新年度に向けたNHKの“アナウンサー人事”。2日にその発表会見が行われ、『クローズアップ現代+(プラス)』をはじめ、女性アナウンサーの登用に注目が集まる中、会見に出席した男性アナウンサー陣も百戦錬磨の“話術”で存在感を出していた。
まず、今年度は『正午ニュース』(月〜金)や『ニュース シブ5時』を担当し、4月からは土日祝の『ニュース7』(後7:00〜7:30)を担当することになった高瀬耕造アナ。会見では「これまでお昼のニュース、特設ニュース、緊急報道などで安保、核実験、災害からSMAPまでいろいろなニュースを伝えてきました」と、右手にマイクを持ち、左手は指先までピンと伸ばした良い姿勢のまま、「1点、NHKがSMAPのニュースを伝えたことが民放の番組で紹介された時のイラストが、若干眉毛が太すぎるのではないかと、不満でした」とギャップで笑いを誘う巧者ぶりを見せた。
高瀬アナといえば、昨年9月に豪雨で鬼怒川が決壊し、周辺地域に甚大な被害が出ていることを伝えるニュースの中で、住宅などに取り残された人に向けて「決してあきらめないでください、助けを求め続けてください」と呼びかけ、話題になったことがあった。「多くの方から反響や感謝の言葉をいただきました。東日本大震災以降、どうやったら災害から命を守れるか、本気で考えながらやってきました。もうすぐ震災から5年が経ちますが、やってきたことが無駄ではなかったんじゃないか、という手応えも感じています」と語り、4月以降も「全力でまい進したい」と誓いを立てていた。
4月からEテレ『きょうの料理』(月〜木 後9:00〜9:25)を担当することになった柘植恵水アナ(現・名古屋放送局)の“付き添い”として、17年目の後藤繁榮アナが登場。1957年(昭和32年)11月にスタートした同番組は、今秋、放送60年目に突入する。
後藤アナは、後輩の高瀬アナが『ニュース7』を「老舗中の老舗」と言っていたことを受けて、「『きょうの料理』はNHKの番組の中で『のど自慢』に次ぐ長寿番組、まさに老舗でございます」と丁寧な言葉遣いで対抗心を露わにし、笑いを誘った。そして、後藤アナといえば、ダジャレ。「きょうの料理 LINE公式アカウントに入っていただくと、私がダジャレでお出迎えいたします。ぜひその辺もお楽しみいただければと思います」と満面の笑みを浮かべながらアピールしていた。
ラジオ第1で4月から平日午後のワイド帯番組『午後のまりやーじゅ』の後継番組『ごごラジ!』(月〜金 後1:05〜4:55)を担当する神門光太朗アナは「1行でもいいからラジオのことも書いて」と自虐的な発言で会見を盛り上げた。「高瀬アナウンサーがテレビは一家だんらん、家族団らんのメディアと話していましたが…」と、神門アナにとっては“先輩”の揚げ足を取り、「ラジオというのは孤独のメディアなんです」と熱弁。ラジオ番組を担当したくてNHKに入ったというほど、ラジオ好きの神門アナは「独りぼっちで部屋に閉じこもって、イヤホンか何かつけて、笑いを押し殺してニヤっと笑うという。私も30年来のラジオマニアですけど、そうやって生きてきました。ニヤニヤしてもらえるような番組を、ニヤニヤしながらしゃべりたいと思います」と意気込みを語っていた。
新番組『ニュースチェック11』(月〜金 後11:15〜11:55)を担当する有馬嘉男キャスターは、アナウンサー室ではなく報道局の所属ということで「11時のニュースを見れば、きょう一日がほぼ分かるというニュース番組を目指したいと思っています。40分間の番組なんですけれども、40分間で40本のニュースを紹介しようと、そういう意気込みでやっていきたいと思っています」とコメントも硬度100%。一緒に番組を担当する桑子真帆アナに「眉間にしわをよせてテレビを見るのも疲れるよと思うんですね、まず私たちがちょっと力を抜いて、気楽にいろんなニュースをお届けしたい」とやんわりフォローされていた。
