今季限りで現役引退した中日の山本昌投手（50）が21日、都内で行われた映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の30周年アニバーサリーイベントに出席。巨人の新監督に決定的と報じられてる高橋由伸外野手兼任コーチ（40）について自ら切り出すと「そうなると、セ・リーグの監督は僕より全員年下になる。ちょっと待ってくれと。時代の流れが早いんじゃないかと思いますね」と笑った。

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　来季のセ・リーグの監督は40歳の高橋選手以外にも、中日・谷繁元信（44）、広島・緒方孝市監督（46）、DeNAアレックス・ラミレス監督（41）、ヤクルト・真中満監督（44）、阪神・金本知憲氏（47）と40代ばかり。

　その事実に苦笑いした山本だが、報道陣から「監督業の方は？」と期待を寄せられると、「若い世代が頑張ってるので、僕も中日なり、球界のユニフォームを着れるように野球を勉強したい」と意欲をみせた。

　2015年10月21日は、1989年に公開された同シリーズPART2のなかで、主人公マーティとドクが30年後にタイム・トラベルをしたメモリアルデー。イベントでは、劇中でマーティらが未来に到着した16時29分ジャストに山本と、同席した元中日の山崎武司氏がデロリアンで走行した。

　球界きっての車好きで知られる二人。ハンドルを握った山崎氏は「思ったより乗りやすかった。映画のものが実現するなんて感激しますね」と感無量の様子で、山本も「あんだけ目立てるなら買いたいな〜」と笑顔で話した。