昨年8月に人気アイドルグループ・SKE48を卒業し、本格的に女優業へシフトした松井玲奈。1月スタートのフジテレビ系連続ドラマ『フラジャイル』(毎週水曜 後10:00)をはじめ、『ニーチェ先生』(Hulu先行配信、日本テレビほか)、3月スタートの『初恋芸人』(NHK・BSプレミアム)と話題作に出演する。順調そうに見える再出発。松井自身はどう思っているか聞いてみると、「言葉としては強く聞こえてしまうかもしれませんが、生き残りたいとずっと思っていて。生き残れるように頑張って2017年につなげていきたい」と胸に秘めていた闘志を口にして、「恥ずかしい」と照れ笑いした。
「夏の時点ではまったく、本当に何も決まっていなかった中で、卒業してから日が経つにつれて新しい仕事のお話を次々といただいて。ありがたいという気持ちと、どうして自分に?と思う気持ちもある中、どうしても自分がやりたいと思っていたことにいま挑戦させてもらっている。いろんな作品に参加して、いろんな方々とお芝居を共にさせてもらって、これがもっともっとつながっていくように。チャンスをいただいているいまこそ頑張りたい」。
『フラジャイル』への出演決定は、松井にとって何よりうれしいサプライズだった。「これまでにもドラマに出演させてもらったことはありましたが、放送していない地域もあって、観られないという方もいらしたので、地上波で全国放送されるドラマに出演できるのは素直にうれしかったです。経験したことがない現場で、新しいことに挑戦できることが楽しみでした」。
同ドラマは、『アフタヌーン』(講談社)で連載中の同名漫画が原作(既刊4巻、以下続刊)。長瀬智也(TOKIO)が「強烈な変人だが、極めて優秀」と周囲が評する偏屈な天才病理医・岸京一郎に扮し、“正しい診断”によって患者の命を救う、いままでにない新しい医療エンターテインメントを見せる。
松井が演じるのは製薬会社で営業をしている火箱(ひばこ)直美。原作漫画のキャラクターがボブヘアだったことから、松井は髪を15センチも切って役作り。「切ったのは12月のはじめ。衣装合わせの時に『髪を切ってほしい』と言われ、それに対する抵抗もなく、むしろ新しい自分になれるような気がしました。印象がガラッと変わったね、と言われてすごくうれしく思っています」。
あす27日放送の第3話から登場する火箱は、抗がん剤の新薬「JS1」の効果を信じて疑わず、認可実現のためなら手段を選ばない野心家で、色仕掛けで協力者を得ようする一面もある。
「小悪魔というより、仕事のために自分にできることは何でもしようと思っている子。『苦しむ患者や悲しむ遺族を一人でも多く助けたい』という信念を持って、色仕掛けでもなんでもやっているんだということが伝わるお芝居ができたらいいなと、思って自分なりにイメージを膨らませながら演じています」。
役衣装のまま撮影の合間に取材に応じた松井は、現場で起こるすべてを楽しんでいる様子だった。
「夏の時点ではまったく、本当に何も決まっていなかった中で、卒業してから日が経つにつれて新しい仕事のお話を次々といただいて。ありがたいという気持ちと、どうして自分に?と思う気持ちもある中、どうしても自分がやりたいと思っていたことにいま挑戦させてもらっている。いろんな作品に参加して、いろんな方々とお芝居を共にさせてもらって、これがもっともっとつながっていくように。チャンスをいただいているいまこそ頑張りたい」。
『フラジャイル』への出演決定は、松井にとって何よりうれしいサプライズだった。「これまでにもドラマに出演させてもらったことはありましたが、放送していない地域もあって、観られないという方もいらしたので、地上波で全国放送されるドラマに出演できるのは素直にうれしかったです。経験したことがない現場で、新しいことに挑戦できることが楽しみでした」。
同ドラマは、『アフタヌーン』(講談社)で連載中の同名漫画が原作(既刊4巻、以下続刊)。長瀬智也(TOKIO)が「強烈な変人だが、極めて優秀」と周囲が評する偏屈な天才病理医・岸京一郎に扮し、“正しい診断”によって患者の命を救う、いままでにない新しい医療エンターテインメントを見せる。
松井が演じるのは製薬会社で営業をしている火箱(ひばこ)直美。原作漫画のキャラクターがボブヘアだったことから、松井は髪を15センチも切って役作り。「切ったのは12月のはじめ。衣装合わせの時に『髪を切ってほしい』と言われ、それに対する抵抗もなく、むしろ新しい自分になれるような気がしました。印象がガラッと変わったね、と言われてすごくうれしく思っています」。
あす27日放送の第3話から登場する火箱は、抗がん剤の新薬「JS1」の効果を信じて疑わず、認可実現のためなら手段を選ばない野心家で、色仕掛けで協力者を得ようする一面もある。
「小悪魔というより、仕事のために自分にできることは何でもしようと思っている子。『苦しむ患者や悲しむ遺族を一人でも多く助けたい』という信念を持って、色仕掛けでもなんでもやっているんだということが伝わるお芝居ができたらいいなと、思って自分なりにイメージを膨らませながら演じています」。
役衣装のまま撮影の合間に取材に応じた松井は、現場で起こるすべてを楽しんでいる様子だった。
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2016/01/26