乃木坂46に続く“坂道シリーズ”第2弾として結成されたアイドルグループ「欅坂46」(けやきざかフォーティーシックス)が、グループ名にちなんだ4月6日、1stシングル「サイレントマジョリティー」でデビューを飾った。初日だけで19.1万枚を売り上げる好スタートを切るなか、最年少14歳でセンターを務める平手友梨奈のずば抜けた存在感にアイドルファンのみならず、音楽関係者や芸能人からも熱い視線が注がれている。
作詞家・秋元康氏が総合プロデュースを務める欅坂46は、昨年8月21日、乃木坂46結成から4年後の同じ日、同じ場所(東京・赤坂 SME乃木坂ビル)で結成され、応募総数2万2509人の中から選ばれた1期生20人で構成される。もともと「鳥居坂46 1期生オーディション」を受けたメンバーたちは、合格発表の場で「欅坂46」に“改名”したことを運営から告げられ話題となったが、「AKB48の公式ライバル」として鳴り物入りでデビューした乃木坂46とは異なり、「坂道シリーズ第2弾」とトーンを下げ、静かに滑り出した。
アイドルファンがざわざわし始めたのは、2月29日に公式サイトでデビュー曲のアーティスト写真が公開された頃から。そして、3月16日にデビュー曲「サイレントマジョリティー」のミュージックビデオ(MV)が公開され、期待値が一気に沸騰した。
それまでのお嬢様風な清楚な制服衣装から一転、軍服風の制服に衣替えし、渋谷駅前の工事現場で軍隊を思わせるような統率されたダンスを披露。女性アイドルグループのデビュー曲らしからぬクールさと、メッセージ性の強いエッジの効いた歌詞もあいまって話題が拡散され、公開から21日目のデビュー日前日、YouTubeの再生回数が新人としては異例の300万回を突破した。これを受け、この日で終了予定だったフルバージョンの公開が延期され、4月10日現在で380万回を突破している。
そのなかでも一躍脚光を浴びているのが、最年少でセンターを任された平手だ。21世紀(2001年6月25日)生まれの平手の低い声での歌い出し、強いまなざし、たたずまいに「センターにふさわしいオーラ」「うちのセンターすごい」と他のメンバーのファンをも納得させてしまったほど。音楽関係者の間でも「14歳にして風格すら感じさせる圧倒的な存在感」に伝説のアイドル・山口百恵の面影を重ねる人もいれば、当時13歳だった後藤真希がモーニング娘。に加入したときの衝撃に例える人もいる。
AKB48のエース・渡辺麻友も早くから一目置いていた一人。3月23日付のツイッターで「欅坂のデビューシングルのMVが公開されてる〜 かっこいい〜〜良い〜〜 センターの子がいい味出してる」と称賛。ファンから平手の年齢を知らされると「えっセンターの子14歳なの。すごっ。どんな人生歩んできたの」とその表現力に驚嘆した。
グループ結成から2ヶ月足らずの昨年10月からスタートした冠番組『欅って、書けない?』(毎週日曜 深0:35 テレビ東京)で司会を務める土田晃之も惜しみない賛辞を送る。自身のレギュラーラジオ番組『日曜のへそ』(毎週日曜 正午 ニッポン放送)の3月20日放送回でMVを見たことを話し、ふだんは「すごくいい子。天真爛漫な感じだったり、明るい子」だという平手のギャップに「平手が超かっこいいの! すげぇかっこいいのよ。特にサビに入ったとこがすげーよくて!」と興奮。
さらに、番組が始まった当初、メンバーが自撮り動画で自己紹介する企画があったことを振り返り「3つ撮ってきてるんだけど、(平手は)全部表情が違って、収録が終わったあとスタッフに『あの子すごいですね』って言ったら、多分センター候補だって」と言われたことなどを明かし、6分以上にわたって熱弁をふるった。思い返せばオーディションの合格発表当日のフォトセッションでセンターを張り、スタッフが手書きした「欅坂46」の用紙を持っていたのも平手と鈴本美愉だったことから、オーディション時からグループの“顔”として期待をかけられていたことがうかがえる。
デビュー曲は初日売上19.1万枚で、まずはオリコンデイリーシングルランキング1位となった。12日に発表される週間ランキングでは、乃木坂46が成し得なかったデビュー曲での週間1位獲得なるか、そして、HKT48「スキ!スキ!スキップ!」(13年3月発売)が持つ女性アーティストのデビューシングル初週売上歴代1位記録(25万枚)を更新できるか、大いに注目される。
