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今度はネパール人? 阿部寛の“カメレオン”ぶり

 1980年代に流行語にもなった「ソース顔」の代表格として名が挙がり、映画『テルマエロマエ』で古代ローマ人の役を演じた際は、イタリア人に「イタリアの俳優かと思った!」と言われた俳優の阿部寛。西洋的な彫りの深さでハンサムな阿部だが、新作映画の撮影で滞在したエヴェレストのお膝元、ネパールでも現地になじんで全く違和感がなかったというから、これが本当の“カメレオン俳優”なのかもしれない。

映画『エヴェレスト 神々の山嶺』の撮影でネパールへ行けば、ネパール人に見えるほど、

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 このほど、ORICON STYLEでは映画『エヴェレスト 神々の山嶺』(3月12日公開)のメイキング映像と阿部本人のインタビューを独占入手。ネパールの首都・カトマンズやエヴェレストの標高5200メートル付近で敢行した撮影を振り返り、「ここ(5200メートル地点)に来なかったらできなかったことがあるし、スタッフなんかどこの人間か分からないほど顔が焼けている」と語る阿部自身も日焼けして真っ黒。現地での生活になじんだ男の顔を見せている。

 同作は、作家・夢枕獏氏の小説『神々の山嶺(いただき)』を、岡田准一主演、阿部、尾野真千子らの出演、映画『愛を乞うひと』の平山秀幸監督により映画化。阿部は、エヴェレスト登頂に憑りつかれ、日本での生活も捨て、ネパールで何度も登頂のチャンスをうかがっている孤高のクライマー・羽生を演じる。

 映像は、エヴェレストの壮大な景色の中で阿部がロープの結び方のレクチャーを受けたり、吹雪の中を移動したり、現地でのメイキング映像と、「この役は精神力も極限のものを持った人間で、自分には到達できないものを持っている人を演じていく。それがすごく自分の目標となっていたし、役者冥利に尽きました」とスーツ姿で語る阿部のインタビューで構成。

 エヴェレストでの撮影について「ここまでくると呼吸もつらいけど、夜(寝ている間)は空気が薄いからそういうところで体力を消耗していきますね」と苦労話もありながら、「4700〜4800メートルを超えた時に景色が変わったんですよね。神々が住んでいる世界のような、そこに近くなってきたことがはっきりわかった。やっぱりそこから気持ちが変わりましたね。神聖な気持ちになった」と現地に行ったからこその実感も語っている。

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関連写真

  • 映画『エヴェレスト 神々の山嶺』の撮影でネパールへ行けば、ネパール人に見えるほど、
  • 人生すべてを山に捧げる男を熱演 (C)2016「エヴェレスト 神々の山嶺」製作委員会
  • “濃い”表情を見せるなど役者としての“深み”を見せる阿部寛 (C)2016「エヴェレスト 神々の山嶺」製作委員会
  • 映画『エヴェレスト 神々の山嶺』の撮影でネパールへ行けば、ネパール人に見えるほど、すっかり現地の暮らしにすっかりなじんだ男を熱演 (C)2016「エヴェレスト 神々の山嶺」製作委員会

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