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ベイビーレイズJAPAN、初海外ライブ経て成長「今年と来年が本当の勝負」

 5人組アイドルグループ・ベイビーレイズJAPANが9日、フランス・パリで開催された『JAPAN EXPO2016』に出演。初の海外ライブながら4000人の観客から拍手喝采を浴び、確かな爪あとを残した。帰国したばかりの彼女たちにORICON STYLEではインタビューを敢行し、フランスでの思い出はもちろん2年ぶり2枚目のアルバム(9月21日発売)、10月6日〜9日まで4日間計69時間で行われる初の主催フェス『EMOTIONAL IDOROCK FES.』など次なる挑戦への意気込みを聞いた。

フランス・パリで開催された『JAPAN EXPO 2016』に出演したベイビーレイズJAPAN(写真左から大矢梨華子、傳谷英里香、林愛夏、高見奈央、渡邊璃生)

フランス・パリで開催された『JAPAN EXPO 2016』に出演したベイビーレイズJAPAN(写真左から大矢梨華子、傳谷英里香、林愛夏、高見奈央、渡邊璃生)

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――パリ公演お疲れ様でした! 現地でのライブの感想を教えて下さい。

大矢梨華子】初めての海外ライブということで、どういう反応なのかという不安はありましたが、『JAPAN EXPO』では日本の文化が大好きで来てくださっている方ばかりだったので、歓声や拍手や新しいノリ方で盛り上がったくださりすごく楽しかったです。
林愛夏】緊張はしていましたが、いざステージに立つと皆さんがすごく笑顔で迎えてくださったのでとっても楽しくライブをすることができました。かわいい曲から静かな曲、激しい曲、どの曲も知らないはずなのに盛り上がってくれてすごく優しい方ばかりでした。

――日本のライブとパリでのライブでは何か大きな違いはありましたか?

【傳谷英里香】日本のライブのようなコール&レスポンスはなく、ミディアムテンポの曲でも曲間に「フーッ」ってテンション高く盛り上がってくれました。日本では振りコピ(※振り付けを真似すること)のところもオリジナルで踊ってくれていてこれは新しいなと。
【大矢】45分のライブでずっとリフトされてる外国の女の人がいました!
【一同】いたいた!
【大矢】すごく楽しんでくれるんだなってうれしかったです。

――グループ名にもあるとおり、日本を背負っていく覚悟で臨んだという今回のライブ。手応えは?

【林】日本代表のアイドルというのはプレッシャーもありましたが、来たからには名前を覚えてもらうとか好きになってもらうとかアイドル文化も日本の魅力だと伝えたかった。ライブ中はスポーツ選手の気分でした。とにかく死に物狂いで戦って、試合を見ている人たちに『この人たち頑張ってるな』と思ってもらえれば、きっと応援したくなる。今後、何度も海外でライブできるように頑張りたいです。

――高見さんと渡邊さんは海外に行くのが初めてだったそうですが、ライブ以外で何か思い出はできましたか?

高見奈央】いつもはなかなかテンションが上がらない、りおトン(渡邊璃生)なんですけど、フランスではすごく元気だったね。
【渡邊璃生】楽しかったです、日本じゃ見れない光景なので。一人でパスポートのため申請に行ったのですがわけが分からなくてちょっと泣きそうになりました(笑)
【高見】現地ではセーヌ川のクルージングをしてぜいたくな時間でした。料理もおいしくて思い出になりました。おいしかったよね!
【林】パンがすっごく、おいしくてパンが止まらないんですよ〜。

――今後行ってみたい国は?

【高見】イギリスに行ってみたいよね!
【大矢】ロックの聖地だしね!
【高見】自分たちがどんなもんなのか実力を知りたい。生卵とか投げられちゃったり!? ロックじゃないって!
【大矢】それもそれで光栄です!

――パリの興奮冷めやらぬまま、新アルバムやフェスなどが控えていますが、それぞれアピールと意気込みをお願いします。

【大矢】新アルバムのリード新曲「シンデレラじゃいられない」は、BSジャパンの女子ソフトボール中継テーマソングに起用されました。女性の作詞家さんにつくっていただき、女性の強さが表れている一曲になっています。選手はもちろん男性も応援できる曲になれば。
【傳谷】『EMOTIONAL IDOROCK FES.』はライブでありつつも、ネット番組やバラエティー企画などを用意しています。お祭り感覚で日本一暑苦しいフェスにしたいけどなにより気軽に来てほしい。こんなことしたいと意見を出してスタッフさんと試行錯誤しているので、かなり面白いものになると思います。
【林】朝の時間帯には私たちがガチで企画したコーナーがあるんです。メンバーのパーソナルな部分が見られると思うのでハードですけど、皆さん早起きして見に来てください!
【高見】でも今のままで69時間完走できない。今は体力づくりのため体幹トレーニングをしています。夏には、いろいろなライブやフェスが控えているのでそれで鍛えたい。そしてアルバムもオリコントップ10には入って、自信をつけて『EMOTIONAL IDOROCK FES.』に臨みたい。
【渡邊】このフェスを開催するにあたって、メンバー自身で企画を出したりしてステップアップになりそう。大矢さんはDJをやったり、高見さんはフェスまでにバク転ができるようにするらしいです。私はお料理がやりたいな〜。
【高見】アクロバット初挑戦です。でもバク転できたら絶対かっこいい! 期待しててください!

――2014年末にはデビューから2年で武道館公演を行わなければ「解散」という公約を掲げ、武道館公演を達成。現在の具体的な目標はなんですか?

【傳谷】『JAPAN』とグループ名についてからは、具体的に何年後に武道館満員や紅白歌合戦出場をというのを決めていないなかで、私たち自身、今年と来年が本当の勝負だと思ってる。来年には武道館の工事がはいっていなければ、もう一度あのステージに立ちたいです。
【大矢】武道館を必ず次は満員で!とか5人で紅白出場とか、このフランスライブをきっかけに海外でのライブが増えるかもしれないし…。もっとベイビーレイズJAPANとしていろいろなところに名前を刻んでいきたいですね。

――最後に、お仕事以外でこの夏にこれをやりたいっていうことがあれば教えて下さい。

【高見】10代最後なのでプールに行きたいです!
【一同】カワイイ〜
【高見】小学校以来、プールに入ってないんです。スライダーとか乗ってみたい。ボーイッシュキャラですが海パンではないですよ(笑)

 話を聞いたのは帰国翌日だったにもかかわらず元気いっぱいの5人。そのパワフルさに圧倒されるばかりだが、フランスでの経験を通し、より一層“JAPAN”を背負ったグループ名に誇りと自覚を持ったように思えた。この勢いで『69時間フェス』もきっと乗り切ってくれるであろう。勝負の夏ははじまったばかりだ。

■ベイビーレイズJAPAN
2012年9月に「ベイビーレイズ」としてデビュー。2年間で日本武道館ワンマンライブを実現させるという公約のもと、チラシ配りや路上ライブにて徐々にファンを獲得。2013年NHK朝の連続テレビ小説『あまちゃん』挿入歌の「暦の上ではディセンバー」を担当して話題を集め、2014年12月に悲願の日本武道館を達成。一方で、会場動員数は5500人と満席とはならず、『ベイビーレイズJAPAN』に改名。日本全国から愛されるアーティストを目指し、気持ちを新たに「日本武道館公演満員」、そして「紅白歌合戦出場」を目指すことを決意した。

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