一年を通じて映画・テレビ界で顕著な活躍をしたプロデューサーや、将来有望な新人俳優などを選出して表彰する『2016年エランドール賞』の授賞式が4日、都内ホテルで行われた。1956年の第1回では、石原裕次郎、高倉健らが選ばれ、業界でも権威ある賞の一つである新人賞は、“新人”というのがピンと来ないほど、すでに数々の映画・ドラマで活躍している柄本佑、有村架純、菅田将暉、土屋太鳳、玉山鉄二、吉田羊の6人が受賞した。
新人賞の選考については、2014年12月1日〜2015年11月30日の期間に公開された映画、放送されたテレビドラマを対象に、日本映画テレビプロデューサー協会の協会員の投票によって選定された。
トップバッターの柄本は緊張に小さく震えながらも「親(柄本明、角替和枝)に話をしたらとても喜んで、親孝行できたような気がします。これからますます一つひとつの仕事を真面目に丁寧にやっていけたら」と感謝。舞台袖では妻で女優の安藤サクラが涙ながらに見守る姿もあった。有村は「これからもたくさんの役と出合って、新しい自分も同時に発見できるように日々頑張っていきたいと思います」とさらなる活躍を誓った。
菅田は「去年一年間は、マネージャーさんと寝る間もおしんで働こうと決めて、いろんな目標を立てた中に一つに、去年の今ごろからきょう、この日のスケジュールも空けて臨んでいました。きょう、ここに立てていることがうれしいです」と取るべくして取った賞であることを明かした。土屋は「演技に憧れる気持ちと、演技を恐れる気持ちの両方にいつも揺さぶられていました。でも、いまここで、女優として生きていこう。女優として生き抜こうと思います」と強い決意とともに感謝の気持ちを伝えていた。
玉山は「昨晩、エランドール賞新人賞は何歳までいただけるんだろうと、考えていたら眠れなくなっちゃって。お前、新人じゃないだろうってヤジがとんだらどうしようかと思っていました。素晴らしい賞をいただけて感謝しています」といって会場を和ませ、吉田も「私、年齢非公表にしているんですが」と前置きした上で「過去20年分の新人賞の受賞者を調べたところ、私が最年長の受賞となりました」と言って笑わせた。
このほか、プロデューサー賞を映画『ビリギャル』の那須田淳氏(TBSテレビ)と、ドラxマ『マッサン』の櫻井賢氏(日本放送協会)、プロデューサー奨励賞を映画『百円の恋』の佐藤現氏(東映ビデオ)と、ドラマ『釣りバカ日誌〜新入社員浜崎伝助〜』の浅野太氏(テレビ東京)、齋藤寛之氏(松竹)がそれぞれ受賞した。
授賞式には、ほかに俳優・伊藤淳史(『ビリギャル』、有村)、女優・安藤サクラ(『百円の恋』)、脚本家・足立紳氏(『百円の恋』)、脚本家・羽原大介氏(『マッサン』)、女優・榊原郁恵(『釣りバカ日誌〜』)、『天皇の料理番』(TBS)の石丸彰彦プロデューサー(柄本)、『民王』(テレビ朝日)の飯田爽プロデューサー(菅田)、ドランクドラゴンの塚地武雅(土屋)、俳優の前田吟(玉山)、映画『ビリギャル』、『コウノドリ』(TBS)の土井裕泰監督(吉田)らがお祝いゲストとして登壇した。
■過去のエランドール賞新人賞受賞者
2015年:北川景子、斎藤工、黒木華、鈴木亮平、二階堂ふみ
2014年:綾野剛、木村文乃、東出昌大、能年玲奈、福士蒼汰、橋本愛
2013年:染谷将太、尾野真千子、松坂桃李、武井咲、森山未來、真木よう子
2012年:高良健吾、井上真央、杏、長谷川博己、吉高由里子
2011年:吉瀬美智子、桐谷健太、佐藤健、松下奈緒、満島ひかり、向井理
2010年:榮倉奈々、岡田将生、志田未来、多部未華子、松田龍平、水嶋ヒロ
