ロックバンド・RCサクセションの忌野清志郎さんが生前カバーした、故・坂本九さんの名曲「上を向いて歩こう」が、阿部サダヲ主演映画『殿、利息でござる!』(5月14日公開、中村義洋監督)の主題歌に起用されたことが明らかになった。
映画は、歴史学者・磯田道史氏の著書『無私の日本人』(文春文庫刊)の一編「穀田屋十三郎」を映画化したもの。江戸中期、仙台藩吉岡宿に実在した住人が、年貢の取り立てや労役で困窮する宿場町を守るため、知恵と工夫と決死の覚悟で立ち上がり、地域を立て直した物語をユーモアたっぷりに描いた。
松竹の池田史嗣プロデューサーは主題歌を決めた経緯について「まず、曲から決めました。目の前の問題と向き合いながら、悲しみをこらえ、未来に向かって進んで行く庶民にとって、これ以上の応援歌はありません」と説明。数あるカバーの中からRCサクセションのバージョンを選んだのは「そこに込められたスピリットが今回の映画製作の志と完全に共鳴したから。もちろん、監督も私もRCサクセションの大ファンです」と明かした。
清志郎さんはライブのクライマックスでよく「上を向いて歩こう」を歌い、必ず「日本の有名なロックンロール!」と紹介していたという。RCサクセション版の「上を向いて歩こう」は、1980年の名盤を復刻したアルバム『PLEASE+4』のボーナストラックとして収録されている。
映画は、歴史学者・磯田道史氏の著書『無私の日本人』(文春文庫刊)の一編「穀田屋十三郎」を映画化したもの。江戸中期、仙台藩吉岡宿に実在した住人が、年貢の取り立てや労役で困窮する宿場町を守るため、知恵と工夫と決死の覚悟で立ち上がり、地域を立て直した物語をユーモアたっぷりに描いた。
松竹の池田史嗣プロデューサーは主題歌を決めた経緯について「まず、曲から決めました。目の前の問題と向き合いながら、悲しみをこらえ、未来に向かって進んで行く庶民にとって、これ以上の応援歌はありません」と説明。数あるカバーの中からRCサクセションのバージョンを選んだのは「そこに込められたスピリットが今回の映画製作の志と完全に共鳴したから。もちろん、監督も私もRCサクセションの大ファンです」と明かした。
清志郎さんはライブのクライマックスでよく「上を向いて歩こう」を歌い、必ず「日本の有名なロックンロール!」と紹介していたという。RCサクセション版の「上を向いて歩こう」は、1980年の名盤を復刻したアルバム『PLEASE+4』のボーナストラックとして収録されている。
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2016/03/08