俳優のムロツヨシが主演するTBSのドラマ『悪党たちは千里を走る』(20日スタート、後11:53)の原作者、貫井徳郎氏がこのほど、横浜市内にある緑山スタジオの撮影現場を訪問した。たまたまムロの衣装が黄色のカーディガンで、貫井氏も同色のセーターを着ていたことから、スタッフは「イエローブラザーズ」と歓迎。貫井氏は「ムロさんは自分のイメージどおり。ぴったりの俳優さんに演じていただき、よかったです。みごとなキャスティングに感心しました」と納得顔だった。
この日、スタジオにはムロが演じる主人公・高杉篤郎が暮らすマンションのセットが組まれており、貫井氏は美術スタッフのこだわり満載の小道具で飾られたセットに感心しきり。「自分の頭の中にしかなかった登場人物の部屋が、ドラマのために実際に作られた様子を見るのは興味深いです。イスの下にまで目配りした品物が置かれ、スタッフのこだわりを感じました」。
同作は、制作会社でディレクターをしていた高杉篤郎(ムロ)、アシスタントディレクターの園部優斗(山崎育三郎)、謎のアラサー女子・三上菜摘(黒川芽以)が、謎の天才犯罪者によって誘拐事件の“犯人”に仕立てあげられてしまい、黒幕の指示に従いながらも、同時にその正体に迫っていく新感覚のユーモラスサスペンス。
貫井氏は「2005年に発表したものなので、このタイミングでドラマ化の提案をもらい驚きました。少し前のものですがいまでも通用するのだとわかって、うれしかったです。第一話の台本は、小説とはまったく違った印象で楽しめました。小説と映像は個性の違う媒体なので、ドラマをよりよいものにするためには、内容を変えていただいてもいいと思います」と脚色に理解を示している。
この日、スタジオにはムロが演じる主人公・高杉篤郎が暮らすマンションのセットが組まれており、貫井氏は美術スタッフのこだわり満載の小道具で飾られたセットに感心しきり。「自分の頭の中にしかなかった登場人物の部屋が、ドラマのために実際に作られた様子を見るのは興味深いです。イスの下にまで目配りした品物が置かれ、スタッフのこだわりを感じました」。
同作は、制作会社でディレクターをしていた高杉篤郎(ムロ)、アシスタントディレクターの園部優斗(山崎育三郎)、謎のアラサー女子・三上菜摘(黒川芽以)が、謎の天才犯罪者によって誘拐事件の“犯人”に仕立てあげられてしまい、黒幕の指示に従いながらも、同時にその正体に迫っていく新感覚のユーモラスサスペンス。
貫井氏は「2005年に発表したものなので、このタイミングでドラマ化の提案をもらい驚きました。少し前のものですがいまでも通用するのだとわかって、うれしかったです。第一話の台本は、小説とはまったく違った印象で楽しめました。小説と映像は個性の違う媒体なので、ドラマをよりよいものにするためには、内容を変えていただいてもいいと思います」と脚色に理解を示している。
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2016/01/08