★YouTube公式チャンネル「オリコン芸能ニュース」
作詞家・秋元康氏が総合プロデュースを務める欅坂46は、昨年8月21日、乃木坂46結成から4年後の同じ日、同じ場所(東京・赤坂 SME乃木坂ビル)で結成され、応募総数2万2509人の中から選ばれた1期生20人で構成される。もともと「鳥居坂46 1期生オーディション」を受けたメンバーたちは、合格発表の場で「欅坂46」に“改名”したことを運営から告げられ話題となったが、「AKB48の公式ライバル」として鳴り物入りでデビューした乃木坂46とは異なり、「坂道シリーズ第2弾」とトーンを下げ、静かに滑り出した。
アイドルファンがざわざわし始めたのは、2月29日に公式サイトでデビュー曲のアーティスト写真が公開された頃から。そして、3月16日にデビュー曲「サイレントマジョリティー」のミュージックビデオ(MV)が公開され、期待値が一気に沸騰した。
それまでのお嬢様風な清楚な制服衣装から一転、軍服風の制服に衣替えし、渋谷駅前の工事現場で軍隊を思わせるような統率されたダンスを披露。女性アイドルグループのデビュー曲らしからぬクールさと、メッセージ性の強いエッジの効いた歌詞もあいまって話題が拡散され、公開から21日目のデビュー日前日、YouTubeの再生回数が新人としては異例の300万回を突破した。これを受け、この日で終了予定だったフルバージョンの公開が延期され、4月10日現在で380万回を突破している。
そのなかでも一躍脚光を浴びているのが、最年少でセンターを任された平手だ。21世紀(2001年6月25日)生まれの平手の低い声での歌い出し、強いまなざし、たたずまいに「センターにふさわしいオーラ」「うちのセンターすごい」と他のメンバーのファンをも納得させてしまったほど。音楽関係者の間でも「14歳にして風格すら感じさせる圧倒的な存在感」に伝説のアイドル・山口百恵の面影を重ねる人もいれば、当時13歳だった後藤真希がモーニング娘。に加入したときの衝撃に例える人もいる。
AKB48のエース・渡辺麻友も早くから一目置いていた一人。3月23日付のツイッターで「欅坂のデビューシングルのMVが公開されてる〜 かっこいい〜〜良い〜〜 センターの子がいい味出してる」と称賛。ファンから平手の年齢を知らされると「えっセンターの子14歳なの。すごっ。どんな人生歩んできたの」とその表現力に驚嘆した。
グループ結成から2ヶ月足らずの昨年10月からスタートした冠番組『欅って、書けない?』(毎週日曜 深0:35 テレビ東京)で司会を務める土田晃之も惜しみない賛辞を送る。自身のレギュラーラジオ番組『日曜のへそ』(毎週日曜 正午 ニッポン放送)の3月20日放送回でMVを見たことを話し、ふだんは「すごくいい子。天真爛漫な感じだったり、明るい子」だという平手のギャップに「平手が超かっこいいの! すげぇかっこいいのよ。特にサビに入ったとこがすげーよくて!」と興奮。
さらに、番組が始まった当初、メンバーが自撮り動画で自己紹介する企画があったことを振り返り「3つ撮ってきてるんだけど、(平手は)全部表情が違って、収録が終わったあとスタッフに『あの子すごいですね』って言ったら、多分センター候補だって」と言われたことなどを明かし、6分以上にわたって熱弁をふるった。思い返せばオーディションの合格発表当日のフォトセッションでセンターを張り、スタッフが手書きした「欅坂46」の用紙を持っていたのも平手と鈴本美愉だったことから、オーディション時からグループの“顔”として期待をかけられていたことがうかがえる。
デビュー曲は初日売上19.1万枚で、まずはオリコンデイリーシングルランキング1位となった。12日に発表される週間ランキングでは、乃木坂46が成し得なかったデビュー曲での週間1位獲得なるか、そして、HKT48「スキ!スキ!スキップ!」(13年3月発売)が持つ女性アーティストのデビューシングル初週売上歴代1位記録(25万枚)を更新できるか、大いに注目される。
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2016/04/10