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ブレイク必至の新ドロイド「BB-8」誕生秘話

 18日に世界同時公開される人気映画シリーズの最新作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(日本では同日午後6時30分全国一斉公開)。大ヒットしそうなムードが高まる中、ブレイク必至のキャラクターがいる。ボール型のドロイド(人工知能を備えた自律機械)、BB-8だ。

ブレイク必至! 新ドロイド、BB-8 (C)ORICON NewS inc.

ブレイク必至! 新ドロイド、BB-8 (C)ORICON NewS inc.

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 予告編の映像で見せる、猛スピードでボールを回転させて懸命に走り回る姿があまりにも健気で、心を奪われる人が続出中。すでに商品化もされ、世界中で反響を呼んでいる。しかも、かわいいだけでなく、物語のカギを握る存在でもあるようだ。

 そんなBB-8の誕生について、J.J.エイブラムス監督は次のように語っている。

 「『スター・ウォーズ』の世界観をヴィジュアル面で構築したコンセプトアーティストのラルフ・マクォーリーは、線や円、三角などの基本的な図形で、シンプルでも印象に残るものを作り上げる天才でした。彼がもし生きていたら、どんなデザインをするだろうか?と考え、僕は円と半円を描いたんだ。それにニール・スキャランが命を吹き込んでくれた」。

 ラルフ・マクォーリー氏は2012年に82歳で亡くなっている。1作目の『スター・ウォーズ』を監督したジョージ・ルーカス氏から銀河宇宙の視覚化を託されたのが、マクォーリー氏だった。おなじみのダース・ベイダーやストームトルーパー、C-3POとR2-D2などの人気キャラクターは皆、マフォーリー氏が描いたコンセプトアートから生まれた。

 そして、『フォースの覚醒』でクリーチャー・チームを率いたのが、『ベイブ』でアカデミー賞視覚効果賞を受賞したニール・スキャラン氏だった。人間の出演者たちと同じくらいリアルな存在に創り上げることに心血を注ぎ、そっぽを向いたり、二度見したりといったしぐさはもちろん、豊かな感情表現までできる、斬新なドロイドを完成させた。

 また、その名前の由来は、「BB-8」という音が擬音語のようであることや、姿形が「8」や「B」でできているように見えることから思いついたという。

 先日の来日プロモーションにもJ.J.エイブラムス監督やデイジー・リドリーらに“同行”し、フォトジェニックな存在として注目を集めた。

 「BB-8は子犬みたいなんだ」とJ.J.エイブラムス監督。「R2-D2とはちょっと違って文句は言わず、任務に熱心で役に立ちたいという気持ちが強い純粋なキャラクターなんだ。パーソナリティをしっかり出せたから、本当に生きていると信じてしまいそうになるよ」。

 劇中ではどんな活躍を見せてくれるのか。

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  • ブレイク必至! 新ドロイド、BB-8 (C)ORICON NewS inc.
  • 全速力のBB-8(C)2015Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved
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