昨年11月30日に多臓器不全のため亡くなった水木しげるさん(享年・93)の『お別れの会』が東京・青山葬儀所で行われる1月31日、会に先立ち、妻の布枝さん、発起人代表の作家・荒俣宏氏、発起人の作家・京極夏彦氏が故人への思いを語った。
水木さんの短編漫画『丸い輪の世界』をイメージした祭壇には、ユリ、ストレチア、ダリアなどの花で彩られ、2010年に生誕88年を記念して出版された『屁のような人生』(角川書店)の口絵写真が遺影として使用された。戒名は「大満院釋導茂(だいまんいんしゃくどうも)」。
布枝さんは「夫は自然体だった。一生懸命に生きてきて、今日までひたすら努力して作品にかける意気込みはすごかった」と生前の水木さんの様子を明かし「(結婚生活は)本当に楽しかったです。みんないい思い出です。53年間ありがとうございました」と涙ながらに話していた。
水木さんは1922年、鳥取県境港市生まれ。太平洋戦争時、激戦地であるラバウルに出征、爆撃を受け左腕を失うも復員後紙芝居画家となり、その後、貸本漫画家に転向。代表作に『河童の三平』『悪魔くん』など。1991年に紫綬褒章、2003年に旭日小綬章などを受章。2010年には文化功労者にも選ばれている。
水木さんの短編漫画『丸い輪の世界』をイメージした祭壇には、ユリ、ストレチア、ダリアなどの花で彩られ、2010年に生誕88年を記念して出版された『屁のような人生』(角川書店)の口絵写真が遺影として使用された。戒名は「大満院釋導茂(だいまんいんしゃくどうも)」。
布枝さんは「夫は自然体だった。一生懸命に生きてきて、今日までひたすら努力して作品にかける意気込みはすごかった」と生前の水木さんの様子を明かし「(結婚生活は)本当に楽しかったです。みんないい思い出です。53年間ありがとうございました」と涙ながらに話していた。
水木さんは1922年、鳥取県境港市生まれ。太平洋戦争時、激戦地であるラバウルに出征、爆撃を受け左腕を失うも復員後紙芝居画家となり、その後、貸本漫画家に転向。代表作に『河童の三平』『悪魔くん』など。1991年に紫綬褒章、2003年に旭日小綬章などを受章。2010年には文化功労者にも選ばれている。
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2016/01/31