まず、今年度は『正午ニュース』(月〜金)や『ニュース シブ5時』を担当し、4月からは土日祝の『ニュース7』(後7:00〜7:30)を担当することになった高瀬耕造アナ。会見では「これまでお昼のニュース、特設ニュース、緊急報道などで安保、核実験、災害からSMAPまでいろいろなニュースを伝えてきました」と、右手にマイクを持ち、左手は指先までピンと伸ばした良い姿勢のまま、「1点、NHKがSMAPのニュースを伝えたことが民放の番組で紹介された時のイラストが、若干眉毛が太すぎるのではないかと、不満でした」とギャップで笑いを誘う巧者ぶりを見せた。
高瀬アナといえば、昨年9月に豪雨で鬼怒川が決壊し、周辺地域に甚大な被害が出ていることを伝えるニュースの中で、住宅などに取り残された人に向けて「決してあきらめないでください、助けを求め続けてください」と呼びかけ、話題になったことがあった。「多くの方から反響や感謝の言葉をいただきました。東日本大震災以降、どうやったら災害から命を守れるか、本気で考えながらやってきました。もうすぐ震災から5年が経ちますが、やってきたことが無駄ではなかったんじゃないか、という手応えも感じています」と語り、4月以降も「全力でまい進したい」と誓いを立てていた。
4月からEテレ『きょうの料理』(月〜木 後9:00〜9:25)を担当することになった柘植恵水アナ(現・名古屋放送局)の“付き添い”として、17年目の後藤繁榮アナが登場。1957年(昭和32年)11月にスタートした同番組は、今秋、放送60年目に突入する。
後藤アナは、後輩の高瀬アナが『ニュース7』を「老舗中の老舗」と言っていたことを受けて、「『きょうの料理』はNHKの番組の中で『のど自慢』に次ぐ長寿番組、まさに老舗でございます」と丁寧な言葉遣いで対抗心を露わにし、笑いを誘った。そして、後藤アナといえば、ダジャレ。「きょうの料理 LINE公式アカウントに入っていただくと、私がダジャレでお出迎えいたします。ぜひその辺もお楽しみいただければと思います」と満面の笑みを浮かべながらアピールしていた。
ラジオ第1で4月から平日午後のワイド帯番組『午後のまりやーじゅ』の後継番組『ごごラジ!』(月〜金 後1:05〜4:55)を担当する神門光太朗アナは「1行でもいいからラジオのことも書いて」と自虐的な発言で会見を盛り上げた。「高瀬アナウンサーがテレビは一家だんらん、家族団らんのメディアと話していましたが…」と、神門アナにとっては“先輩”の揚げ足を取り、「ラジオというのは孤独のメディアなんです」と熱弁。ラジオ番組を担当したくてNHKに入ったというほど、ラジオ好きの神門アナは「独りぼっちで部屋に閉じこもって、イヤホンか何かつけて、笑いを押し殺してニヤっと笑うという。私も30年来のラジオマニアですけど、そうやって生きてきました。ニヤニヤしてもらえるような番組を、ニヤニヤしながらしゃべりたいと思います」と意気込みを語っていた。
新番組『ニュースチェック11』(月〜金 後11:15〜11:55)を担当する有馬嘉男キャスターは、アナウンサー室ではなく報道局の所属ということで「11時のニュースを見れば、きょう一日がほぼ分かるというニュース番組を目指したいと思っています。40分間の番組なんですけれども、40分間で40本のニュースを紹介しようと、そういう意気込みでやっていきたいと思っています」とコメントも硬度100%。一緒に番組を担当する桑子真帆アナに「眉間にしわをよせてテレビを見るのも疲れるよと思うんですね、まず私たちがちょっと力を抜いて、気楽にいろんなニュースをお届けしたい」とやんわりフォローされていた。
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2016/02/03