歌手・手嶌葵が昨年7月に発売したアルバムの収録曲「明日への手紙」が、有村架純・高良健吾主演のフジテレビ系新月9ドラマ『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』(来年1月18日スタート)の主題歌に決定したことが13日、わかった。
同ドラマは、東京の片隅で自分の抱える困難にしばられながらも必死でもがき、前向きに生きようとする若者たちの恋を描くラブストーリー。脚本は『東京ラブストーリー』『mother』『最高の離婚』などのヒット作を送り出してきた坂元裕二氏が手がけ、キャストには有村、高良、高畑充希、西島隆弘、森川葵、坂口健太郎ら旬な顔ぶれがそろう。
村瀬健プロデューサーは「人から見たら過酷すぎる境遇にありながら、決して暗くならずに明るく前向きに生きてきたことで、練(高良)という運命的な相手と出会うことになる主人公・音(有村)の心情を『歌』という形で表現できるのは手嶌さんの声以外にないと思いました」と起用理由を説明。「手嶌さんの歌声は、今の日本で最も“せつない声”。手嶌さんのあの『声』こそが、このドラマの世界には必要だと思った」と言う。
昨年7月に発売された手嶌のアルバム『Ren’dez-vous』を聴いた村瀬氏は、「元気でいますか。大事な人はできましたか。いつか夢は叶いますか。この道の先で」という歌い出しから始まる「明日への手紙」に惹かれ、「この曲の描く世界は、まさにドラマの世界そのもの」とすぐさま主題歌にとオファー。快諾した手嶌サイドは「そういうことであれば、もう一度この曲を作り直しましょう」と提案し、ドラマ版の新バージョンを制作することが決定した。
新バージョンのトータルプロデュースは、蔦谷好位置氏が担当。村瀬氏からの「都会のアスファルトに咲く一輪の花のようなイメージに」というオーダーに応え、シンプルかつ感動的なアレンジを施した。手嶌は台本を読み、ドラマの内容に合わせ「二十歳くらいの頃を思い出しながら」レコーディングに臨んだという。
主演の有村は「こんなにストレートに作品と合致する歌があるなんて…と、すごくすごく驚きました。そして何より、作品の中で生きる人たちの気持ちが歌詞で表されていて本当に心がしめつけられるような思いでした。手嶌さんの歌声はきっとこのドラマをより切なく、より愛おしくしてくださると思います」と感激。高良も「聴いた瞬間、本当に鳥肌が立ちました。ドラマの最後に手嶌葵さんのすてきな声が流れてくるイメージが浮かんで、ぴったりだと思いました」と太鼓判を押した。
ジブリ映画『ゲド戦記』(2006年)の主題歌およびヒロイン・テルーの声優としてデビューし、来年10周年を迎える手嶌は「昨年リリースしたアルバムに収録されていた私自身にとっても大事な曲でしたので、今回ドラマの主題歌に選んでいただけたことで、また多くの方々に聴いていただける機会になることをうれしく思っています。ドラマを見てくださる方々に優しく寄り添えればいいなと思っています」と期待を込めた。
新バージョンの「明日への手紙」は来年2月10日にシングル化される。
■主題歌に関するコメント
▽有村架純
「こんなにストレートに作品と合致する歌があるなんて…とすごくすごく驚きました。そして何より、作品の中で生きる人たちの気持ちが歌詞で表されていて本当に心がしめつけられるような思いでした。手嶌さんの歌声はきっとこのドラマをより切なく、より愛おしくしてくださると思います。壊れないように大切に大切にしたくなります。私はこの歌が大好きです。作品を観てくださる方々にこの歌の想い、ドラマの想いが届きますよう心から願っています」
▽高良健吾
「聴いた瞬間、本当に鳥肌が立ちました。もともとあった曲だと聞いて、ドラマの最後に手嶌葵さんのすてきな声が流れてくるイメージが浮かんで、ぴったりだと思いました。一生懸命に生きている方々が東京にもたくさんいるはず。うまくいかなくても東京に生きていて、自分に何もないと腐ってしまいそうになってる人物もこのドラマには出てきます。そんな役を通して視聴者の皆さんに届けられるものがたくさんあるはずと信じています。ドラマの登場人物それぞれが抱えている過去や今が描かれたあとに、最後に手嶌さんの主題歌が癒やしてくれることになると思います」
▽手嶌葵
「昨年リリースしたアルバムに収録されていた私自身にとっても大事な曲でしたので、今回ドラマの主題歌に選んでいただけたことで、また多くの方々に聴いていただける機会になることをうれしく思っています。ドラマを見てくださる方々に優しく寄り添えればいいなと思っています」