2009年:瑛太、黒木メイサ、戸田恵梨香、松田翔太、三浦春馬、宮崎あおい
2008年:新垣結衣、小栗旬、貫地谷しほり、檀れい、大森南朋
新人賞の選考については、2014年12月1日〜2015年11月30日の期間に公開された映画、放送されたテレビドラマを対象に、日本映画テレビプロデューサー協会の協会員の投票によって選定された。
トップバッターの柄本は緊張に小さく震えながらも「親(柄本明、角替和枝)に話をしたらとても喜んで、親孝行できたような気がします。これからますます一つひとつの仕事を真面目に丁寧にやっていけたら」と感謝。舞台袖では妻で女優の安藤サクラが涙ながらに見守る姿もあった。有村は「これからもたくさんの役と出合って、新しい自分も同時に発見できるように日々頑張っていきたいと思います」とさらなる活躍を誓った。
菅田は「去年一年間は、マネージャーさんと寝る間もおしんで働こうと決めて、いろんな目標を立てた中に一つに、去年の今ごろからきょう、この日のスケジュールも空けて臨んでいました。きょう、ここに立てていることがうれしいです」と取るべくして取った賞であることを明かした。土屋は「演技に憧れる気持ちと、演技を恐れる気持ちの両方にいつも揺さぶられていました。でも、いまここで、女優として生きていこう。女優として生き抜こうと思います」と強い決意とともに感謝の気持ちを伝えていた。
玉山は「昨晩、エランドール賞新人賞は何歳までいただけるんだろうと、考えていたら眠れなくなっちゃって。お前、新人じゃないだろうってヤジがとんだらどうしようかと思っていました。素晴らしい賞をいただけて感謝しています」といって会場を和ませ、吉田も「私、年齢非公表にしているんですが」と前置きした上で「過去20年分の新人賞の受賞者を調べたところ、私が最年長の受賞となりました」と言って笑わせた。
このほか、プロデューサー賞を映画『ビリギャル』の那須田淳氏(TBSテレビ)と、ドラxマ『マッサン』の櫻井賢氏(日本放送協会)、プロデューサー奨励賞を映画『百円の恋』の佐藤現氏(東映ビデオ)と、ドラマ『釣りバカ日誌〜新入社員浜崎伝助〜』の浅野太氏(テレビ東京)、齋藤寛之氏(松竹)がそれぞれ受賞した。
授賞式には、ほかに俳優・伊藤淳史(『ビリギャル』、有村)、女優・安藤サクラ(『百円の恋』)、脚本家・足立紳氏(『百円の恋』)、脚本家・羽原大介氏(『マッサン』)、女優・榊原郁恵(『釣りバカ日誌〜』)、『天皇の料理番』(TBS)の石丸彰彦プロデューサー(柄本)、『民王』(テレビ朝日)の飯田爽プロデューサー(菅田)、ドランクドラゴンの塚地武雅(土屋)、俳優の前田吟(玉山)、映画『ビリギャル』、『コウノドリ』(TBS)の土井裕泰監督(吉田)らがお祝いゲストとして登壇した。
■過去のエランドール賞新人賞受賞者
2015年:北川景子、斎藤工、黒木華、鈴木亮平、二階堂ふみ
2014年:綾野剛、木村文乃、東出昌大、能年玲奈、福士蒼汰、橋本愛
2013年:染谷将太、尾野真千子、松坂桃李、武井咲、森山未來、真木よう子
2012年:高良健吾、井上真央、杏、長谷川博己、吉高由里子
2011年:吉瀬美智子、桐谷健太、佐藤健、松下奈緒、満島ひかり、向井理
2010年:榮倉奈々、岡田将生、志田未来、多部未華子、松田龍平、水嶋ヒロ
2009年:瑛太、黒木メイサ、戸田恵梨香、松田翔太、三浦春馬、宮崎あおい
2008年:新垣結衣、小栗旬、貫地谷しほり、檀れい、大森南朋
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2016/02/04