人気声優の浪川大輔が、プロモーションビデオ（PV）の監督＆脚本に初挑戦したことが19日、わかった。自身がゲスト声優として参加した劇場アニメ『映画クレヨンしんちゃん　オラの引越し物語　サボテン大襲撃』のBlu-ray＆DVDのPV及びテレビCMを制作。主演に“2代目こども店長”こと、加藤憲史郎を迎え、本編アニメに引けをとらない感動的な作品を作り上げた。

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　子役時代から声優として活躍する浪川は、『スター・ウォーズ』シリーズのアナキン・スカイウォーカーの吹き替えをしていたことでも知られる。2010年には監督デビュー作、映画『Wonderful World』を発表するなど、声優だけにとどまらず、役者、歌手、クリエイター、と幅広く活躍している。

　同映画は、4月18日に全国公開され興行収入22.8億円を突破し、22年ぶりに興行収入シリーズ歴代1位を記録したヒット作。浪川はゲスト声優として同シリーズに初参加した縁で、パッケージ商品のPVの監督をオファーされ、「しんちゃんらしく意表を突いたオファーだなぁと（笑）、一発でOKさせていただきました。しんちゃんの伝統を汚さないように、真剣に脚本を書かせていただきました」（浪川）。

　PVは、家で『しんちゃん』のBlu-rayを鑑賞する子どもたち3人が、グイグイと映画に引きこまれ、泣いて、笑って、絶叫し、ついにエンディングを迎えた時、子どもたちに異変が起きる、といったもの。

　「大人が観ても泣いてしまう『クレヨンしんちゃん』の映画。主演の憲史郎くんをはじめ、出演してもらったキャストの皆さんにも助けられ、映画の感動をお伝えできるものに仕上がったと思います。PVのトリックにも気付いていただけたらうれしいです」と手応えを語っている。

　2分のPVと15秒のテレビCM（×3話）は、20日よりバンダイビジュアル公式情報サイトほか、23日よりテレビ朝日系『クレヨンしんちゃん』の放送時にもオンエアされる。

　Blu-ray＆DVDは11月6日発売。

■バンダイビジュアル公式情報サイト「V-STORAGEonline」
http://v-storage.bandaivisual.co.jp/

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