で日本的な美を感じさせた。
そんなライブだが、特筆すべきは、メンバー個人が研鑽を積んで挑んだソロコーナーである。普通、グループのソロコーナーといえば、各々が趣向を凝らすものの、ソロ曲を歌って終わり、というのが主だったところ。だが、このツアーのソロコーナーは、ある意味“かくし芸”的なサプライズに満ちていた。
その内容とは、大野智がジャニーズ舞台の伝統芸を網羅したマスクマジック、櫻井翔がスネアドラム演奏とラップや歌を同時に行うドラムライン、相葉雅紀が空中に吊られたまま演技するティシュー、二宮和也がゲーム音や光と連動したタップダンス、松本潤が壁を登ったり跳躍したりのパルクール。どれもが、単純なリハーサルでは成し得ない、多くの訓練期間を要する“技”である。実際、ツアー前に松本は「ライブに関して、今まで以上に苦戦してる。見どころ、と言えるところまでいけるかどうかの瀬戸際です」(オリ★スタ2015年11/2号)と、メンバーそれぞれがギリギリ勝負に出ていたことを語っている。
中でも、相葉のティシューと松本のパルクールは、特に肉体を酷使するものだった。ドームの天井からバルーンやリボンで吊り上げられたまま、次々に演技を繰り広げた相葉はMCで、「命がけの『Mr.FUNK』(ソロ曲)、上から降りてきて着地したときに“今日も生きてる!”と感じて、それを17回続けました」と語っている。松本のパルクールも、全力疾走のまま高い位置から飛び降りたり、垂直な壁を駆け登るなど、総合的な身体能力が問われる大技の連続。今や国民的グループとなった彼らが、それほどまでに自身を追い込んだ真剣勝負が、このライブでは繰り広げられていた。
ステージでは、細部まではなかなか見られなかった5人の技の数々。このライブ映像で、改めてじっくり見られることになりそうだ。
ライブでは、原点回帰をテーマに掲げ、“ジャニーズらしさ”、“日本の素晴らしさ”を表現。先輩グループ・少年隊の『日本よいとこ摩訶不思議』のカバーでは、大野智、相葉雅紀、二宮和也がバック転を披露し、まさに往年の“踊るジャニーズ”を見せた。一方、“日本の素晴らしさ”としては、和楽器楽団とコラボしたり、絵巻のような映像で日本的な美を感じさせた。
そんなライブだが、特筆すべきは、メンバー個人が研鑽を積んで挑んだソロコーナーである。普通、グループのソロコーナーといえば、各々が趣向を凝らすものの、ソロ曲を歌って終わり、というのが主だったところ。だが、このツアーのソロコーナーは、ある意味“かくし芸”的なサプライズに満ちていた。
その内容とは、大野智がジャニーズ舞台の伝統芸を網羅したマスクマジック、櫻井翔がスネアドラム演奏とラップや歌を同時に行うドラムライン、相葉雅紀が空中に吊られたまま演技するティシュー、二宮和也がゲーム音や光と連動したタップダンス、松本潤が壁を登ったり跳躍したりのパルクール。どれもが、単純なリハーサルでは成し得ない、多くの訓練期間を要する“技”である。実際、ツアー前に松本は「ライブに関して、今まで以上に苦戦してる。見どころ、と言えるところまでいけるかどうかの瀬戸際です」(オリ★スタ2015年11/2号)と、メンバーそれぞれがギリギリ勝負に出ていたことを語っている。
中でも、相葉のティシューと松本のパルクールは、特に肉体を酷使するものだった。ドームの天井からバルーンやリボンで吊り上げられたまま、次々に演技を繰り広げた相葉はMCで、「命がけの『Mr.FUNK』(ソロ曲)、上から降りてきて着地したときに“今日も生きてる!”と感じて、それを17回続けました」と語っている。松本のパルクールも、全力疾走のまま高い位置から飛び降りたり、垂直な壁を駆け登るなど、総合的な身体能力が問われる大技の連続。今や国民的グループとなった彼らが、それほどまでに自身を追い込んだ真剣勝負が、このライブでは繰り広げられていた。
ステージでは、細部まではなかなか見られなかった5人の技の数々。このライブ映像で、改めてじっくり見られることになりそうだ。
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2016/07/13