歌舞伎俳優の中村勘九郎(34)が7日、都内で行われた歌舞伎座 平成29年2月興行『二月大歌舞伎』記者発表会見に出席。同興行で、長男の波野七緒八くん(なみのなおや・5)が三代目中村勘太郎、次男の波野哲之くん(なみののりゆき・2)が二代目中村長三郎を名乗り、『門出二人桃太郎(かどんでふたりももたろう)』で初舞台を勤めることを発表し「父が亡くなってからも、歌舞伎座で舞台ができるのを本当にうれしく思っております」と喜びをかみしめた。
勘九郎と弟の中村七之助(32)は、31年前に上演された同作が初舞台である上に、父・十八代目中村勘三郎さんもかつて『昔噺桃太郎』で初舞台を務めたことから、親子三代にわたって「桃太郎」が実現。勘九郎は「やはり“孫パワー”というものは強いもので、父も何よりも喜んでくれていると思う。彼らに対しては、たぶん何も言わないんじゃないですか」と顔をほころばせた。
会見には、七緒八くんと哲之くんも出席し「よろしくお願いいたします」と元気よくあいさつ。堂々たる受け答えぶりに、おじにあたる七之助も「2人を見てまして、私の初舞台の記者会見よりすごく静かだなと思います。この兄弟は、私たちより確実にいい役者になってくれると確信いたしました」と太鼓判を押した。
七緒八くんと哲之くんの歌舞伎の素質について、勘九郎は「2人とも歩き方だとか、片っぽのポケットに手を入れる立ち姿とかが、教えてもないのに父・勘三郎にそっくり」としみじみ。会見中、マイクで手遊びをする自由奔放な哲之くんを前に「もう、今も大変ですよ。脇汗がポタポタたれてますから」とヒヤヒヤさせられながらも「無理なことはできないので、大きくセリフを言って、大きく体を使ってということですかね」と来年の初舞台に向けて期待を寄せていた。
同会見には、田んぼアートディレクターとしても活躍する俳優の永島敏行(59)も出席。同作を記念して「二人桃太郎記念 田んぼアート」を製作することが発表された。
勘九郎と弟の中村七之助(32)は、31年前に上演された同作が初舞台である上に、父・十八代目中村勘三郎さんもかつて『昔噺桃太郎』で初舞台を務めたことから、親子三代にわたって「桃太郎」が実現。勘九郎は「やはり“孫パワー”というものは強いもので、父も何よりも喜んでくれていると思う。彼らに対しては、たぶん何も言わないんじゃないですか」と顔をほころばせた。
会見には、七緒八くんと哲之くんも出席し「よろしくお願いいたします」と元気よくあいさつ。堂々たる受け答えぶりに、おじにあたる七之助も「2人を見てまして、私の初舞台の記者会見よりすごく静かだなと思います。この兄弟は、私たちより確実にいい役者になってくれると確信いたしました」と太鼓判を押した。
七緒八くんと哲之くんの歌舞伎の素質について、勘九郎は「2人とも歩き方だとか、片っぽのポケットに手を入れる立ち姿とかが、教えてもないのに父・勘三郎にそっくり」としみじみ。会見中、マイクで手遊びをする自由奔放な哲之くんを前に「もう、今も大変ですよ。脇汗がポタポタたれてますから」とヒヤヒヤさせられながらも「無理なことはできないので、大きくセリフを言って、大きく体を使ってということですかね」と来年の初舞台に向けて期待を寄せていた。
同会見には、田んぼアートディレクターとしても活躍する俳優の永島敏行(59)も出席。同作を記念して「二人桃太郎記念 田んぼアート」を製作することが発表された。
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2016/03/07