女優の尾野真千子が10月31日、都内で『第28回東京国際映画祭』クロージング作品『起終点駅 ターミナル』(11月7日公開)舞台あいさつに出席。尾野は、7月末にEXILEらが所属する芸能事務所「LDH」の専務を務める男性と結婚してから初めて公の場に登場。薬指に指輪はなかったが、「久しぶりにこんなにたくさんのフラッシュを浴びて、今とても緊張しております。とてもいい作品に出合えたこと、この作品でこの場に立てること、本当に幸せに思っています」と笑顔を見せた。
同作は、桜木紫乃氏の短編小説を映画化。判事だったころに体験した苦い出来事を引きずる55歳の弁護士が、孤独な25歳の女との出会いを経て再生していくさまを描く人間ドラマ。佐藤浩市が司法では罰せられない罪、誰にも裁いてもらうことのできない罪を抱えて生きる弁護士・鷲田完治を演じ、本田翼が鷲田と出会い、救われ、新たな人生に希望を見出していくヒロインを演じる。
尾野は本作の脚本を読んで「この映画には日本で失われつつあるものがある気がして、日本を代表する映画になる」と手応えを感じたといい、佐藤が演じた役柄について「1人の人を長い時間思う男性が世の中多いと思います。実際、私の周りでは多い」と語った。
メガホンをとった篠原哲雄監督は「日本映画は仕掛けの大きいものがウケると思いますが、この作品は王道のようなきめ細やかな感情を描いた。自身と照らせ合わせながら、自分の人生を振り返るきっかけになればうれしい」と作品に込めた思いを語った。
同作は、桜木紫乃氏の短編小説を映画化。判事だったころに体験した苦い出来事を引きずる55歳の弁護士が、孤独な25歳の女との出会いを経て再生していくさまを描く人間ドラマ。佐藤浩市が司法では罰せられない罪、誰にも裁いてもらうことのできない罪を抱えて生きる弁護士・鷲田完治を演じ、本田翼が鷲田と出会い、救われ、新たな人生に希望を見出していくヒロインを演じる。
尾野は本作の脚本を読んで「この映画には日本で失われつつあるものがある気がして、日本を代表する映画になる」と手応えを感じたといい、佐藤が演じた役柄について「1人の人を長い時間思う男性が世の中多いと思います。実際、私の周りでは多い」と語った。
メガホンをとった篠原哲雄監督は「日本映画は仕掛けの大きいものがウケると思いますが、この作品は王道のようなきめ細やかな感情を描いた。自身と照らせ合わせながら、自分の人生を振り返るきっかけになればうれしい」と作品に込めた思いを語った。
コメントする・見る
2015/10/31