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小林幸子のボカロソフト発売「楽しみであり、変な気持ち」

 歌手の小林幸子の声をもとにしたボーカロイドソフト『VOCALOID4 Library Sachiko』(ヤマハソフトウェア)が発売されることが23日、わかった。これまでボカロ曲のカバーをしてきた小林は、自分の声がボカロソフトに採用されことを「初音ミクになった気持ち」と喜んだ。

小林幸子の声をもとに開発した『VOCALOID4 Library Sachiko』

小林幸子の声をもとに開発した『VOCALOID4 Library Sachiko』

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 同ソフトは、小林の声で歌声制作が楽しめるだけでなく、小林のこれまでの歌唱データから「こぶし」や「しゃくり」などの特徴を徹底的に分析し、本人に近い歌いまわしを再現するプラグインを付属。さらに、「歌います!」「レッツゴー」など定番の掛け声から、「それでは!お手を拝借うううぅ!」「降臨!」といった特殊なものまで、曲中のアクセントに最適な本人による400種類以上のボイスマテリアルを収録する。

 自分の声でいろいろな曲が発表される心境を「私の知らないところで、私が歌ったことのない歌を、いろんな人のプロデュースで歌える。これはものすごく楽しみであり、変な気持ち」と声を弾ませ、「本人よりも、ボカロの方が好きって言われたら、寂しい」と笑顔で語った。

 製品キャラクターの「Sachiko」のデザインは、数多くの書籍、ゲームのイラストやキャラクターデザインを手がけるイラストレーター「碧風羽(みどりふう)」を起用。製品ロゴである「Sachiko」の文字は「小林幸子」の直筆が採用された。同ソフトのダウンロード版は27日17時より、パッケージ版は8月下旬の発売を予定している。

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