女優の尾野真千子（34）が4日、都内で行われた岡田准一（35）主演映画『エヴェレスト 神々の山嶺』完成披露試写会に出席した。岡田と俳優・阿部寛（51）とともに日本映画史上初エヴェレストの標高5200メートルで撮影を通して尾野は、“過酷ロケ”にも関わらず3キロ増量したことを明かした。

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　阿部が「生きると死ぬが背中合わせ」と困難を語る一方、「めっちゃ楽しかったです」とケロリと語る尾野。岡田から「僕らは3、4キロくらい痩せて帰ってきたのに尾野さんは…」と振られると「3キロ（太った）」と茶目っ気たっぷりに微笑んだ。

　増量理由について「私もなにが起きたのかわからない」としたが「本当は、ご飯を腹いっぱい食べちゃいけない。8分目にしなきゃいけないのにいっぱい食べてしまった。あと水分とるために毎日ミルクティーをたらふく飲んでたら、3キロ太った！」と笑い飛ばした。これには岡田も思わず「日本一タフな女優さん」と感心しきりだった。

　夢枕獏の世界的ベストセラー『神々の山嶺』を実写化した同作。エヴェレスト史上最大の謎を追う山岳カメラマン・深町と孤高の天才クライマー・羽生（阿部）の挑戦を描いたスペクタクル。

　このほか佐々木蔵之介（48）、ピエール瀧（48）、甲本雅裕（50）、風間俊介（32）、平山秀幸監督（65）が登壇。物語にちなみ人生で挑戦したいことについて岡田は「できればここにいる皆さんとエヴェレストに登りたい」と再登頂を熱望。尾野も「8000メートル超えしたい」とノリノリで、ここでもタフさをみせていた。