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NMB48門脇佳奈子が卒業を発表 タレントへ転身「一歩外に出て頑張る」

 大阪・難波を拠点に活動するアイドルグループ・NMB48が22日、大阪城ホールで結成5周年記念ライブ『NMB48 5th Anniversary LIVE』の最終日を開催。アンコールの場面で、メンバーの門脇佳奈子(18)が同グループからの卒業を発表した。

NMB48卒業を発表した門脇佳奈子(左)。山本彩(右)は涙ぐみながら見守った (C)NMB48

NMB48卒業を発表した門脇佳奈子(左)。山本彩(右)は涙ぐみながら見守った (C)NMB48

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 ライブ序盤では、1期生が加入した当初の厳しいレッスン風景をスクリーンで放映。その後、1期生メンバーが登場し、山本彩(22)曰く「(NMBに)入った時に猛烈に練習した」という楽曲「Beginner」を披露。ライブ中盤では、山本がAKB楽曲で初めてセンターを担当した、NHK朝の連続テレビ小説『あさが来た』の主題歌「365日の紙飛行機」をファンの前で初めてギター弾き語りで歌唱した。

 大歓声に包まれる中、アンコール3曲目「なんでやねん、アイドル」を迎えた時に突然曲がストップ。メンバーと観客が動揺する中、門脇が「私、門脇佳奈子はNMB48を卒業します」と切り出した。「NMBにはダンスがしたくて入ったのですが、MCをやるうちに魅力にハマり“かわいい”より“おもしろい”って言われることがうれしくなりました」と話し「NMBがくれた“日本一のバラエティタレント”という夢を、一歩外に出て頑張ってみようと思います」とタレントへの転身を宣言した。

 卒業時期については「まだ決まってない」と口にした門脇に、ファンからは大きな「佳奈子」コール。感極まって目に涙をためながら「まだNMBでやり残したことがたくさんあるので、ひとつずつ達成していきたい」と最後まで全力疾走をすることを約束。涙ぐみながら話を聞いていた山本も「メンバーを見送る度にさみしいのですが、私たちはさみしささえも皆さんを幸せにするパワーに変えていきたいと思います」と誓っていた。

 2度目のアンコール終了後には、門脇ひとりが残って改めて「きょうは本当にありがとうございました」とあいさつ。「NMBで学んだバラエティで、絶対に日本一のバラエティタレントになったるで! これからもNMB48をよろしくお願いします」と深々と一礼して、会場を後にした。

 門脇はNMB48の1期生として2010年10月9日に加入。“かなきち”の愛称として親しまれ、昨年2月の大組閣でチームBIIへと異動。グループ随一の食いしん坊キャラや白間美瑠木下春奈との「おバカ3姉妹」としても人気を博してきた。

 同ライブでは、来年1月29日公開のドキュメンタリー映画『DOCUMENTARY of NMB48』の予告映像も公開された。

関連写真

  • NMB48卒業を発表した門脇佳奈子(左)。山本彩(右)は涙ぐみながら見守った (C)NMB48
  • 山本彩は「365日の紙飛行機」を歌唱した (C)NMB48

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