俳優の石丸幹二がテレビ東京系新春時代劇『信長燃ゆ』(来年1月2日放送 時間未定)で戦国時代劇に初挑戦することが11日、わかった。東山紀之が演じる織田信長を裏切り、本能寺の変を起こす明智光秀役を演じる。
信長を語る上で欠かすことができない人物の一人、光秀。2007年に劇団四季を退団してから、舞台や音楽活動に加え、映像作品へ出演が増えている石丸だが、「戦国時代については、これまで小説を読むばかりで演じる機会がなかった」という。
本作では、信長が掲げる未来への展望に共鳴する一方、朝廷や神仏に対する畏敬の念も強い光秀が、信長の既成秩序の破壊や容赦ない殺りくに徐々に疑問と恐れを抱いていく過程が描かれる。
石丸は「明智光秀はどういう思いで本能寺の変を起こしたのか。諸説ありますが、今回の描かれ方はすごく好きです。明智は耐えに耐え、迷いに迷った挙句に行動を起こしている…。男としてその生き様に共感するものがありました。この役と巡り合えてよかったと思っています」とコメント。
NHK大河ドラマ『花燃ゆ』など時代劇の出演経験はあるが、京都・太秦の東映京都撮影所での撮影も初めてのことで「少し緊張しつつ入りましたが、スタッフの皆さんが本当に温かく迎えてくださいました。また、撮影の現場も緊張感のなかに落ち着きがあり、新たな環境での毎日が楽しみになりました」と意気込んでいる。
物語のもう一人のキーパーソン、信長の天下統一を阻む朝廷の要人・近衛前久役で寺尾聰の出演も明らかになった。五摂関家筆頭の地位にあり、豊臣秀吉や光秀の思いを利用し、本能寺の変の黒幕として暗躍する人物。
寺尾は「まだまだ現場は始まったばかりで、これから東山くんとの共演シーンが本格的に始まるので、楽しみです。東山くんのスマートで端正な顔立ちは、自分よりよっぽどお公家が似合うと思っています(笑)。公家の近衛前久を演じる俺の方が、武者の間から拾ってきたみたいな感じで。その対比が面白いです」と撮影が待ちきれない様子だった。
テレビ東京では、1979(昭和54)年から毎年1月2日に大作時代劇を放送してきた。38作品目となる『信長燃ゆ』は、直木賞受賞作家・安部龍太郎氏の同名小説が原作。天下統一を志した織田信長を、朝廷との対立という視点で描く。
信長を語る上で欠かすことができない人物の一人、光秀。2007年に劇団四季を退団してから、舞台や音楽活動に加え、映像作品へ出演が増えている石丸だが、「戦国時代については、これまで小説を読むばかりで演じる機会がなかった」という。
本作では、信長が掲げる未来への展望に共鳴する一方、朝廷や神仏に対する畏敬の念も強い光秀が、信長の既成秩序の破壊や容赦ない殺りくに徐々に疑問と恐れを抱いていく過程が描かれる。
石丸は「明智光秀はどういう思いで本能寺の変を起こしたのか。諸説ありますが、今回の描かれ方はすごく好きです。明智は耐えに耐え、迷いに迷った挙句に行動を起こしている…。男としてその生き様に共感するものがありました。この役と巡り合えてよかったと思っています」とコメント。
NHK大河ドラマ『花燃ゆ』など時代劇の出演経験はあるが、京都・太秦の東映京都撮影所での撮影も初めてのことで「少し緊張しつつ入りましたが、スタッフの皆さんが本当に温かく迎えてくださいました。また、撮影の現場も緊張感のなかに落ち着きがあり、新たな環境での毎日が楽しみになりました」と意気込んでいる。
物語のもう一人のキーパーソン、信長の天下統一を阻む朝廷の要人・近衛前久役で寺尾聰の出演も明らかになった。五摂関家筆頭の地位にあり、豊臣秀吉や光秀の思いを利用し、本能寺の変の黒幕として暗躍する人物。
寺尾は「まだまだ現場は始まったばかりで、これから東山くんとの共演シーンが本格的に始まるので、楽しみです。東山くんのスマートで端正な顔立ちは、自分よりよっぽどお公家が似合うと思っています(笑)。公家の近衛前久を演じる俺の方が、武者の間から拾ってきたみたいな感じで。その対比が面白いです」と撮影が待ちきれない様子だった。
テレビ東京では、1979(昭和54)年から毎年1月2日に大作時代劇を放送してきた。38作品目となる『信長燃ゆ』は、直木賞受賞作家・安部龍太郎氏の同名小説が原作。天下統一を志した織田信長を、朝廷との対立という視点で描く。
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2015/11/12