ハロー！プロジェクトに所属するアイドルが中心となって出演する演劇企画『演劇女子部』の新公演『気絶するほど愛してる！』が、3月25日より東京・池袋のシアターグリーンBIG TREE THEATERで上演される。今回は、カントリー・ガールズとつばきファクトリーが1960年代を舞台に、ロカビリーからグループサウンズへ移行していくなかで、ファンの在り方を問う意欲作に挑む。劇中では男装姿を披露しているメンバーもおり、みどころとなっている。。

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　田舎から上京したばかりの主人公・寛子（稲場愛香／カントリー・ガールズ）は「ビリー星野とガラパゴスキング」というロカビリーバンドの熱狂的ファンの女の子、幸子（森戸知沙希／カントリー・ガールズ）と出会う。

　死んだ妹そっくりの幸子と仲良しになった寛子も彼女の追いかけるバンドボーカルのビリー（岸本ゆめの／つばきファクトリー）に夢中に。あることをきっかけにビリーと急接近、恋に落ちた寛子だったがロカビリーからグループサウンズ（GS）に流行が移るにつれ、ビリーの人気にもかげりが…。

　主人公という大役を担う稲場は今回が初舞台。「本当に不安でいっぱいなのが正直な気持ちです」と吐露しつつ「まずたくさんのセリフを覚えることすら初めてなので、とにかく精一杯頑張るしかない！という感じです。寛子はまっすぐで自分のことよりも他人の為に行動出来る素敵な女の子なので、観てくださる方にそれが伝わるように全力で演じたいです！」と意気込んでいる。

　また初舞台にして男役である「ビリー星野とガラパゴスキング」のメンバー・マーシーを演じる小関舞（カントリー・ガールズ）は「少しでも台本にかかれている人物像に近づけるように努力をしようと思います！」とやる気十分。

　同じくメンバー・ジュリーを演じる山木梨沙(カントリー・ガールズ)も「1960年代が舞台になっているので、その当時の雰囲気をしっかり表現していきたいです。私にとっては2年ぶりの演劇女子部なので、成長した姿を見せられるように頑張ります！ロカビリーからGSへ、という移り変わりを、ジェリーを通して伝えていけたらなと思います」と奮起している。

　なお、カントリー・ガールズの梁川奈々美、船木結にとっては、初のシングル曲『 ブギウギLOVE／恋はマグネット／ランラルン〜あなたに夢中〜』が3月9日にリリースされる。初舞台を経て、成長を遂げる彼女たちに注目だ。