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内田裕也、観客10数人で自虐「俺の人気がないのかもね」

 ロック歌手の内田裕也が16日、京都市内で開催中の『京都国際映画祭2015』で映画『エロティックな関係』(1992年公開)の舞台あいさつに出席。内田本人の口から撮影当時の秘話を聞けるチャンスとなっていたが、会場に駆けつけた観客は10数人ほどで「観客が少ないのは、俺の人気がないってことなのかもね」と自虐交じりにボヤいた。

映画『エロティックな関係』の舞台あいさつに出席した内田裕也 (C)ORICON NewS inc.

映画『エロティックな関係』の舞台あいさつに出席した内田裕也 (C)ORICON NewS inc.

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 それでも会場からは「裕也ー!」と“熱い”声援も飛んでいた。オールパリロケで撮影された同作には、ビートたけし、宮沢りえら豪華キャスト陣が出演。ファンの熱気に応えるように内田は「相当(お金)かかりましたね」と裏側を惜しげもなく告白。

 司会から「宮沢りえさんの当時の印象は?」と聞かれると「りえママが生意気でどうしようもなかった。俺も切れてね(文句を)言ったことはある。大体、俺はよく揉める。でも難くせをつけたことはない。それはおかしいぞと言っている」と、貴重な話に観客たちも聞き入っていた。

 最後に「気楽に観てください」と呼びかけた内田は、舞台あいさつ終了後に劇場後方の座席に腰を掛け、ファンと至近距離で同作を鑑賞した。

 同映画祭で内田は『内田裕也ロックンロールムービー2DAYS Vol.2』題して、きょう16日に『エロティックな関係』、あす17日に『魚からダイオキシン!!』の2作品を上映する。

 昨年『京都映画祭』からリニューアルし、今年で2回目の開催となる同映画際は「京都は、変や乱が好き▽(ハート)」をテーマに映画、アート、工芸、演芸などあらゆる分野で京都から世界に向けて発信する。よしもと祇園花月をメイン会場に、イオンシネマ京都桂川、京都市役所前広場、元・立誠小学校などで18日まで開催される。

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  • 映画『エロティックな関係』の舞台あいさつに出席した内田裕也 (C)ORICON NewS inc.
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