俳優・本木雅弘の主演映画『永い言い訳』(2016年秋公開)が昨年12月27日、クランクアップを迎えた。7年ぶりの映画主演となる同作で、妻を突然のバス事故で失った作家・衣笠幸夫を演じた本木は「夏編が終ったあとに監督から、『最後の冬編では、毒が抜け、新たに建て直す場所に立つ、更地の少年のような幸夫を見せてほしい』と言われまして、8キロほど痩せました」と減量していたことを明かしている。
本木は、減量をきっかけに「同時に気持ちもどこか軽く自由になって、ようやく幸夫と同化できたような気になりました。って遅いかあー…」と自らツッコミを入れつつ、「完成の暁には、この『お作品』を通じて『ささやかな共感』が世に拡がることを願っています」とアピールした。
同作は、『ゆれる』『ディア・ドクター』『夢売るふたり』の西川美和監督が、直木賞候補となった自らの書き下ろし小説を映画化し、人と人の“別れと出会い”を鋭くも優しい眼差しで描いた感動作。主人公の幸夫を本木が演じるほか、竹原ピストル、堀内敬子、深津絵里、子役の藤田健心、白鳥玉季らが出演する。
突然のバス事故で長年連れ添った妻・夏子を失い、独りになった人気作家の津村啓こと衣笠幸夫。冷め切った仲だった妻の死に涙すら流すことができない彼が出会ったのは、同じ事故で最愛の母を失った幼い兄妹とトラック運転手の父親。ふとした思い付きから兄妹の世話をすることになった幸夫は、これまで感じたことのない生きがいを手にし、幸福に満たされていくのだが…。
都内のカフェで行われた最後の撮影は、重要なラストシーン。本木、竹原、藤田、白鳥のメインキャストが集結し、ラストカットで監督の「OK!」の声がかかったあと、スタッフ、キャストは撮影の苦労をねぎらいあいながら、大きく成長した子役たちの様子にも目を細めていた。
撮影を終えた西川監督は「ずっと長い時間をかけて丁寧に撮影することで、子どもたちもどんどん大きくなっていくし、キャストやスタッフの変化を受けて撮影していくことが当たり前になった気がします。今はなかなかここで終わる感覚がなく、この作品がずっと続いて行って、子どもたちの成長や本木さんの変化やこの物語の続きを自分が撮っていくのではと錯覚するほどですが、終止符があるから映画はいいものになるのだと思っています」とコメントを寄せている。
本木は、減量をきっかけに「同時に気持ちもどこか軽く自由になって、ようやく幸夫と同化できたような気になりました。って遅いかあー…」と自らツッコミを入れつつ、「完成の暁には、この『お作品』を通じて『ささやかな共感』が世に拡がることを願っています」とアピールした。
同作は、『ゆれる』『ディア・ドクター』『夢売るふたり』の西川美和監督が、直木賞候補となった自らの書き下ろし小説を映画化し、人と人の“別れと出会い”を鋭くも優しい眼差しで描いた感動作。主人公の幸夫を本木が演じるほか、竹原ピストル、堀内敬子、深津絵里、子役の藤田健心、白鳥玉季らが出演する。
突然のバス事故で長年連れ添った妻・夏子を失い、独りになった人気作家の津村啓こと衣笠幸夫。冷め切った仲だった妻の死に涙すら流すことができない彼が出会ったのは、同じ事故で最愛の母を失った幼い兄妹とトラック運転手の父親。ふとした思い付きから兄妹の世話をすることになった幸夫は、これまで感じたことのない生きがいを手にし、幸福に満たされていくのだが…。
都内のカフェで行われた最後の撮影は、重要なラストシーン。本木、竹原、藤田、白鳥のメインキャストが集結し、ラストカットで監督の「OK!」の声がかかったあと、スタッフ、キャストは撮影の苦労をねぎらいあいながら、大きく成長した子役たちの様子にも目を細めていた。
撮影を終えた西川監督は「ずっと長い時間をかけて丁寧に撮影することで、子どもたちもどんどん大きくなっていくし、キャストやスタッフの変化を受けて撮影していくことが当たり前になった気がします。今はなかなかここで終わる感覚がなく、この作品がずっと続いて行って、子どもたちの成長や本木さんの変化やこの物語の続きを自分が撮っていくのではと錯覚するほどですが、終止符があるから映画はいいものになるのだと思っています」とコメントを寄せている。
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2016/01/08