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土屋太鳳、『僕だけがいない街』でアニメ声優初挑戦 満島真之介と“2人1役”

 女優の土屋太鳳(20)、俳優の満島真之介(26)が、来年1月より放送されるアニメ『僕だけがいない街』でアニメ声優に初挑戦することが3日、わかった。2人が演じるのは主人公・藤沼悟で、土屋が10歳の悟、満島は29歳の悟を演じ、2人1役となる。土屋は「今は二次元の世界で生きる悟を追いかけようと必死。背中はあまりにも遠く、焦るばかり。ですが、悟のように全力で、あきらめず食らいついていきたい」と意気込み、満島は「声だけで表現する世界にとても興味があるので、ワクワクしています。心に響く作品を届けたい」とコメントを寄せた。

アニメ『僕だけがいない街』で主人公を演じる(左から)土屋太鳳、満島真之介 (C)2016 三部けい/KADOKAWA/アニメ「僕街」製作委員会

アニメ『僕だけがいない街』で主人公を演じる(左から)土屋太鳳、満島真之介 (C)2016 三部けい/KADOKAWA/アニメ「僕街」製作委員会

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 2人の起用は伊藤智彦監督によるアイデア。単なるアニメ化だけでなく、よりリアルな作品にしてくためオーディションを重ねた結果、少年らしい声の土屋、落ち着きながらもどこか影を感じさせる満島の声が、世界観にマッチ。伊藤監督は「藤沼悟という役はヒーローではなく、抜けたところのある役。そういう演技ができる方を探して、お二人の名前にたどり着いた」としており、声優初挑戦ながらも、2人に白羽の矢が立った。

 同作は、主人公の悟が、自分だけが時間を巻き戻る“再上映(リバイバル)”で過去に戻り、小学校時代に発生した誘拐殺人事件の犯人を暴こうと奮闘する物語。

 原作は2012年より『ヤングエース』(KADOKAWA)で連載を開始した三部けい氏による同名漫画で、コミックス累計発行部数は167万部を超える話題作。来年には藤原竜也(33)、有村架純(22)らが出演する実写映画も公開される。

 そのほかのキャストも発表され、悟の小学校時代の同級生・雛月加代役に悠木碧、ケンヤ役に大地葉ヒロミ役に鬼頭明里、オサム役に七瀬彩夏、カズ役に菊池幸利、悟の家の近所に住む青年・白鳥潤役に水島大宙が決定。また、29歳の悟とアルバイト先で出会う少女・片桐愛梨役を赤崎千夏、悟の母親・佐知子役を高山みなみ、小学校時代の担任・八代学役を宮本充がそれぞれ演じる。

 アニメ『僕だけがいない街』はフジテレビの深夜アニメ枠「ノイタミナ」で来年1月7日より放送開始。アニメーション制作はA-1 Picturesが担当する。

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  • アニメ『僕だけがいない街』で主人公を演じる(左から)土屋太鳳、満島真之介 (C)2016 三部けい/KADOKAWA/アニメ「僕街」製作委員会
  • 土屋太鳳が演じる「10歳の藤沼悟」 (C)2016 三部けい/KADOKAWA/アニメ「僕街」製作委員会
  • 満島真之介が演じる「29歳の藤沼悟」 (C)2016 三部けい/KADOKAWA/アニメ「僕街」製作委員会

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