先月24日に胆管がんのため亡くなった女優・川島なお美さん(享年54)の告別式が2日、東京・青山葬儀所でしめやかに営まれた。生前、家族ぐるみでの親交が深く川島さんの“憧れ”の存在であったという女優・倍賞千恵子が涙ながらに弔辞を読み上げた。
「なお美ちゃん、あなたが突然いなくなってどう話していいのか…」と声をしぼり出すと「あなたが逝ってしまった夜、今までとは変わらない美しいあなたの顔を見て、頬に触り手を握ったあの夜からきょうまで、あなたは私のすぐそばにいるような気がしているよ」と呼びかけた。
出会った当初は「印象が違った」という倍賞。夫でパティシエの鎧塚俊彦氏とともに食事をした際を回想し「私のうちに来て、俊が酔ってしまって、その時のあなたは素晴らしかった。女優・川島なお美の本当の姿を見た気がしました。古風な日本女性がなお美さんの中に住んでいたのね…」とかみ締めた。
さらに昨夏、倍賞の北海道の実家に招いたことを振り返り「あの時、あなたは命のことを知っていたの? クローバーの上に(川島さんの愛犬である)シナモンとココと走り回って大の字になって『ああ、気持ちいい!』と叫んでいたあなた。本当に楽しそうで美しかった」と愛おしそうに話した。
最後に電話をしたときは「そんなに頑張らなくていい」と気遣う賠償に「千恵さん、だって私女優だから」と応じたという川島さん。「私が『じゃあ、頑張らないように頑張って』と言ったら『うん、わかった、女優だから頑張らないようにして頑張る』」。
「なお美ちゃんあなた本当にいなくなっちゃうのね…あなたは本当にキラキラしていた。あなたは最後まで命を使いきったのね。いつもなんでも一生懸命なあなたが、私は大好きだったよ。最後まで自分の意思を貫き最善の道を選んだ川島なお美に尊敬と感謝と限りない愛を込めて…」と偲んだ。
また、同じく弔辞を読んだ作家の林真理子氏は「こんな悲しい別れが、どうしてこんなに早くやってきたのでしょうか…」と公私ともに親交の深かった故人との別れを惜しみ、「最後にお約束します。あなたの最愛の人、鎧塚さんを決して孤独にはしません。私たち仲間が友情で支えます。だから安心してください」と涙声で天国の川島さんへ誓った。
そのほか、作家の林真理子氏、太田プロダクション・代表取締役社長の磯野太氏が弔辞、片岡鶴太郎の弔電を司会の徳光和夫が代読した。喪主は夫でパティシエの鎧塚氏が務めた。
「なお美ちゃん、あなたが突然いなくなってどう話していいのか…」と声をしぼり出すと「あなたが逝ってしまった夜、今までとは変わらない美しいあなたの顔を見て、頬に触り手を握ったあの夜からきょうまで、あなたは私のすぐそばにいるような気がしているよ」と呼びかけた。
出会った当初は「印象が違った」という倍賞。夫でパティシエの鎧塚俊彦氏とともに食事をした際を回想し「私のうちに来て、俊が酔ってしまって、その時のあなたは素晴らしかった。女優・川島なお美の本当の姿を見た気がしました。古風な日本女性がなお美さんの中に住んでいたのね…」とかみ締めた。
さらに昨夏、倍賞の北海道の実家に招いたことを振り返り「あの時、あなたは命のことを知っていたの? クローバーの上に(川島さんの愛犬である)シナモンとココと走り回って大の字になって『ああ、気持ちいい!』と叫んでいたあなた。本当に楽しそうで美しかった」と愛おしそうに話した。
最後に電話をしたときは「そんなに頑張らなくていい」と気遣う賠償に「千恵さん、だって私女優だから」と応じたという川島さん。「私が『じゃあ、頑張らないように頑張って』と言ったら『うん、わかった、女優だから頑張らないようにして頑張る』」。
「なお美ちゃんあなた本当にいなくなっちゃうのね…あなたは本当にキラキラしていた。あなたは最後まで命を使いきったのね。いつもなんでも一生懸命なあなたが、私は大好きだったよ。最後まで自分の意思を貫き最善の道を選んだ川島なお美に尊敬と感謝と限りない愛を込めて…」と偲んだ。
また、同じく弔辞を読んだ作家の林真理子氏は「こんな悲しい別れが、どうしてこんなに早くやってきたのでしょうか…」と公私ともに親交の深かった故人との別れを惜しみ、「最後にお約束します。あなたの最愛の人、鎧塚さんを決して孤独にはしません。私たち仲間が友情で支えます。だから安心してください」と涙声で天国の川島さんへ誓った。
そのほか、作家の林真理子氏、太田プロダクション・代表取締役社長の磯野太氏が弔辞、片岡鶴太郎の弔電を司会の徳光和夫が代読した。喪主は夫でパティシエの鎧塚氏が務めた。
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2015/10/02