同ドラマは、東京の片隅で自分の抱える困難にしばられながらも必死でもがき、前向きに生きようとする若者たちの恋を描くラブストーリー。脚本は『東京ラブストーリー』『mother』『最高の離婚』などのヒット作を送り出してきた坂元裕二氏が手がけ、キャストには有村、高良、高畑充希、西島隆弘、森川葵、坂口健太郎ら旬な顔ぶれがそろう。
村瀬健プロデューサーは「人から見たら過酷すぎる境遇にありながら、決して暗くならずに明るく前向きに生きてきたことで、練(高良)という運命的な相手と出会うことになる主人公・音(有村)の心情を『歌』という形で表現できるのは手嶌さんの声以外にないと思いました」と起用理由を説明。「手嶌さんの歌声は、今の日本で最も“せつない声”。手嶌さんのあの『声』こそが、このドラマの世界には必要だと思った」と言う。
昨年7月に発売された手嶌のアルバム『Ren’dez-vous』を聴いた村瀬氏は、「元気でいますか。大事な人はできましたか。いつか夢は叶いますか。この道の先で」という歌い出しから始まる「明日への手紙」に惹かれ、「この曲の描く世界は、まさにドラマの世界そのもの」とすぐさま主題歌にとオファー。快諾した手嶌サイドは「そういうことであれば、もう一度この曲を作り直しましょう」と提案し、ドラマ版の新バージョンを制作することが決定した。
新バージョンのトータルプロデュースは、蔦谷好位置氏が担当。村瀬氏からの「都会のアスファルトに咲く一輪の花のようなイメージに」というオーダーに応え、シンプルかつ感動的なアレンジを施した。手嶌は台本を読み、ドラマの内容に合わせ「二十歳くらいの頃を思い出しながら」レコーディングに臨んだという。
主演の有村は「こんなにストレートに作品と合致する歌があるなんて…と、すごくすごく驚きました。そして何より、作品の中で生きる人たちの気持ちが歌詞で表されていて本当に心がしめつけられるような思いでした。手嶌さんの歌声はきっとこのドラマをより切なく、より愛おしくしてくださると思います」と感激。高良も「聴いた瞬間、本当に鳥肌が立ちました。ドラマの最後に手嶌葵さんのすてきな声が流れてくるイメージが浮かんで、ぴったりだと思いました」と太鼓判を押した。
ジブリ映画『ゲド戦記』(2006年)の主題歌およびヒロイン・テルーの声優としてデビューし、来年10周年を迎える手嶌は「昨年リリースしたアルバムに収録されていた私自身にとっても大事な曲でしたので、今回ドラマの主題歌に選んでいただけたことで、また多くの方々に聴いていただける機会になることをうれしく思っています。ドラマを見てくださる方々に優しく寄り添えればいいなと思っています」と期待を込めた。
新バージョンの「明日への手紙」は来年2月10日にシングル化される。
■主題歌に関するコメント
▽有村架純
「こんなにストレートに作品と合致する歌があるなんて…とすごくすごく驚きました。そして何より、作品の中で生きる人たちの気持ちが歌詞で表されていて本当に心がしめつけられるような思いでした。手嶌さんの歌声はきっとこのドラマをより切なく、より愛おしくしてくださると思います。壊れないように大切に大切にしたくなります。私はこの歌が大好きです。作品を観てくださる方々にこの歌の想い、ドラマの想いが届きますよう心から願っています」
▽高良健吾
「聴いた瞬間、本当に鳥肌が立ちました。もともとあった曲だと聞いて、ドラマの最後に手嶌葵さんのすてきな声が流れてくるイメージが浮かんで、ぴったりだと思いました。一生懸命に生きている方々が東京にもたくさんいるはず。うまくいかなくても東京に生きていて、自分に何もないと腐ってしまいそうになってる人物もこのドラマには出てきます。そんな役を通して視聴者の皆さんに届けられるものがたくさんあるはずと信じています。ドラマの登場人物それぞれが抱えている過去や今が描かれたあとに、最後に手嶌さんの主題歌が癒やしてくれることになると思います」
▽手嶌葵
「昨年リリースしたアルバムに収録されていた私自身にとっても大事な曲でしたので、今回ドラマの主題歌に選んでいただけたことで、また多くの方々に聴いていただける機会になることをうれしく思っています。ドラマを見てくださる方々に優しく寄り添えればいいなと思っています」
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2015/12/14